Thirty Minutes Over Tokyo

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Thirty Minutes Over Tokyo(サーティーミニッツオーバートウキョウ)は、アメリカのアニメシリーズ『ザ・シンプソンズ』の第10シーズン第23エピソード。FOXテレビ1999年5月16日に放映された。タイトルは1944年の映画 Thirty Seconds Over Tokyo(邦題『東京上空三十秒』)のパロディ。

概要[編集]

主人公一家の日本旅行がストーリーの核であるが、本作品は日本でのシリーズ放映から外された。理由は主人公のホーマー・シンプソンが天皇を投げ飛ばすシーンがあったからだと、後日の別の回での登場人物の台詞があるが、真偽は不明。公式の説明はない。

ただし、公式映像としてDVD(season10)の中にあるマット・グレイニングからのメッセージで断片としては見ることができる。

ザ・シンプソンズは他にも一家の海外旅行をテーマとする回が訪問国では放映されないことが多い。

所々に日本語での会話シーンがある。(日本の文字も出ている)

ストーリー[編集]

長女リサの提案により、一家はインターネットカフェを訪れ、亭主ホーマーがオンラインで預金残高を見ていたところ、「サイバー強盗」に遭い金をディスクメディアの中に「強奪」される。家族旅行資金がなくなり妻のマージは意気消沈し、ホーマーは隣のフランダース家に泥棒に入って金を得ようとしたりする。ネッドは事情を聞き節約セミナーのことを教えると、ホーマーはフランダース家の分のセミナーチケットを勝手に持っていってしまい、講演者が “Mega Ticket”(空席待ち用格安チケット。どの国に行けるか乗る直前まで分からないという設定)を教えてくれたので、シンプソン家はフランダース家が確保した日本行きの予約枠を強引に横取りして日本へと飛び立つ。

日本のホテルではホーマーが障子をそのまま突き破ったり、シャワートイレが水芸のように芸術的な放水をしホーマーを驚かせる(アメリカではシャワートイレは一般的でない)。リサがホテルの窓から見た光景には皇居明治神宮に並び、リボンをつけた猫の絵が描かれた工場が見え、猫の悲鳴の後に煙が噴射される。一方、バートが見ていたテレビアニメ「戦闘ロボットシージャー」で放映されているアニメに点滅シーンがあり、これを見た一家の4人が痙攣を起こす。その他にも正確ではない部分があるものの日本での事象が描かれている。

ただでさえ物価が高い上にホーマーが高価な四角いスイカを購入したりして散財するので、持ち金が100万円札一枚だけになる。一方、その横ではウディ・アレンが富士川クラッカーのコマーシャル撮影をしていた。

その後ホーマーと息子バートは相撲観戦に行く。力士が塩を撒いている時(ただし実際の撒き方と異なる)に、ホーマーは力士に食べ物を与えようとするが力士は「タビー!?あの名前は心が傷つくよ。わしが太っているのは生まれつきなんだ」「食べるの?」と(日本語で)言ってホーマーにかかってくるが、ホーマーとバートが返り討ちにしてしまう。さらに今上天皇が登場し、ホーマーの勝利を英語で祝福するが、ホーマーは天皇も投げ飛ばしてしまったため、日本人たちからは罵声と物が投げつけられ、ホーマーとバートは逮捕される。

マージが拘置所に2人を引き取りに行くと、2人は鉄格子の向こうで浴衣を着て日本文化の学習にいそしんでいる。檻の扉は障子で、釈放が許可されるとホーマーは例によってぶち抜いて通過する。出獄した2人が「悟りの秘密を教えるの?」「ダメよ、あれは外国人だろ」と(声優が直接)日本語で会話するシーンも存在する。ホーマーが残っていたいた100万円紙幣で鶴を折ったところ、飛んでいってしまい、ホーマーは「しまった、ばかめ」と(声優が直接)叫ぶ。

途方にくれた一家はアメリカ大使館に行き援助を請うが、大使は仕事で金を稼げと応えて、銃剣を持った警備員に追い出させる。一家は大坂シーフード商会で腸抜きの仕事をするが、テレビの、高価な賞品に家族でチャレンジする企画を見つけたので応募する。

一家は通常タレントが罰ゲームでやるような課題に苦しめられ、司会者や観客はそれを見て大笑いする。最後に溶岩の煮えたぎる火口上に置かれた、賞品の航空券を取るゲームをやらされ、司会の罠にはまり火口に転落する。しかし実は溶岩と思われた液体はオレンジソーダ(わさび入り)だというドッキリだった。賞品を得たものの企画の悪趣味に憤慨したホーマーは説教し、司会者も観客もシュンとするが、ホーマーたちが退場して次の企画が始まると司会者も観客もケロっと以前のとおりのノリに戻って収録は続いた(ホーマーも爆笑していた)。

最後に一家が飛行機で日本を飛び立つと、ゴジラなどの怪獣の争いに巻き込まれてしまうが無事に帰国する。

オリジナルキャラクター[編集]

通常のキャラクターはザ・シンプソンズの登場人物を参照

ジョー・サラリーマン
ウディ・アレン
大坂シーフード商会でバートが魚の腸抜きをしている際に、助けを求めながらそのまま腸抜きにされた。
イカ
大坂シーフード商会のマスコットキャラクター。シンプソン一家が社歌の時間に見ていたテレビのCMに登場。歌いながら自分の腹を切って内臓を出して死ぬという実際の日本だと放送禁止の過激な内容である。
力士
天皇
土俵にてホーマーの勝利を英語で祝福しながらも、使用済みまわし入れへとホーマーに投げ飛ばされた。
ウィンク
ドッキリ番組「ハッピースマイル・スーパーチャレンジ・ファミリーウィッシュショー」のズル司会。
カップル
上記ドッキリ番組にてホーマー達の後に来場した、カナダ出身でサソリが大の苦手なカップル。

声優[編集]

スペシャルゲスト扱い
その他の声の出演

関連項目[編集]