マルキアヌス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。F.M.H (会話 | 投稿記録) による 2012年1月24日 (火) 11:16個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (テンプレート付加)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

マルキアヌスが印された硬貨

マルキアヌス(Maricianus Μαρκιανός, 396年 - 457年1月)は、東ローマ帝国テオドシウス王朝の第3代皇帝(在位:450年 - 457年)。

450年、先帝テオドシウス2世が死去した後、その姉アエリア・プルケリア399年 - 453年)と結婚してマルキアヌスが皇位を継ぐこととなった。

即位後、フン族アッティラへの献金の打ち切りやカルケドン公会議での三位一体説を支持するなど、皇帝としての力量をそれなりに見せたが、在位7年にして病死した。

マルキアヌスとプルケリアとの間に生まれたアエリア・マルキア・エウフェミアは、西ローマ皇帝アンティミウスと結婚している。