Key

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Key
ジャンル アダルトゲーム
全年齢美少女ゲーム
審査 ソフ倫
主要人物 麻枝准
樋上いたる
折戸伸治
特記事項 ビジュアルアーツ所属ブランド
デビュー作 Kanon
1999年6月4日
最新作 リトルバスターズ! エクスタシー
2008年7月25日
公式サイト Key Official Home Page
  

Keyは、アダルトゲームメーカーである株式会社ビジュアルアーツに所属するゲームブランドの一つである。KEYkeykEy などの表記も使用される。また、ゲームブランドKeyに所属するシナリオライター 麻枝准の、作曲家として活動する際の個人名義として用いられることもある。

目次

[編集] 概要

Keyは、株式会社ビジュアルアーツを代表するゲームブランドである。恋愛アドベンチャーゲームに「泣き」「感動」の要素を取り入れた「泣きゲー」ジャンルの草分けかつ代名詞的存在として知られる。また、Key Sounds Labelという自社レーベルを持ち、Keyブランドのゲームのオリジナルサウンドトラック等はすべてこのレーベルから発売される。

通称は「鍵」と略されることが多く、Keyの熱心なファンは「鍵っ子」と呼称されることが多い。また、アクアプラス傘下のゲームブランドであるLeafと並ぶ有名ブランドであることから一括りにされ、「葉鍵」もしくは「鍵葉」と呼ばれることも多い。これは、Keyの作曲家である折戸伸治1997年にはLeafに所属していたことから、2つのブランドのファン層が重なることが多かったためである。また、大規模な同人誌即売会であるコミックマーケットのジャンル分けでも「Leaf & Key」の項目が現存する。しかし、現在では両ブランドの作品傾向は大きく異なり、ファン層も一致しないことから、KeyとLeafを一括りにする考え方は、現状には則していない面も大きい。

これまでKeyの第1作『Kanon』・第2作『AIR』・第3作『CLANNAD』・第6作『リトルバスターズ!』・第7作『リトルバスターズ!エクスタシー』と、フル規格の作品では全て初版10万本以上の大ヒット級と言える売り上げを維持している。ブランドが立ち上がってから10年以上が経過しているにもかかわらず、長期にわたって人気が安定している息の長いブランドである。また、後の作品になるほどエンターテイメント性が強化されており、作中のミニゲームとしてシミュレーションRPGや野球ゲームなどが製作されている。単純にノベルゲームとして見ても、独特の手法が後進のブランド・シナリオライターに与えた影響は大きく、奈須きのこ竜騎士07[1]などがKeyから影響を受けたと語っている。

また、2005年に『AIR』が、2006年に『Kanon』が、2007年2008年に『CLANNAD』が、いずれも京都アニメーションによって非常に高いクオリティーでTVアニメ化されている。京都アニメーションによる緻密な作画・演出によって物語が再現されており、このアニメの影響力も相まって、本ブランドの知名度やトップブランドとしての影響力もますます大きなものになっている。

近年は、情報誌ビジュアルスタイルを刊行したり、ネットラジオKeyらじを放送したりと、精力的な活動展開を繰り広げている。

[編集] 沿革

MOON.』『ONE 〜輝く季節へ〜』を開発した、Nexton傘下のゲームブランドであるTacticsに所属していた主力スタッフが、株式会社ビジュアルアーツへ移籍したことにより設立された[2]。この初期メンバーのうち、シナリオ担当麻枝准、音楽担当折戸伸治、原画担当樋上いたるは2009年現在でも業界内で著名である。

1999年発売の処女作『Kanon』は、事実上の前作である『ONE 〜輝く季節へ〜』が話題作であったことからも注目を呼んで大ヒットとなり、恋愛アドベンチャーゲームに「泣き」「感動」の要素を取り入れた、いわゆる「泣きゲー」と呼ばれるジャンルを確立することとなった。この結果、本ブランドは第1作目から、アクアプラス傘下のゲームブランドLeafと並ぶ、当時の恋愛アドベンチャーゲームのトップブランドに伸し上がった。

2000年には続く第2作の『AIR』も「泣きゲー」として初回限定版売り上げ10万本以上の大ヒット作品となり[3]、その安定した実力を示す。その後、2001年には、第3作となる『CLANNAD』の制作発表がなされたものの、それから2年余り発売の目処がつかない状態が続いた。最終的に『CLANNAD』は2004年全年齢対象作品として発売された。2作目と3作目の間に発売期間が開いていたにも関わらず、人と人との「絆」をテーマに描かれた壮大な物語は深い感動をよび、またエンターテイメント性も充実しており、10万本以上を売り上げる三度目の大ヒット作品となった。また、「家族」や「絆」をあつかったテーマのために、ギャルゲーのゲームジャンルでは珍しく女性ファンも急増した。

2004年には『planetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜』が、2005年には『智代アフター 〜It's a Wonderful Life〜』が、小規模作品として発売された。

その後、2007年には第6作の『リトルバスターズ!』・2008年には第7作の『リトルバスターズ!エクスタシー』が発売された。今までKeyがあまり扱ってこなかった「友情」をテーマに感動を呼び起こす物語が描かれ、またエンターテイメント性も前作『CLANNAD』以上に大幅に強化され、10万本を超える四度目の大ヒット作となった。

2009年現在製作中の『Rewrite』は、シナリオに田中ロミオ[4]竜騎士07[5]の外注としての参加が決定している。『Kanon』以来(企画は『AIR』以降)、前作『リトルバスターズ!エクスタシー』まで企画・シナリオ執筆・音楽制作を担当し、メインシナリオライターとして活躍してきた麻枝准は一旦筆を置く事を宣言しており、音楽担当およびQC(クオリティコントロール / 制作監督)として参加している。

2009年2月28日から3月1日にかけて、Key十周年記念イベント「10th KEY MEMORIAL FES,〜あの日から始まった僕らの時を刻む唄〜」が行われた。

[編集] 作品一覧

WindowsPC 18禁CD版ゲーム:1999年6月4日 発売
WindowsPC 全年齢CD版ゲーム:2000年1月7日発売
WindowsPC 18禁DVD-ROM版ゲーム:2004年11月26日発売
WindowsPC 全年齢DVD-ROM版ゲーム:2005年1月28日発売
WindowsPC 18禁CD版ゲーム:2000年9月8日発売
WindowsPC 全年齢CD版ゲーム:2001年7月27日発売
WindowsPC 18禁DVD-ROM版ゲーム:2005年4月8日発売
WindowsPC 全年齢DVD-ROM版ゲーム:2004年4月28日発売
WindowsPC 全年齢フルボイスDVD-ROM版ゲーム:2008年2月29日発売
ダウンロード版(Yahoo! BBユーザー先行販売):2004年11月29日発売
ダウンロード版(一般販売):2004年12月6日発売
パッケージ版:2006年4月28日発売
WindowsPC 18禁DVD-ROM版ゲーム:2005年11月25日発売
WindowsPC 全年齢DVD-ROM版ゲーム:2007年7月27日発売
  • リトルバスターズ! エクスタシー
WindowsPC 18禁DVD-ROM版ゲーム:2008年7月25日発売
WindowsPC DVD-ROM版ゲーム:発売日未定

[編集] コンシューマ機移植作品一覧

  • Kanon
ドリームキャスト版ゲーム:2000年9月14日発売(発売元:インターチャネル
プレイステーション2版ゲーム:2002年2月28日発売(発売元:インターチャネル)
プレイステーション2版廉価版:2004年12月22日発売(発売元:インターチャネル)
プレイステーション・ポータブル版ゲーム:2007年2月15日発売(発売元:プロトタイプ
  • AIR
ドリームキャスト版ゲーム:2001年9月20日発売(発売元:インターチャネル)
プレイステーション2版ゲーム:2002年8月8日発売(発売元:インターチャネル)
プレイステーション2版廉価版:2005年9月1日発売(発売元:インターチャネル)
プレイステーション・ポータブル版ゲーム:2007年11月22日発売(発売元:プロトタイプ)
  • CLANNAD
プレイステーション2版ゲーム:2006年2月23日発売(発売元:インターチャネル)
プレイステーション・ポータブル版ゲーム:2008年5月29日発売(発売元:プロトタイプ)
Xbox 360版ゲーム:2008年7月17日発売(発売元:プロトタイプ)
  • planetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜
プレイステーション2版ゲーム:2006年8月24日発売(発売元:プロトタイプ)
プレイステーション・ポータブル版ゲーム:2009年の「key 10th MEMORIAL Fes.」での限定販売(発売元:プロトタイプ)[6]
  • 智代アフター 〜It's a Wonderful Life〜
プレイステーション2版ゲーム:2007年1月25日発売(発売元:プロトタイプ)
プレイステーション・ポータブル版ゲーム:2009年3月19日発売(発売元:プロトタイプ)[7]
  • リトルバスターズ!Converted Edition
プレイステーション2版ゲーム:発売日未定(発売元:プロトタイプ)[8]

[編集] アニメ化作品一覧

Key作品のうち、KanonAIRCLANNADはアニメ化された。

共通点としては、東映アニメーション制作のものと、京都アニメーション制作のものと2つ作られることである。前者はKanonのみフジテレビ系のテレビアニメとして制作、他2作品は劇場版として制作されている。後者はいずれもTBSが製作に関与している。

  • Kanon
2002年1月31日 フジテレビ系でTVアニメーション放映開始。制作は東映アニメーション。[9]
2006年10月5日 BS-i限定でTVアニメーション放映開始。制作は京都アニメーション。[10]
  • AIR
2005年1月7日 BS-i限定でTVアニメーション放映開始。制作は京都アニメーション。[11]
2005年2月5日 劇場アニメーション上映開始。制作は東映アニメーション。監督は出崎統[12]
  • CLANNAD
2007年9月15日 劇場アニメーション上映開始。制作は東映アニメーション。監督は出崎統。[13]
2007年10月4日 BS-iとTBS系列にてTVアニメーション放映開始。制作は京都アニメーション。[14]
2008年10月2日 BS-iとTBS系列にてTVアニメーション第2シリーズ(AFTER STORY)放映開始。制作は京都アニメーション。[15]

[編集] 主要な制作スタッフ

[編集] Key所属

  • 原画
樋上いたる
Na-Ga
  • 音楽
折戸伸治
麻枝准
  • シナリオ
麻枝准
都乃河勇人
  • グラフィック
しのり〜
Na-Ga
餅介
田山みにも

[編集] 外注・退社

久弥直樹 ※第1作『Kanon』制作後、退社。現在フリー。
涼元悠一 ※2005年退社、現在アクアプラスに所属
みらくる☆みきぽん ※『CLANNAD』制作中に退社。その後、ネクストン系列ブランド・PSYCHOに移籍。現在はVisual Art's系列ブランドはむはむソフトに所属
戸越まごめ ※2006年10月に自己都合退職
イシカワタカシ ※VisualArt's内の他のブランドに所属
Dinn ※『AIR』制作後、VisualArt's内のWordsに所属
※VisualArt's内のRAMに所属。RAM解散後はmanaに所属。
丘野塔也 ※VisualArt'sのFrill(当初は大熊猫)に所属。
鳥の ※VisualArt's内のRAMに所属。RAM解散後の所属は不明。
樫田レオ ※外注
城桐央 ※外注
田中ロミオ ※外注
竜騎士07 ※外注

[編集] 脚注

  1. ^ 竜騎士07 (2004-07-09). "実はKEYのエッセンスが…(苦笑)" (日本語). 07th Expansion. 2009-03-15 閲覧。
  2. ^ このため、コミックマーケットジャンルコードなどで『MOON.』、『ONE 〜輝く季節へ〜』は、現在でもKeyのゲームとほぼ同等に扱われている。
  3. ^ 本ブランド作品の売上推移の一例として挙げるが、2005年時点でAIRの累計売上は30万本とされている(詳しくは本項『AIR』)
  4. ^ 代表作にCROSS†CHANNELフライングシャイン)がある。
  5. ^ 代表作にひぐらしのなく頃にがある。
  6. ^ http://www.famitsu.com/game/news/1221569_1124.html
  7. ^ http://journal.mycom.co.jp/news/2008/09/18/061/index.html
  8. ^ http://www.gpara.com/comingsoon/little_ps2/090227/ PS2で青春を駆け抜けろ『リトルバスターズ!Converted Edition』発表!
  9. ^ アニメKanon(第一作)公式HP
  10. ^ アニメKanon(第二作)公式HP
  11. ^ アニメAIR公式HP
  12. ^ 劇場版AIR公式HP
  13. ^ 劇場版CLANNAD公式HP
  14. ^ アニメCLANNAD公式HP
  15. ^ アニメCLANNAD-AFTER STORY-公式HP

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク