ボー・テイラー

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ボー・テイラー
Beau Taylor
AAA級ナッシュビル・サウンズ時代
(2018年)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 フロリダ州ブレバード郡ロックレッジ英語版
生年月日 (1990-02-13) 1990年2月13日(34歳)
身長
体重
5' 11" =約180.3 cm
205 lb =約93 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 捕手
プロ入り 2011年 MLBドラフト5巡目
初出場 2018年9月1日
最終出場 2020年8月23日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ボー・リッチー・テイラーBeau Ritchie Taylor, 1990年2月13日 - )は、アメリカ合衆国フロリダ州ブレバード郡ロックレッジ英語版出身の元プロ野球選手捕手)。右投左打。

経歴[編集]

プロ入りとアスレチックス時代[編集]

2011年MLBドラフト5巡目(全体166位)でオークランド・アスレチックスから指名され、プロ入り。契約後、傘下のA-級バーモント・レイクモンスターズ英語版でプロデビュー。A級バーリントン・ビーズ英語版でもプレーし、2球団合計で48試合に出場して打率.273、18打点、1盗塁を記録した。

2012年はA+級ストックトン・ポーツとAA級ミッドランド・ロックハウンズでプレーし、2球団合計で88試合に出場して打率.292、3本塁打、44打点を記録した。

2013年はAA級ミッドランドでプレーし、76試合に出場して打率.191、3本塁打、32打点、1盗塁を記録した。

2014年はA+級ストックトンとAA級ミッドランドでプレーし、2球団合計で95試合に出場して打率.272、8本塁打、53打点、1盗塁を記録した。

2015年もA+級ストックトンとAA級ミッドランドでプレーし、2球団合計で84試合に出場して打率.223、6本塁打、39打点、2盗塁を記録した。

2016年はAA級ミッドランドでプレーし、95試合に出場して打率.280、5本塁打、53打点、1盗塁を記録した。

2017年はAA級ミッドランドとAAA級ナッシュビル・サウンズでプレーし、2球団合計で62試合に出場して打率.295、5本塁打、24打点を記録した。シーズン途中には薬物検査で陽性反応を示したことが判明し、50試合の出場停止処分を受けている[1]

2018年、マイナーではAAA級ナッシュビルでプレーし、90試合に出場して打率.248、3本塁打、39打点、2盗塁を記録した。 9月1日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[2]。同日のシアトル・マリナーズ戦でメジャーデビュー[3]。この年メジャーでは7試合に出場して打率.200を記録した。オフの11月2日にFAとなったが、2019年1月24日にマイナー契約で再契約し、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[4]

2019年は開幕をAAA級ラスベガス・アビエイターズ[5]で迎え、6月8日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした。8月14日にDFAとなった[6]

ブルージェイズ時代[編集]

2019年8月16日にウェイバー公示を経てトロント・ブルージェイズへ移籍した[7]。ブルージェイズでは1試合の出場にとどまり、9月7日にDFAとなった[8]

アスレチックス復帰[編集]

2019年9月10日にウェイバー公示を経てアスレチックスに復帰した[9]。9月25日にDFAとなり[10]、28日にマイナー契約でAAA級ラスベガスへ配属された。レギュラーシーズン終了後の10月8日にFAとなった[4]

インディアンス時代[編集]

2019年12月6日にクリーブランド・インディアンスとマイナー契約を結び、2020年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[11]

2020年7月28日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[12]。この年はメジャーで7試合に出場した。

2021年開幕前の3月27日にDFAとなった[13]

レッズ傘下時代[編集]

2021年4月3日にウェイバー公示を経てシンシナティ・レッズへ移籍した[14]。しかし、この年はメジャーに昇格することはなく、レギュラーシーズン終了後の10月13日にFAとなった。ドミニカのウィンターリーグ(LIDOM)のトロス・デル・エステ英語版でプレーした。

オリオールズ傘下時代[編集]

2022年3月18日にボルチモア・オリオールズとマイナー契約を結び、スプリング・トレーニングに招待選手として参加することになった。4月8日に傘下のAAA級ノーフォーク・タイズに配属された。7月18日に自由契約となった。

2度目のアスレチックス復帰[編集]

2022年7月29日にオークランド・アスレチックスと契約を結び、そのまま傘下のAAA級ラスベガスに配属された。しかし、この年もメジャーに昇格することはできず、シーズン終了後の11月10日にFAとなった。

独立リーグ時代[編集]

2023年4月28日にアトランティックリーグハイポイント・ロッカーズ英語版と契約した[4]。77試合に出場し、打率.291、9本塁打、61打点を記録した。

現役引退後[編集]

2024年4月9日にシアトル・マリナーズとマイナー契約を結んだが[4]、4月14日に現役を引退してマリナーズ傘下AAA級タコマ・レイニアーズの一塁コーチに就任することが発表された[15]

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2018 OAK 7 6 5 0 1 1 0 0 2 0 0 0 0 0 1 0 0 2 0 .200 .333 .400 .733
2019 10 28 23 3 4 0 0 2 10 2 0 0 0 0 4 0 1 6 0 .174 .321 .435 .756
TOR 1 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 .000 .000 .000 .000
'19計 11 30 25 3 4 0 0 2 10 2 0 0 0 0 4 0 1 7 0 .160 .300 .400 .700
2020 CLE 7 24 21 1 1 0 0 0 1 2 0 0 1 0 2 0 0 9 0 .048 .130 .048 .178
MLB:3年 25 60 51 4 6 1 0 2 13 4 0 0 1 0 7 0 1 18 0 .118 .237 .255 .492

背番号[編集]

  • 46(2018年 - 2019年8月13日、2019年9月10日、2020年)
  • 72(2019年9月3日)

脚注[編集]

  1. ^ Susan Slusser (2018年3月2日). “A’s catcher Beau Taylor is back on track after drug suspension” (英語). SF Gate. 2019年12月12日閲覧。
  2. ^ https://twitter.com/MLBRosterMoves/status/1035969850798231554
  3. ^ Seattle Mariners at Oakland Athletics Box Score, September 1, 2018” (英語). Baseball-Reference.com. 2019年12月12日閲覧。
  4. ^ a b c d MLB公式プロフィール参照。2024年4月18日閲覧。
  5. ^ 2019年にラスベガス・フィフティワンズより球団名変更及びアスレチックス傘下
  6. ^ Martin Gallegos (2019年8月14日). “A's bring up hot-hitting Corban Joseph” (英語). MLB.com. 2019年12月12日閲覧。
  7. ^ David Shi (2019年8月16日). “Blue Jays claim catcher Beau Taylor off waivers from Athletics” (英語). Sportsnet. 2019年12月12日閲覧。
  8. ^ Dawn Klemish (2019年9月7日). “No. 4 prospect Kay set for MLB debut vs. Rays” (英語). https://www.mlb.com/news/prospect-anthony-kay-to-make-major-league-debut 2019年12月12日閲覧。 
  9. ^ Martin Gallegos (2019年9月10日). “A's reclaim Taylor for catching depth” (英語). https://www.mlb.com/news/beau-taylor-ramon-laureano-updates 2019年12月12日閲覧。 
  10. ^ Susan Slusser (2019年9月25日). “A’s let Beau Taylor go again; he’s helped mentor Sean Murphy” (英語). San Francisco Chronicle. https://www.sfchronicle.com/athletics/article/A-s-let-Beau-Taylor-go-again-he-s-helped-14468733.php 2019年12月12日閲覧。 
  11. ^ Indians invite C Beau Taylor to Major League camp” (英語). MLB.com (2019年12月6日). 2019年12月12日閲覧。
  12. ^ Mandy Bell (2020年7月28日). “C Pérez having sore right shoulder evaluated” (英語). MLB.com. 2020年7月29日閲覧。
  13. ^ Anthony Franco (2021年3月27日). “Indians Designate Beau Taylor For Assignment” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年4月20日閲覧。
  14. ^ Mark Polishuk (2021年4月3日). “Reds Claim Beau Taylor, Designate Deivy Grullon” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年4月20日閲覧。
  15. ^ Nick Deeds (2024年4月14日). “Beau Taylor Retires, Joins Mariners’ Triple-A Coaching Staff”. MLB Trade Rumors. 2024年4月18日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]