ヨネダ2000
ヨネダ2000 | |
---|---|
メンバー |
誠 愛 |
結成年 | 2020年[注 1] |
事務所 | 吉本興業 |
活動時期 | 2020年 - |
出身 | NSC東京校23期 |
旧コンビ名 | ギンヤンマ |
旧トリオ名 | マンモス南口店 |
現在の活動状況 | テレビ、ライブなど |
芸種 | 漫才、コント |
ネタ作成者 | 誠[1][2] |
現在の代表番組 | 有吉の壁 |
同期 |
令和ロマン サンタモニカなど |
公式サイト | 公式プロフィール |
ヨネダ2000(ヨネダにせん)は、吉本興業に所属する日本のお笑いコンビ。
メンバー
- 誠(まこと、1999年3月25日 - )(25歳)
- ボケ・ネタ作り担当、立ち位置は向かって左。
- 本名および旧芸名、清水 亜真音(しみず あまね)。本人によると、親は最初「周」一文字で「あまね」と読む名前を付けようと考えていたが、画数が良くなかったため亜真音にしたとのこと[3]。
- 東京都世田谷区出身[4]で、実家は理容室[3]。その実家でアルバイトをしていたこともある[3]。
- 身長155 cm、体重47 kg[4]。血液型B型[4]。
- 趣味はテニス、絵を描くこと、物作り、音楽鑑賞[4]。中学生時代の部活はテニス部で、大会に出場した時は結構いい成績を出しており[3]、高校にもテニス推薦で入学した[3]。特技はハーモニカ、散髪、顔剃り(理容師免許取得)。
- 神保町よしもと漫才劇場では2022年7月現在、最年少所属芸人となっている。
- 好きだったコメディアン、バラエティ番組はザ・ドリフターズ、Mr.ビーン、『ダウンタウンのごっつええ感じ』(フジテレビ)[3]。音楽で好きなのはフジファブリック[3]。
- 2022年5月26日放送の『ダウンタウンDX』(読売テレビ放送・日本テレビ系)にてこれまで本名と同一だった芸名を改名したいと提案し、MCの松本人志(ダウンタウン)が同じくゲストだった山之内すずから借用した「すず」、相方・愛に合わせた「恋」、1970年代に連載されていた漫画『愛と誠』に着想を得た「誠」という3つの案を出し、最終的に同じくMCの浜田雅功(ダウンタウン)の「ショートヘアにしてるし男の子っぽいから『誠』でええんちゃうん?」という意見が決め手となり、本名である清水亜真音から『誠』への改名が正式に決定。公式プロフィールも合わせて変更された[4][5]。
- 愛(あい、1996年9月19日 - )(27歳)
- ツッコミ担当、立ち位置は向かって右。
- 本名および旧芸名、河田 愛(かわだ あい)[6]。
- 神奈川県横浜市出身[4]。小さい頃は栃木県に住んでいたが、両親の離婚により母方の祖母のいる横浜に転居して育った[3]。
- 身長168 cm、体重116 kg[4]。血液型B型[4]。
- ドッグトレーナーの専門学校出身。中学を卒業したらすぐにでも動物園の飼育員になりたかったということで、本当はこの専門学校の飼育学科に行きたかったと話している[3]。
- 趣味は動物・音楽鑑賞、SMAP[4]。特技は犬の基本的なしつけ、ブルースハープ(ハーモニカ)、肩もみ[4]。
- 好きだったバラエティ番組は『はねるのトびら』『爆笑レッドカーペット』『爆笑レッドシアター』『SMAP×SMAP』(いずれもフジテレビ)[3]。
- 中学生時代の部活は吹奏楽部で、担当楽器はバリトンサックスだった[3]。
- NSC入学当初は男女コンビ志望だった[3]。
- 上顎に乳歯が2本残っている。
来歴
共にNSC東京校23期出身。2018年2月に現在のメンバーによってコンビ「ギンヤンマ」を結成し[6]、2019年3月に同期の男芸人・ゼンツ(現・オーパーツ[7])が加入してトリオ「マンモス南口店」となるが[8]、同年の9月で解散[9]。2020年4月より現在のコンビ「ヨネダ2000」として再出発する[10]。誠はマンモス南口店の解散の時に「もう(愛とは)組まないだろうな」と思って愛との再結成は即決せず、新たにコンビを組む時に別の人とネタ合わせをしていたこともあったということで、結果的に「愛を待たせてしまった」と話している[3]。
『M-1グランプリ』では2020年こそ1回戦敗退に終わったものの、翌年の2021年大会では結成1年目にして準決勝まで進出した[10][11][12]。
『女芸人No.1決定戦 THE W』では2020年にて準決勝進出[13]、2021年では決勝進出を果たし出番はトップバッターとなる[14]。またこれが地上波初出演であり、誠(当時の芸名は清水亜真音)はTHE Wの史上最年少ファイナリストとなった。
主に神保町よしもと漫才劇場にて出演。
2022年1月3日、『オールナイトニッポン0(ZERO)』(ニッポン放送)へ初登場。
初出場にて、2022年第43回ABCお笑いグランプリ決勝進出を果たす。
コンビ名の由来
誠が「ウルトラマン」という表記が未来っぽくてカッコいいという理由で、同じように「ヨネダ」もカッコよかったため採用。「2000」の部分は誠のネタ帳に「ZOO」と書いていたが、愛にはそれが「200」に見えたという。そこで愛が「200では物足りない」と思い、「2000」にした。そしてコンビ名を提出する際、「ヨネダ2000」と「ヨネダペア」で迷ったものの愛がどうしても「2000」にこだわりたかったため、現在のコンビ名へと決定。「ギンヤンマ」と「マンモス南口店」の解散の経緯を知っていた人へ提出した際、「はい、もう簡単に解散しないでください」と言われたらしい[15]。
誠は「名前が宇宙っぽいから」とヨネダ2000という名前を選んだとも話している[3]。またフジファブリックの「『ダンス2000』という曲から来ているということもあるのでは」という問いには「それもちょっとあるかも」と、異説もあるようなことを話していたことがある[3]。
芸風
主に漫才であるが、正統派のしゃべくり漫才とはかけ離れたシュール系コントに近いネタが多い。
ネタ冒頭で愛は誠に特定の動きを延々と繰り返すように命じられ、誠の一人コントのような流れに愛の動きが関連していく(例・どすこい、Y.M.C.A.など)。
しかし、2人で掛け合いを演じながら進んでいくネタも少なからずある。
出囃子
- ジョニーとハリケーンズ「Red River Rock」
賞レースでの成績
M-1グランプリ
年度 | 結果 | エントリー No. |
会場 | 日程 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
2018年(第14回) | 1回戦敗退[6] | 1341 | 新宿シアターブラッツ | 8月17日 | コンビ「ギンヤンマ」として出場 |
2020年(第16回) | 1回戦敗退[10] | 1691 | シダックスカルチャーホールA | 10月31日 | |
2021年(第17回) | 準決勝進出[10] | 901 | NEW PIER HALL | 12月2日 | 敗者復活戦10位 |
2022年(第18回) | 決勝進出[10] | 1794 | テレビ朝日 | 12月18日 |
その他
- 2018年 キングオブコント2018 - 1回戦敗退(コンビ「ギンヤンマ」として出場)[16]
- 2019年 キングオブコント2019 - 1回戦敗退(トリオ「マンモス南口店」として出場)[17]
- 2020年 女芸人No.1決定戦 THE W - 準決勝進出[13]
- 2021年 キングオブコント2021 - 1回戦敗退[18]
- 2021年 BIGLOBE presents -エンタメフリー劇場- なんてネタだ!グランプリ - 予選通過[19]
- 2021年 女芸人No.1決定戦 THE W - 決勝進出[20]
- 2022年 第7回上方漫才協会大賞 - 大賞ノミネート[21]、新人賞ノミネート[21]
- 2022年 R-1グランプリ2022 - 2回戦進出(愛)[22]
- 2022年 第43回ABCお笑いグランプリ - 決勝進出[23]
- 2022年 キングオブコント2022 - 準決勝進出[24]
- 2022年 女芸人No.1決定戦 THE W - 決勝進出[25]
出演
テレビ
- 女芸人No.1決定戦 THE W 2021(日本テレビ、2021年12月13日[26])
- M-1グランプリ2021 敗者復活戦(朝日放送・テレビ朝日系列、2021年12月19日[27])
- 元旦に爆誕!ネクストブレイク芸人ガチャ2022(テレビ東京、2022年1月1日[28])
- よるのブランチ(TBSテレビ、2022年1月12日[29])
- ラヴィット!(TBSテレビ、2022年1月24日)
- いろはに千鳥(テレビ埼玉、2022年1月25日、2月1日) - ナレーション、誠のみ
- 防犯カメラが捉えた!衝撃コント映像(朝日放送、2022年1月30日 - ) - 不定期出演
- トゲアリトゲナシトゲトゲ(テレビ朝日、2022年2月1日〈1月31日深夜〉[30]、8日〈7日深夜〉[31]、3月1日〈2月28日深夜〉[32])
- 一撃解明バラエティ ひと目でわかる!!(日本テレビ、2022年2月1日[33])
- 千原ジュニアの座王(関西テレビ、2022年2月5日〈4日深夜〉、3月12日〈11日深夜〉、4月23日〈22日深夜〉、7月9日〈8日深夜、愛のみ〉、8月13日〈12日深夜〉)
- 天才vs大群(TBSテレビ、2022年2月15日) - 愛のみ
- マツコ&有吉 かりそめ天国(テレビ朝日、2022年3月4日)
- 有吉の壁(日本テレビ、2022年3月30日〈29日深夜・若手予選会〉、4月6日、27日、6月22日、9月14日、10月19日)
- ダウンタウンDX(読売テレビ・日本テレビ系列、2022年5月26日)
- にけつッ!!(2022年7月5日、読売テレビ)
- 水曜日のダウンタウン(TBSテレビ、2022年6月1日) - 愛のみ、K.カズミ役(再現VTR)[34]
- 嗚呼!!みんなの動物園(日本テレビ、2022年7月30日 - ) - 愛のみ、保護ネコ預かり生活コーナーに不定期出演
- ジンギス談(北海道放送、2022年10月1日、8日)
ラジオ
- ヨネダ2000のオールナイトニッポン0(ZERO)(ニッポン放送、2022年1月4日〈3日深夜〉[35])
- ヨネダ2000のUBUGOE(Artistspoken、2022年3月2日 - ) - 水曜パーソナリティ[36]
配信番組
- 7.2 新しい別の窓(ABEMA SPECIAL、2022年1月1日[37])
ライブ
- ヨネダ2000単独ライブ「真夏のパントマイマーたかし!」(神保町よしもと漫才劇場、2021年11月21日)
- ヨネダ2000ネタライブ「キャッチボールちゃん☆」(神保町よしもと漫才劇場、2022年2月6日 - )
- ヨネダ2000単独ライブ「犬がプールに大興奮スペシャル」(よしもと有楽町シアター、2022年6月19日)
脚注
注釈
出典
- ^ “11月のお笑い|令和ロマン くるま”. note. 2021年11月25日閲覧。
- ^ “決勝がテレビ初出演! 結成2年のヨネダ2000って誰? 【THE W決勝直前インタビュー】”. FANY Magazine (2021年12月1日). 2022年7月25日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o OWARAI AND READ 003(2022年5月、シンコーミュージック・エンタテイメント)188~207頁 本人インタビュー
- ^ a b c d e f g h i j “ヨネダ2000 プロフィール”. 吉本興業株式会社. 2021年11月22日閲覧。
- ^ “ヨネダ2000の清水亜真音が「誠」に改名、名付け親は松本人志”. お笑いナタリー. (2022年5月26日) 2022年5月27日閲覧。
- ^ a b c “ギンヤンマ|コンビ情報”. M-1グランプリ 公式サイト. 2021年11月20日閲覧。
- ^ “オーパーツ|コンビ情報”. M-1グランプリ 公式サイト. 2021年11月20日閲覧。
- ^ 【ご報告】この度、ギンヤンマはトリオになります! 新しい相方はゼンツ、トリオ名は「マンモス南口店」です💪、2021年11月22日閲覧。
- ^ ご報告 この度、マンモス南口店は9月いっぱいで解散します。、2021年11月22日閲覧。
- ^ a b c d e “ヨネダ2000|コンビ情報”. M-1グランプリ 公式サイト. 2021年11月20日閲覧。
- ^ “モグライダー、真空ジェシカ、もも、ヨネダ2000、アルピー、マユリカら「M-1」準決勝へ”. お笑いナタリー. 2021年11月20日閲覧。
- ^ “これぞM-1グランプリの多様性? 準決勝唯一の女性コンビは結成1年半の超若手!”. asageiMUSE (2021年11月22日). 2021年11月22日閲覧。
- ^ a b “にぼしいわし、オダウエダ、ちぐはぐ、ハイツ友の会ら38組「THE W」準決勝へ”. お笑いナタリー (2020年9月28日). 2021年11月22日閲覧。
- ^ “【会見レポート】「THE W」会見でオダウエダがヨネダ2000に宣戦布告、“我々が責任をもって”勝つ(写真34枚)”. お笑いナタリー. 2021年11月29日閲覧。
- ^ 新進気鋭の注目コンビ“ヨネダ2000”をフカボリ!ロングインタビュー! (YouTube). 14 December 2021. 2022年2月8日閲覧。
- ^ “【4】7月9日(月)シアターブラッツ[東京] 出場者”. キングオブコント2018. 2021年11月22日閲覧。
- ^ “【15】7月13日(土)六本木トリコロールシアター[東京]”. キングオブコント2019. 2021年11月22日閲覧。
- ^ “【10】7月9日(金) 南大塚ホール[東京]”. キングオブコント2021. 2021年11月22日閲覧。
- ^ “賞金100万円「なんてネタだ!グランプリ」フタリシズカ、ヨネダ2000ら予選突破”. お笑いナタリー (2021年9月9日). 2021年11月22日閲覧。
- ^ “<THE W>決勝進出10組が決定!ヒコロヒー、Aマッソ、紅しょうがらが激突 “芸歴0年”異色の経歴を持つトリオも”. WEB ザ・テレビジョン (2021年11月27日). 2021年11月29日閲覧。
- ^ a b “「第七回上方漫才協会大賞」大賞&新人賞ノミネート発表”. お笑いナタリー (2022年1月4日). 2022年1月12日閲覧。
- ^ “2回戦 東京/01/21(金)”. R-1グランプリ2022 公式サイト. 2022年1月27日閲覧。
- ^ “「第43回ABCお笑いグランプリ」決勝進出12組発表 4度目決勝のカベポスター「今度こそ」”. 日刊スポーツ (2022年6月23日). 2022年7月22日閲覧。
- ^ “【準々決勝】合格者発表”. キングオブコント2022 (2022年8月19日). 2022年9月6日閲覧。
- ^ “「THE W」会見でボケ合戦、爛々大国の「チョメ!」増量、Aマッソ村上は不吉な言葉を”. お笑いナタリー (2022年11月26日). 2022年12月1日閲覧。
- ^ “女芸人No.1決定戦 THE W 2021 決勝進出者決定!”. 女芸人No.1決定戦 THE W 2021|日本テレビ. 2021年12月30日閲覧。
- ^ “ハライチが敗者復活、このあと「M-1グランプリ2021」決勝へ”. お笑いナタリー (2021年12月19日). 2021年12月30日閲覧。
- ^ “元旦に爆誕! ネクストブレイク芸人ガチャ2022”. テレビ東京. 2022年1月2日閲覧。
- ^ 1月12日(水)今夜11時56分~#よるのブランチ、2022年1月27日閲覧。
- ^ 31日(月)深夜の #トゲトゲ は…第2の福田麻貴オーディション!、2022年2月8日閲覧。
- ^ 今夜の #トゲトゲ は、加納持ち込み企画第2の福田麻貴オーディション🏆完結編!、2022年2月8日閲覧。
- ^ 本日28日(月)深夜の #トゲトゲ は…大喜利大喜利 with #ヨネダ2000 🍣、2022年3月3日閲覧。
- ^ 明日よる10時からの『#ひと目でわかる!!』は......、2022年2月8日閲覧。
- ^ “水ダウ「K.カズミ」のすさまじい反響…SNSでモヤモヤ論争も勃発|女性自身”. WEB女性自身. 2022年6月4日閲覧。
- ^ “THE WやM-1で躍進、ヨネダ2000「オールナイトニッポン0」正月に生放送”. お笑いナタリー (2021年12月27日). 2021年12月30日閲覧。
- ^ “9番街レトロ、ヨネダ2000、令和ロマン、ポッドキャスト帯番組に起用”. お笑いナタリー (2022年2月28日). 2022年3月3日閲覧。
- ^ “いよいよ明日、1月1日放送『7.2 新しい別の窓 元日SP』『ななにー』にネクストブレイク必至のお笑い芸人が大集合!初笑いの「ななにーハマりたいー1GP」開催ほか、3人から新春お年玉プレゼントも”. 新しい地図 (2021年12月31日). 2022年1月2日閲覧。