佐野優子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Benzoyl (会話 | 投稿記録) による 2012年5月18日 (金) 13:10個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎外部リンク)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

佐野 優子
Yuko Sano
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1979-07-26) 1979年7月26日(44歳)
出身地 大阪府高槻市
ラテン文字 Yuko Sano
身長 159cm
体重 54kg
選手情報
所属 アゼルバイジャンの旗 イトゥサチ・バクー
愛称 リョウ
ポジション L
指高 200cm
利き手
スパイク 270cm
ブロック 260cm
獲得メダル
世界選手権
2010 女子バレーボール
テンプレートを表示

佐野 優子(さの ゆうこ、1979年7月26日 - )は、日本の女子バレーボール選手。ニックネームはリョウ(タレントの佐野量子から)。

来歴

大阪府高槻市出身。小学校4年生の時バレーボールを始め、1991年全日本バレーボール小学生大会に出場。中学時代には、さわやか杯に出場。京都府立北嵯峨高校では、インターハイに出場し3位・優秀選手に輝く。

1998年、ユニチカに入社。2000年、ユニチカの廃部でチームごと東レに移籍。2002年、全日本代表初選出。同年世界選手権に出場。2002-03年第9回Vリーグでサーブレシーブ賞、ベストリベロ賞を受賞し中心選手として活躍していたが、2003年8月、移籍同意書が得られないまま東レを退社。規定で移籍してもリーグ戦に出場できない状態となり、同年11月のワールドカップにはJVA所属として出場した。

2004年アテネオリンピック・世界最終予選直前には代表メンバーから外れ、アテネオリンピックに出場できなかった。2004年5月、フランスリーグ・RCカンヌに入団。2シーズン在籍し、欧州チャンピオンズリーグ・ベストリベロ賞を受賞した。2006年6月、久光製薬スプリングスに入団。2007年、2006-07プレミアリーグで久光のリーグ優勝に貢献し、ベストリベロ賞を受賞。

2007年、全日本に復帰。同年開催のワールドカップに出場し、ベストレシーバー賞・ベストディガー賞を受賞。2008年、2007-08プレミアリーグでサーブレシーブ賞、ベストリベロ賞を受賞した。同年8月、北京オリンピックに出場。

2009年12月24日、自身のオフィシャルブログオープン。

2010年7月、久光を退団。2010年8月、アゼルバイジャン1部リーグのイトゥサチ・バクーに移籍。同年開催の世界選手権に出場し、銅メダル獲得に大きく貢献した。

人物・エピソード

  • 2003年ワールドカップでは、セッター竹下佳江とともに『バレー界のミニモニコンビ』と言われた。
  • RCカンヌ入団当時、チームユニフォームはバレーブルマーだったため、日本人で唯一(最後)の着用選手となった。
  • 久光入団時、登録名を佐野 由宇子にしていたが、2006年11月に本名に戻した。

球歴・受賞歴

  • 所属チーム履歴
清水小→上牧中→京都府立北嵯峨高等学校ユニチカ(1998-2000年)→東レ(2000-2003年)→RCカンヌ(2004-2006年)→久光製薬(2006-2010年)→アゼルバイジャンの旗イトゥサチ(2010年-)
  • 受賞歴
    • 2003年 - 第9回Vリーグ サーブレシーブ賞、ベストリベロ賞
    • 2006年 - 欧州チャンピオンズリーグ ベストリベロ賞
    • 2007年 - 2006/07プレミアリーグ ベストリベロ賞
    • 2007年 - AVCアジアクラブ選手権 ベストレシーバー賞
    • 2007年 - アジア選手権 ベストレシーバー賞
    • 2007年 - ワールドカップ ベストレシーバー賞、ベストディガー賞
    • 2008年 - 2007/08プレミアリーグ サーブレシーブ賞、ベストリベロ賞
    • 2008年 - ワールドグランプリ2008 ベストリベロ賞 
    • 2009年 - 2008/09プレミアリーグ サーブレシーブ賞、ベストリベロ賞、ベスト6賞、敢闘賞
    • 2010年 - トリノ国際 ベストリベロ賞
    • 2011年 - ワールドカップ ベストディガー賞[1]

脚注

外部リンク