南久留米駅
南久留米駅 | |
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駅舎 | |
みなみくるめ Minami-Kurume | |
◄久留米高校前 (1.5 km) (1.9 km) 久留米大学前► | |
所在地 | 福岡県久留米市野中町1425 |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
所属路線 | 久大本線 |
キロ程 | 4.9 km(久留米起点) |
電報略号 | ルメ |
駅構造 | 地上駅(盛土上) |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
361人/日(降車客含まず) -2011年- |
開業年月日 | 1928年(昭和3年)12月24日[1] |
備考 | 業務委託駅 |
南久留米駅(みなみくるめえき)は、福岡県久留米市野中町にある、九州旅客鉄道(JR九州)久大本線の駅である。
歴史
- 1928年(昭和3年)12月24日 - 鉄道省(国有鉄道の駅として開業[1]。
- 1984年(昭和59年)2月15日 - 無人化(現在は業務委託駅となっている)。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承[1]。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅。駅舎から盛土上にあるホームへはトンネルを通って行く。駅舎は1928年(昭和3年)開業以来のものだが2001年に事務所部分が解体され、約半分の大きさになっている。
駅舎入り口部分の天井には六芒星の飾りが取り付けられている。詳細は定かではないが久留米にはかつて陸軍の部隊が数多く駐屯しており、軍で地図上に部隊配置を表記するときの記号として六芒星で旅団を表していたことがあったことから久留米の歩兵第24旅団を示していたのではないか、あるいは日本では古来六芒星が魔よけとして使われていたことから兵士たちの戦地からの生還を祈るまじないとして表記されたのではないか、等の意見がある[2]。前者の意見について、陸上自衛隊久留米駐屯地は「記号はあくまで地図に表記するものであって実際の建物に表記する意味がなく、また司令部ではなく駅に書く意味もない」として否定的な見解を述べている[2]。
JR九州鉄道営業が駅業務を行う業務委託駅で、マルスは無いがPOS端末が設置されている。
のりば
北向き(駅舎側) | ■久大本線(下り) | 日田・由布院方面 |
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南向き | ■久大本線(上り) | 久留米方面 |
利用状況
2011年度の1日平均乗車人員は361人である[3]。
駅周辺
久留米市の中心市街地の南東部に位置しており、駅前にはショッピングセンターのサンリブ久留米がある。駅の裏手にはマンションが建っているほか、駅周辺は民家や商店が密集している。
バス
以前は駅前に西鉄バス久留米の南久留米バス停があったが、2010年に廃止された。末期には土日に信愛女学院行きが1本ずつ運行されるのみであった。以下に周辺のバス停を列挙する。バスの経由地は主要停留所のみ記載。
- 国立倉庫前(堀川バス)
- 約400m北東の市道上にある。出口右手のY字路を左へ進んだ後一つ目の交差点を右へ、その後突き当たりを右へ行き踏切を渡ると停留所がある。
- 久留米線:JR久留米駅←荘島←西鉄久留米←野中町←国立倉庫前→国分小学校前→大学医療センター→藤山→福島
- 高屋敷(西鉄バス久留米)
- 駅から伸びる市場通りを約650m歩いたところの高屋敷交差点付近にある。
- 2:JR久留米駅←荘島←西鉄久留米←高屋敷→野中中通り→久留米大学前→信愛女学院
- 一丁田(西鉄バス久留米)
- 約700m離れた諏訪野町一丁田交差点周辺にある。駅前の交差点を左へ行き、まっすぐ行くと諏訪野町一丁田交差点である。
- 3:JR久留米駅←市役所前←西鉄久留米←諏訪野町五丁目←一丁田→国分→大学医療センター→青峰団地
- 交差点南東の県道752号上に停留所がある。
- 国道3号上に停留所がある。JR久留米駅方面は交差点南側、31番の八女方面は北側の歩道橋下、30番の八女方面は交差点北西の県道753号上。
その他
現在両隣の駅は国鉄民営化後に設置された駅で、民営化当初は当駅の隣接は久留米駅(のぼり)と御井駅(くだり)で、それぞれ4.9km、3.1kmと久留米市の中心部としては駅間が非常に離れていた。その途中の区間も連続した住宅地であったため、90年代後半より、「JR久大本線活性化促進協議会」を中心に、それぞれの駅間に新駅設置を求める住民運動が起こった。
これを受けて開業したのが、2000年の久留米大学前駅、2009年の久留米高校前駅である。
隣の駅
脚注
関連項目
外部リンク
- 南久留米駅(駅情報) - 九州旅客鉄道