ゴールドライン (バンコク)

ゴールドラインは、タイで初めて導入された^[2]無人運転による案内軌条式輸送システム、日本で言うところの新交通システム路線である。運営会社はスカイトレイン(BTS)の運営に携わるBTSC。

概要

クローンサーン区役所、および2018年にオープンした大規模商業施設・アイコンサイアムがあるチャオプラヤー川沿岸部一帯のアクセス向上を目的としてバンコク都(BMA)が建設した。2020年10月運行開始が予定されていたが数か月延期され^[3]、同年12月16日に公開試験運行が開始された^[1]。運賃徴収を伴う正式な営業運転は翌2021年1月16日より開始した^[1]。

2022年現在の総延長は1.72 kmと僅かではあるが、2023年には■パープルラインの延伸を前提とした約1 kmの延長が予定されている^[4]。

BTSシーロム線のクルン・トンブリー駅よりアイコンサイアム最寄駅であるチャルンナコーン駅を経てクローンサーン駅に至る約1.8 kｍを、所要時間6分で結ぶ^[2]。

なお、クローンサーン駅には■ダークレッドラインの延伸計画における新駅設置が計画されている。

約1 kmの延伸計画があることは前に述べたが、さらにブルーラインのイサラパープ駅まで延伸する計画、また現在の起点であるクルン・トンブリー駅から南方に延伸する計画が存在することが明らかになっている^{[注釈 1]}。

^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f “ゴールドライン運行開始、バンコク・トンブリ地区にゴムタイヤ式高架路線”. newsclip.be (Necos Co., Ltd.). (2020年12月16日) 2022年2月4日閲覧。
^ ^a ^b “เปิดระบบรถไฟฟ้าสายสีทองความล้ำสมัยที่พร้อมให้บริการประชาชน” (タイ語). アイコンサイアム. 2022年2月4日閲覧。
^ “Gold Line monorail service postponed to year-end” (英語). ネーション (2020年9月17日). 2022年2月4日閲覧。
^ ^a ^b “Gold Line set for October opening” (英語). バンコック・ポスト (2020年6月18日). 2022年2月4日閲覧。
^ “Gold Line monorail set to roll out in October after successful test run” (英語). ネーション (2020年9月12日). 2022年2月4日閲覧。
^ 天然資源・環境政策企画事務局 (2017-11-21) (タイ語). รายงานการวิเคราะห์ผลกระทบสิ่งแวดล้อม โครงการระบบขนส่งมวลชนขนาดรองสายสีทอง (สถานีรถไฟฟ้ากรุงธนบุรี-สำนักงานเขตคลองสาน-ประชาธิปก) 2022年2月4日閲覧。

表話編歴 ASEANの都市鉄道
インドネシア	ジャカルタ・コミューターラインジャカルタMRT ジャカルタLRT（英語版）ジャボデベック LRT（英語版） KAIコミュータ・バンドン（英語版） KAIコミューター・ジョグジャカルタバタナ・クレスナ（英語版） KAIコミュータ・スラバヤ（英語版）スリ・レラワンサ（英語版）パレンバンLRT
マレーシア	KTMコミューター 1 2 10 ラピドKL 3 4 5 8 9 11 12 KLIAエクスプレス 6 7
ミャンマー	ミャンマー国鉄 (ヤンゴン環状線)
フィリピン	フィリピン国鉄メトロ・コミューター（英語版）南北通勤鉄道マニラLRT 1 2 マニラMRT 3 7 マニラ首都圏地下鉄
シンガポール	シンガポールMRT ■ 南北 ■ 東西 ■ 北東 ■ 環状 ■ ダウンタウン ■ トムソン・イーストコーストシンガポールLRT
タイ	BTSスカイトレイン ■ スクムウィット線 ■ シーロム線 ■ ゴールドラインバンコクMRT ■ ブルーライン ■ パープルライン ■ イエローライン ■ ピンクライン ■ オレンジライン ■ エアポート・レール・リンク (ARL) SRTレッドライン ■ ダークレッドライン ■ ライトレッドライン
ベトナム	ハノイ・メトロ C 2A号線 V 3号線ホーチミン・メトロ
注：イタリック表記は、建設中の路線