NEXT11
| 人口 (万人) | 一人当GDP (ドル) | |||
|---|---|---|---|---|
| (50音順) | 2005年 | 2050年 | 2005年 | 2050年 |
| イラン[1] | 6,590 | 10,194 | 1,963 | 22,510 |
| インドネシア[1] | 22,280 | 28,464 | 2,872 | 39,230 |
| エジプト[1] | 7,400 | 12,592 | 893 | 24,610 |
| 韓国[1] | 4,780 | 4,463 | 21,342 | 90,294 |
| トルコ[1] | 7,320 | 10,121 | 3,633 | 17,570 |
| ナイジェリア[1] | 13,150 | 25,810 | 990 | 37,080 |
| パキスタン[1] | 15,790 | 30,470 | 1,107 | 22,870 |
| バングラデシュ[1] | 14,180 | 24,293 | 600 | 12,600 |
| フィリピン[1] | 8,310 | 12,707 | 983 | 14,730 |
| ベトナム[1] | 8,420 | 11,665 | 524 | 18,990 |
| メキシコ[1] | 10,700 | 13,902 | 7,684 | 63,149 |
| 2005年の値は実績、最左列のソートボタンで元の順序に戻る | ||||
ネクストイレブン(Next Eleven、略称: N-11; "NEXT11"は日本独自表記)は、米大手投資銀行ゴールドマン・サックスが、2007年の経済予測レポートの中で、BRICsに次ぐ急成長が期待されるとした11の新興経済発展国家群。具体的にはイラン、インドネシア、エジプト、韓国、トルコ、ナイジェリア、パキスタン、バングラデシュ、フィリピン、ベトナム、メキシコが挙げられた。
目次 |
概要 [編集]
BRICsが広大な国土と人口を持ち、資源にも恵まれているという共通点があるのに対し、N-11の国々は、国土の大きさも人口も様々で、その点では共通点を見出すことが出来ない。経済力においても、1970年代から80年代にかけ急成長を見せ、NIES(新興工業経済地域)や「準先進国」に分類されてきたトルコ、メキシコ、韓国、2000年代になってから経済が成長してきたインドネシア、フィリピン、ベトナムのASEAN各国が含まれている一方で、多くの貧困と食糧難で苦しむパキスタン、また後発開発途上国の一つであるバングラデシュも含まれており、高度経済成長の真っ只中にあるBRICs諸国とは大きく違う。
また、2050年の人口を見ると、ナイジェリア、パキスタン、バングラデシュの様にほぼ倍増する国々があるのに対し、韓国のように減少する国も存在する。
唯一の共通点としては、規制緩和政策によって外資の流入が始まっていることである。これにより各国は2050年までに飛躍的にGDPを増加させると予測されている。しかし、BRICsよりも深刻な政治的不安定要素を抱えている国が多いことも事実で、例えばイランでは、核開発などにおいて先進国と対立する姿勢を強めているほか、パキスタンはカシミール紛争が解決を見ておらず、ナイジェリアも内戦状態を脱しきれていない。このことが安定成長を阻む大きなリスクとなる恐れも指摘されている。
脚注 [編集]
関連項目 [編集]
- 新興国
- 新興工業経済地域
- BRICs
- VISTA(N-11諸国のうち、ベトナム、インドネシア、トルコが含まれる)
- MENA(N-11諸国のうち、トルコ、エジプトが含まれる)
- TIPs(N-11諸国のうち、インドネシア、フィリピンが含まれそこにタイがプラスされる)
- CIVETS(N-11諸国のうち、インドネシア、ベトナム、エジプト、トルコが含まれる)
- KOMETs(N-11諸国のうち、韓国、メキシコ、トルコが含まれる)
外部リンク [編集]
- "The N-11: More Than an Acronym" - Goldman Sachs study of N-11 nations, Global Economics Paper No: 153, March 28, 2007.(英語)
- 経済産業省(通商白書・2005年版)