クラウス・フォン・クリッツィング
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クラウス・フォン・クリッツィング(Klaus von Klitzing, 1943年6月28日 - )は、ドイツ占領下のポーランド・シロダ・ウィエルコポルスカ出身のドイツ人物理学者。1975年に安藤恒也らにより理論的に示唆されていた整数量子ホール効果を実験的に発見した功績によって、1985年にノーベル物理学賞を受賞した。
経歴
- 1972年:ヴュルツブルク大学で博士号を取得。
- 1980年:ミュンヘン工科大学教授。
- 1985年:マックス・プランク研究所部局長、シュトゥットガルト大学名誉教授。
フォン・クリッツィング定数
国際的に標準抵抗として採用されているフォン・クリッツィング定数は、整数量子ホール効果を発見した業績を称えてその名前がつけられた。この値は、量子ホール効果において観測される量子化ホール伝導率の逆数から求めることができる。