Kingsoft Office

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Kingsoft Office
開発元 キングソフト
初版 1988年 (1988)
最新版 2012(2011年10月7日(4か月前) (2011-10-07
対応OS Windows, Android
プラットフォーム x86
対応言語 日本語
種別 オフィススイート
ライセンス プロプライエタリ
公式サイト キングソフトオフィス
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Kingsoft Office(キングソフトオフィス)は、キングソフト株式会社のオフィススイート製品である。中国ではWPS Officeと称している。

目次

[編集] 概要

Microsoft Officeにそっくりなユーザーインターフェイスと操作性、Microsoft Officeとの高いファイル互換性を特徴としている。保存ファイル形式の拡張子はMicrosoft Officeと同一のもの(.doc、.xls、.ppt)が用いられている(他に独自拡張子での保存も可能)。Microsoft Office 2007以降の保存ファイル形式の拡張子(.docx、.xlsx、.pptx)についてもファイルの閲覧、編集は可能だが、保存はできない。Microsoft Officeに似ているだけでなく、タブ式のファイル表示やデータのPDF出力機能、独自のプラグインプラットフォームや自動アップデートなどオリジナル要素も加味しており、また動作の軽さなどを特徴としている。

2008年からのネットブックおよび安価なネット端末パソコンが相次いで市場に投入されるといったパソコンの低価格化を追い風に、Microsoft Officeよりも安価なKingsoft OfficeをプリインストールしたBTOパソコンが増えている。

また、DELLやエプソンなどのパソコン販売のオンラインサイトでは、KINGSOFT Officeを選択式でバンドル販売している。その他ではインターネットカフェや、小学校、中学校、高等学校や大学などの教育機関でも導入が進んでいる。[† 1]

2011年10月にリリースされたKingsoft Office 2012は、マイクロソフトのOffice 2007から採用されたインタフェース「リボン」を採用。Microsoft Office 2007/2010の互換ソフトであるが、オリジナルにはない「段落書式のアシスタント」などの機能も追加されている。オリジナルにないため、互換性の観点ではマイナスだが、ユーザーに便利ならオリジナルにない機能も付加していく方針とみられる。必ずしもMicrosoft Officeの廉価な完全コピー版を目指しているわけではないともいえ、この価格でこの機能なら、通常のOffice製品として見てもコストパフォーマンスはかなり高いという評価もある。[† 2]

[編集] 構成ソフト

ライセンスは製品によって異なり次の通りである。

Standard Edition(ワープロ+表計算+プレゼンテーション)が4,980円、Personal Edition(ワープロ+表計算)が3,480円、Standard Edition(ワープロ+表計算+プレゼンテーション)のVBA対応版が5,480円である。また単品として1製品につき1,980円で発売されている。その他「KINGSOFT Office 2010 フォント同梱版」はプラス500円で購入が可能。

[編集] 歴史

1989年に中国でリリースされたワープロソフト「WPS1.0」がその起源である。その後機能を増やしオフィススイートに発展し、一時は中国国内で90%のシェアを占めるが、Windows 95の発売でデファクトスタンダードの地位をMicrosoft Officeに奪われ、シェアを10%にまで落とした。

起死回生の一手として2005年9月にリリースしたのがWPS Office2005である。あえてMicrosoft Officeに操作性を似せ、同一のファイル形式(.doc、.xls、.ppt)にしたことが好評を博し、シェアを20%台にまで回復し、2006年11月には「Kingsoft Office」のタイトルで日本に進出した。WPS Officeは2000年、2008年、中国の「国家科技進歩賞2等賞」を受賞している。さらに、2009年12月、2010年6月、WPS Officeは中央企業調達リストに入選し、オフィスソフトの分野で史上初の2回入選を達成している[† 3]

[編集] リリース

2006年11月1日からKingsoft Office2007として日本語ベータ版が無料で配布され、2007年2月2日に製品版が登場した。製品版は、文書中の語句をWEB検索する機能追加のほか、ベータ版から500箇所以上の機能改善・修正を行ったという。ワープロ、表計算、プレゼンテーションのセットで4,980円という低価格でオンライン・家電量販店を中心に販売開始された。

2007年7月19日にはVBA対応版が登場し、ダウンロード販売のみで5,480円となっている。なおVBA対応版の体験版はない。

2008年6月20日にKingsoft Office 2007 Plusが発売され、従来版より104カ所以上の機能強化が実施されている。

2009年3月26日にKINGSOFT Office 2010が発売された。Microsoft Office 2007のファイル形式(.docx、.xlsx、.pptx)で保存されたファイルの読み込みが可能となった。

2009年9月3日に「KINGSOFT Office 2007 USB起動版」が発売。「KINGSOFT Office 2010」をUSBメモリから直接起動できる。

2010年5月に全国の家電量販店におけるオフィスソフトカテゴリーの販売本数がトップになる[† 4]

2010年5月14日に「KINGSOFT Office 2010 フォント同梱版」を発売。日本語フォントが29種類追加され、Microsoft Officeに含まれるすべての日本語フォントに対応した。

2010年5月18日にリリースされたバージョン6.6.0.2461では、独自のプラグインプラットフォームに「マウスジェスチャー」や「背景と透かし」といった7つの機能が追加されている。Writerのみ追加多言語面などに対応するようになった。

2011年10月7日リボンインターフェースを採用したKINGSOFT Office 2012 および Android OS に対応した KINGSOFT Office for Android がリリースされた。[† 5]

[編集] 法律上の問題

キングソフト自らが、Microsoft Officeユーザーインターフェイスを似せたと語り、「Microsoft Officeとの互換性」や「同製品よりも安価であること」を売りにしている。これらの行為が法律上の問題を抱えていないか(具体的にはMicrosoft著作権知的所有権を侵害していないか)という点について、キングソフト社の代表取締役である広沢一郎は発売当時「法的に問題がない」との考えを示している[† 6]。現在、Microsoft側からの訴訟行為は起こされておらず、発売から今まで黙認されるという形になっている。また、マイクロソフトのWindows7/Vistaの公式認定ロゴを取得している。

[編集] 関連項目

[編集] 脚注

[編集] 外部リンク

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