ルイ・ネール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Addbot (会話 | 投稿記録) による 2013年3月21日 (木) 14:10個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (ボット: 言語間リンク 43 件をウィキデータ上の d:q155781 に転記)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

Louis Néel, 1970
ノーベル賞受賞者ノーベル賞
受賞年:1970年
受賞部門:ノーベル物理学賞
受賞理由:固体物理学における重要な応用をもたらした反強磁性およびフェリ磁性に関する基礎的研究および諸発見

ルイ・ネールLouis Eugène Félix Néel, 1904年11月22日2000年11月17日)は、フランス物理学者

リヨンに生まれた。高等師範学校で学ぶ。1932年にストラスブール大学で学位をとり、1937年から1945年まで同大学の教授、1945年から1976年までグルノーブル大学の教授となる。

1953年には、国際理論物理学会東京&京都で来日した。

業績

1970年、「固体物理学における重要な応用をもたらした 反強磁性およびフェリ磁性に関する基礎的研究および諸発見」によりノーベル物理学賞を受賞した。反強磁性構造から常磁性構造に変わる温度であるネール温度に名前を残している。

1930年代初めから分子レベルでの磁性の研究をおこない、フェリ磁性反強磁性を発見した。