ますだおかだ増田のラジオハンター!

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ますだおかだ増田のラジオハンター!
愛称 ラジハン
ジャンル トーク
放送方式 生放送
放送期間 2021年9月30日 -
放送時間 木曜 12:00 - 15:00(180分)
放送局 朝日放送ラジオ(ABCラジオ)
制作 朝日放送ラジオ
パーソナリティ 増田英彦
武田和歌子
テーマ曲 浜田省吾光と影の季節
プロデューサー 上ノ薗公秀
公式サイト 公式サイト
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ますだおかだ増田のラジオハンター!』は、2021年9月30日から朝日放送ラジオ(ABCラジオ)で毎週木曜日の12:00 - 15:00に放送されている生ワイド番組[1]。略称は『ラジハン』で、増田英彦ますだおかだ)の冠番組でもある[1]

概要

2010年4月から11年半にわたって「ABCパワフルアフタヌーン」枠で週に2日(水・木曜日に)放送されてきた『桑原征平粋も甘いも』から、木曜分の放送枠を継承。ABCラジオの『よなよな…』で2018年4月から2021年9月の番組終了まで火曜日にパーソナリティを務めていた増田と、2010年4月から(休演期間をはさんで)9年半にわたって平日の夕方に冠生ワイド番組(『武田和歌子のぴたっと。』)のパーソナリティを任されていた武田和歌子朝日放送テレビアナウンサー)が、「(放送開始の時点で)中年の既婚者にして大の阪神タイガースファン」という共通の目線に沿って直近のニュースや阪神の話題などを語り合う[1]

増田は(ABCラジオを含む)複数のラジオ局において番組のパーソナリティを単独(または相方の岡田圭右とのコンビ)で多々経験しているが、平日午後帯の生ワイド番組には初めてレギュラーで出演。武田が平日午後帯の生ワイド番組にレギュラーで出演することは、『武田和歌子のぴたっと。』の終了(2020年10月1日)以来およそ2年振りである。

出演者

  • 増田英彦ますだおかだ
  • 武田和歌子朝日放送テレビアナウンサー)
    • 今後の放送へ迎える予定のゲストを告知すること目的に朝日放送ラジオで放送されるCMでは、「『うさみみちゃん』という女子高校生風のキャラクター(または『うさみみちゃんのママ』)に扮して増田を翻弄する」との演出を施したバージョンが、2022年に入ってから相次いで制作されている。
    • 2022年4月7日放送分では、武田の夫(同僚アナウンサーの小縣裕介)以外の家族の事情から、先輩に当たるスポーツアナウンサーの伊藤史隆が急遽代演。13時の時報明けに放送された「私も増田です」(増田英彦が当番組を開始するまでパーソナリティを務めていた『よなよな…』火曜分から引き継がれた投稿コーナー)には、『よなよな…』火曜分最終アシスタントの増田紗織(伊藤・小縣・武田の後輩アナウンサー)も進行役として参加した。
    • 休演する場合には、以下のように、後輩のアナウンサーを代役を立てている。
      • 2022年の7月下旬に所轄の保健所から「新型コロナウイルスへ感染した近親者との濃厚接触」が確認されたため、同月最後の放送(28日放送分)には、塚本麻里衣(武田の後輩・増田紗織の先輩アナウンサー)が急遽全編に出演。塚本が『よなよな…』の火曜日で(増田紗織より前に)増田英彦のアシスタントを務めていたことから、オープニングのタイトルコールでは、『よなよな…』時代のコール(「増田英彦と塚本麻里衣の『よなよな…』」)を特別に復活させていた。
      • 塚本は『よなよな…』の出演期間中に、秋山賢太(アキナ)と結婚。後に第1子を懐妊したことから、『よなよな…』のアシスタントを増田紗織に任せたうえで産前産後休暇に入っていた。第1子の出産を経て2022年5月9日にアナウンサーとしての活動を再開してからは、番組内の「ABCニュース」や一部コーナーにも随時出演(詳細後述)。
      • 2022年の11月下旬に腰痛を発症したことに伴って静養を余儀なくされたため、静養の期間中は以下のアナウンサーが代演している。

放送時刻

  • 毎週木曜日 12:00 - 15:00
    • 木曜日が祝日で阪神タイガースのデーゲームが14:00から組まれている場合には、朝日放送ラジオが『ABCフレッシュアップベースボール』として当該試合を13:55から中継する関係で、当番組の放送を13:55で切り上げている(「ABCパワフルアフタヌーン」枠の他番組と共通の措置)。
    • 毎年8月上 - 中旬の全国高等学校野球選手権大会中継期間中は、「ABCパワフルアフタヌーン」枠の他番組と同じく、試合の有無にかかわらず当番組をあらかじめ休止。

タイムテーブル

「 」内は放送で使われているコーナーのタイトル、◎は「ABCパワフルアフタヌーン」枠の共通コーナーで、公式サイトやABCラジオ全体のタイムテーブルに準拠。生放送番組のため、コーナーの放送時間を変更したり、コーナーを休止したりすることがある。また、増田/武田が休演する日の放送では、以下に記す「増田」「武田」の役割を代演者が担当。

12時台

  • 12:00 オープニング
『光と影の季節』を流しながら、タイトルコールに続いて、増田と武田が直近の身の上話などを語り合う。
クロストークが一段落したところで、スポットCMをはさんで、「リスナーにこんなん聞きました!」(14時の時報明けに放送するコーナー)向けに募集するメッセージのテーマを発表。13時台に討論企画(「ルールをちょっと変えまSHOW!」→「コレちょっと どないかならんのかい!」)を放送していた2022年8月4日までは、このテーマを上記企画のテーマと関連させていた。
武田以外の朝日放送テレビアナウンサーが、シフト勤務で担当。
  • 12:25 「ニュースハンター!あの人こんなん言うてました」
放送の前日から報じられているニュースから1 - 2項目を、そのニュースに対して、当事者や著名人がテレビ番組や他のラジオ番組で披露したコメントと合わせて紹介する。
武田がニュースの概要を伝えた後に、「このニュースに、あの人がこんなん言うてました(こんなことを言っていました)」というフレーズをはさんで、増田が「あの人」(当事者や著名人)のコメントと自身の見解を披露することが特徴。「著名人」のコメントについては、岡田圭右、増田と親交の深い芸人・タレント、増田と他の番組で共演した経験のある有識者・専門家のコメントを引用することが多い。

13時台

  • 13:00 「私も増田です」
増田が公の場で露呈させている本性(「神経質過ぎる」「潔癖過ぎる」「人前で熱弁を振るい過ぎる」「『北の国から』シリーズが好き過ぎる」など)が自分の行動や生活にも現れていることを、リスナーが投稿を通じて告白するコーナー。『よなよな…』の火曜日でも増田英彦と増田紗織が揃って出演していた時期に放送されていて、「私も増田です」という文言から書き出すことを、当時から投稿の条件に定めている。武田が担当するオープニングの口上において、前述した本性に続いて、当日12時台のトークで垣間見えた増田の性格にちなんだフレーズを付け加えることが特徴。
番組の開始当初から2022年3月22日までは、「みんなもつらいよ!」(リスナーが直近の1週間に遭遇した辛い出来事をテーマに投稿を受け付けるコーナー)をこの時間帯に放送。寄せられた投稿から一部を紹介したうえで、増田の独断によって「つらいよ大賞」を毎週選出していた。ちなみに増田は、「私も増田です」への移行後も、毎週「大賞」を選んでいる。
  • 13:15 「ABCニュース」◎
  • 13:20 「今週のハンター!」(2022年8月25日から放送)
増田がかねてから敬愛している先輩芸人や、(武田と当日の「ABCニュース」担当者を除く)朝日放送テレビのアナウンサーが、「~ ハンター」と称して週替わりで登場。「ハンター」の人生経験・特技・個性などを踏まえた企画を放送している。
「ロマンスハンター」:パピヨンズ(2022年8月25日から月に1回のペースで出演)
リスナーからあらかじめ募集した相談に、パピヨンズが応じる企画を放送。
「メディアハンター」:西川のりお(2022年9月1日から月に1回のペースで出演)
放送日直近のメディアにおける報道や、(朝日放送テレビを含む)在阪の放送局が主催する「お笑い賞レース」のあり方などについて、西川が私見を披露する企画を放送。
「アナウンスハンター」:朝日放送テレビの現職アナウンサー(2022年9月8日から出演)
「アナウンスハンター」の第1号は上田剛彦
放送週によっては、上記以外の人物も「~ ハンター」と称してゲストに招くことがある。
番組開始から2022年8月4日までは、この時間帯を、増田と専門家・有識者(主に増田と面識のある人物)による討論企画に充てていた。
2022年3月22日までは、「ルールをちょっと変えまSHOW!」を放送。日本全体や国内の地域に導入して欲しい「ルール」(法案や条例)をリスナーから募集したうえで、毎週1つの「ルール」をテーマに、専門家を交えながら「ルール」の是非を議論していた。
朝日放送ラジオにとって(旧朝日放送からの)開局70年目に当たる2021年11月11日は木曜日であったことから、「ABCラジオ開局70周年記念日特別企画~あなたと私でプラチナ婚式~」(当日に放送されていた自社制作・通年編成の生ワイド6番組共通企画)の一環で、「ABCラジオ おもしろタイトル史」をこの時間帯から14時台の前半まで2部構成で放送。70年間に放送された自社制作番組から、一風変わった番組タイトルの謎を紐解きながら、増田が一リスナーとして接していた番組の秘話を披露していた[3]
2022年3月29日から8月4日までは、「コレちょっと どないかならんのかい!」を放送。リスナーが「どないかならんのかい(どうにかならないのか)」と感じている法律・制度・慣習・ライフスタイル・体調の変化について、リスナーからの投稿を基に毎回1つのテーマを設定したうえで、そのテーマの解決や改善に向けた方法やアイデアを探っていた。
テーマを「子育て」に設定した2022年6月23日放送分では、塚本がアナウンサーながら「子育ての専門家」として出演。塚本が第1子の出産をはさんだ産前産後休暇からの復帰後に、増田英彦と直々に共演することはこの日が初めてであった。
2022年7月7日からは、在阪局が主催する若手・中堅芸人向けのコンテスト(『NHK上方漫才コンテスト』などの「お笑い新人賞レース」)の審査を相次いで任されている増田の希望から、「関西のお笑い新人賞レース、どなんなってんの?」を3週にわたって放送。同日の「1970年代編」には里見まさとザ・ぼんち)、14日の「1980年代編」にはちゃらんぽらん冨好、21日(最終回)の「1990年代編」には本多正識オール阪神・巨人の「座付き作家」として漫才の台本を長らく執筆してきた漫才・放送作家)が「証言ゲスト」として出演した。それ以前の企画にもパピヨンズや西川のりおなどの先輩芸人を「ゲスト」に随時迎えていたことから、第104回全国高等学校野球選手権大会の中継に伴う休止期間をはさんで「今週のハンター!」へリニューアル。
  • 13:45  インフォマーシャル(武田が単独で担当)
  • 13:50 「ABC交通情報」
  • 13:53 リスナーからのメッセージ紹介

14時台

  • 14:00 「リスナーにこんなん聞きました!」
オープニングパートの最後に発表したテーマに沿って、リスナーから寄せられたメッセージの一部を紹介。番組の開始当初から2022年3月22日までは、「増田はこんな奴です」という投稿企画を放送していた。
「増田はこんな奴です」では、「増田に対して真面目なイメージを持っている人に増田の本性を知っていただく」という名目で、増田が明かしていない本性をリスナーに推察させていた。このような趣旨から、「増田はこんな奴です」という文言から書き出すことを投稿の条件に定めていた。
2022年5月12日には、当番組のスタジオに設けられているニッポン放送(朝日放送ラジオが加盟しているNRNの幹事局)への直通電話を介して、『ナイツのザ・ラジオショー』(ニッポン放送が毎週月 - 木曜日の13:00 - 15:30に放送している関東ローカル向けの生ワイド番組)との同時生放送をこの時間帯に実施した。増田が3日前(5月9日)に『ザ・ラジオショー』の「ザ・ゲストショー」(当該時間帯に編成されているゲストとのトークコーナー)へ招かれた際に、パーソナリティの1人である塙宣之ナイツ)から「放送の地域や曜日が違うとはいえ、裏番組に出ても良いのか?」との疑問を呈されたことや、相方の岡田が当日の「ザ・ゲストショー」へ登場することが決まっていたことによる。
『ザ・ラジオショー』では、「ザ・ゲストショー」の前半を当番組との同時生放送に充当。岡田と塙に加えて、土屋伸之(塙の相方でもう1人のパーソナリティ)も出演した。
はぴねすくらぶの社員が、福岡市内の本社から電話で出演。ABCのスタジオからは、増田と武田が揃って対応している。
  • 14:20 「ABCニュース」◎
  • 14:25 阪神タイガース関連の情報・企画ゾーン
ABCラジオや毎日放送(現在のMBSラジオ)における増田のレギュラー番組(当番組の放送開始直前までは『よなよな…』の火曜日)で代々放送してきた投稿企画に充当。番組の開始当初は「タイガースウイルス研究所」(阪神ファンが日常生活でやってしまいがちな行動を「阪神ネタ」仕立てで投稿する企画)、以降は「虎耳アワー」(朝日放送テレビで放送している『タモリ倶楽部』内の「空耳アワー」に範を得た阪神関連の替え歌企画)を放送している。
2022年3月から8月4日までは、上記の投稿企画の前に「1分でわかるタイガースニュース」を放送。2000年代の初頭に阪神ホームゲームのテレビ中継でベンチリポートを任されていた武田が、『六甲おろし』のカラオケバージョンをBGMに、阪神関連のトピックスから2項目を伝えていた。ABCラジオが『ABCフレッシュアップベースボール』として阪神のナイトゲーム中継を予定している日には、中継カードの予告先発投手と中継に出演する実況アナウンサー・解説者も紹介していたが、レギュラーシーズン終盤の8月25日以降はこのゾーンの放送内容を投稿企画に一本化。阪神関連のトピックについては、「ニュースハンター!あの人こんなん言うてました」で引き続き取り上げている。
  • 14:40 リスナーからのメッセージ紹介
  • 14:45 武田が単独で伝えるインフォマーシャル
  • 13:50 「ABC交通情報」
  • 14:50 「ABC天気予報」◎
  • 14:53 エンディング
  • 14:59 番組終了

スタッフ

脚注

  1. ^ a b c d 朝日放送ラジオ (2021年9月13日). “この秋、ますだおかだ・増田英彦が関西の昼帯ラジオに殴り込み!”. PR TIMES. 2021年9月13日閲覧。
  2. ^ ますだおかだ増田英彦ブログ (2021年10月2日). “浜田省吾「光と影の季節」”. ameba blog. 2021年9月13日閲覧。
  3. ^ ABCラジオ、11/11に開局70周年特別企画を実施!(朝日放送ラジオ2021年11月10日付プレスリリース)

関連項目

  • 桑原征平粋も甘いも - 当番組の開始を機に、水曜日のみの「濃縮放送」へ移行した。
  • かんさい情報ネットten. - 読売テレビ放送が平日の夕方に関西ローカルで放送中の報道・情報番組。増田英彦は、『よなよな…』のパーソナリティを務める前から、毎週水曜日の午前中に「お宝発見! 街かど★トレジャー」のロケへ赴いた後に、同コーナーのスタジオ報告を兼ねて関西ローカルパートの全編にコメンテーターとして出演している。
  • 武田和歌子…and MUSIC。 - 武田が当番組と並行しながら、2021年の10月改編から単独でパーソナリティを務める朝日放送ラジオの生ワイド番組。
  • 阪神タイガース - 増田英彦がかねてから大ファンであることを公言しているほか、公式戦の中継や関連番組へ頻繁に出演。2022年には、NPBレギュラーシーズンの開幕を控えていた3月に、1ヶ月限定ながら阪神タイガース関連ゾーン(14時台)のスポンサーに付いていた。
  • ホテルニューアワジ - 淡路島(増田英彦の実父の出身地)を中心に複数のホテルや旅館を運営する会社。2022年に入ってから阪神タイガース関連ゾーンのスポンサーへ単独で付くとともに、(同コーナーを含めて)朝日放送ラジオとMBSラジオで放送されるCMに増田を出演させている。
  • スージー鈴木 - 大阪府東大阪市出身の音楽評論家で、千葉ロッテマリーンズの大ファンであることを公言するほど野球への造詣も深い。『週刊ベースボール』内の連載コラム「CULTURAL Review」(阪神タイガースを特集した2022年11月28日号の82ページ)において、首都圏在住ながら同年秋から「radikoプレミアム」のエリアフリー聴取サービスを通じて当番組を愛聴していることを、11月3日放送分の「虎耳アワー」で他のリスナーから投稿された替え歌ネタを引用しながら明かした。

外部リンク

朝日放送ラジオ 木曜日 12:00 - 15:00枠
ABCパワフルアフタヌーン
前番組 番組名 次番組
桑原征平粋も甘いも
※水・木曜日の週2日放送から
水曜日のみの放送に変更
ますだおかだ増田のラジオハンター!
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