一日市場駅

一日市場駅
	駅舎（2021年8月）
	ひといちば; Hitoichiba;
	◄38 梓橋 (1.6 km) (1.6 km) 中萱 36►
所在地	長野県安曇野市三郷明盛北緯36度15分34.58秒東経137度54分14.94秒 / 北緯36.2596056度東経137.9041500度座標: 北緯36度15分34.58秒東経137度54分14.94秒 / 北緯36.2596056度東経137.9041500度
駅番号	37
所属事業者	東日本旅客鉄道（JR東日本）
所属路線	■大糸線
キロ程	6.8 km（松本起点）
電報略号	ヒチ
駅構造	地上駅
ホーム	1面2線
乗車人員; -統計年度-	645人/日（降車客含まず）; -2022年-
開業年月日	1915年（大正4年）1月6日
備考	業務委託駅; 標高：593.9 m;
	^ 開業4か月後に明盛駅から改称。 ;
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一日市場駅（ひといちばえき）は、長野県安曇野市三郷明盛にある、東日本旅客鉄道（JR東日本）大糸線の駅である^[1]。駅番号は「37」^[2]。

歴史[編集]

1915年（大正4年）
- 1月6日：信濃鉄道が松本市駅（現・北松本駅） - 豊科駅間を開通し、明盛駅（めいせいえき）として開業^[3]。旅客営業のみ。旅客・貨物の取扱を開始。
- 4月5日：南松本駅（鉄道院松本駅構内） - 北松本駅間が開通し^[3]、貨物のみ連絡運輸を開始^[5]。
- 5月1日：一日市場駅に改称^[6]。
1916年（大正5年）9月18日：南松本駅を松本駅に統合して共同使用駅化し、同駅経由での旅客連絡運輸を開始^[3]。
1926年（大正15年）1月8日：信濃鉄道が全線電化し、旅客列車を電車化^[3]。
1937年（昭和12年）6月1日：信濃鉄道の国有化^[7]。
1957年（昭和32年）8月15日：中土駅 - 小滝駅間が開通して全線開通し、大糸線と改称^[3]。
1960年（昭和35年）9月：松本駅 - 信濃大町駅間の貨物列車を電化^[8]。
1971年（昭和46年）1月30日：貨物の取扱を廃止^[9]。
1983年（昭和58年）3月25日：CTC導入により、業務委託駅となる^[10]。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道（JR東日本）の駅となる^[11]。
2017年（平成29年）12月16日：新駅舎使用開始^[12]。
2025年（令和7年）春以降：ICカード「Suica」の利用が可能となる（予定）^[13]。

駅構造[編集]

島式ホーム1面2線を有する地上駅である^[1]。駅舎寄りの側線周辺は、レールの保管場所として使われている。豊科駅管理の業務委託駅で、ステーションビルMIDORIが駅業務を受託している^[4]。夕方から朝までは無人となる。

2017年に建て替えられた駅舎は木造で長野県産のヒノキを中心に利用されている。屋根は待合室部分が片流れとし、事務所部分が切り妻という構造になっている。駅舎は「北アルプスの風」をイメージしている^[12]^[14]。旧駅舎は開業時から100年以上使われていた^[14]。

のりば[編集]

番線	路線	方向	行先
1	■大糸線	下り	信濃大町・白馬方面^[15]
2	■大糸線	上り	松本方面^[15]

改札口（2021年8月）
ホーム（2021年8月）

旧駅舎時代
旧駅舎（2008年9月）
旧駅舎の待合室（2017年8月）
旧駅舎のきっぷ売り場（2017年8月）

利用状況[編集]

JR東日本によると、2022年度（令和4年度）の1日平均乗車人員は645人である^{[利用客数 1]}。

2000年度（平成12年度）以降の推移は以下のとおりである。

乗車人員推移
年度	1日平均乗車人員	出典
2000年（平成12年）	912	^{[利用客数 2]}
2001年（平成13年）	910	^{[利用客数 3]}
2002年（平成14年）	882	^{[利用客数 4]}
2003年（平成15年）	851	^{[利用客数 5]}
2004年（平成16年）	819	^{[利用客数 6]}
2005年（平成17年）	816	^{[利用客数 7]}
2006年（平成18年）	807	^{[利用客数 8]}
2007年（平成19年）	808	^{[利用客数 9]}
2008年（平成20年）	793	^{[利用客数 10]}
2009年（平成21年）	757	^{[利用客数 11]}
2010年（平成22年）	773	^{[利用客数 12]}
2011年（平成23年）	798	^{[利用客数 13]}
2012年（平成24年）	813	^{[利用客数 14]}
2013年（平成25年）	818	^{[利用客数 15]}
2014年（平成26年）	783	^{[利用客数 16]}
2015年（平成27年）	777	^{[利用客数 17]}
2016年（平成28年）	762	^{[利用客数 18]}
2017年（平成29年）	763	^{[利用客数 19]}
2018年（平成30年）	783	^{[利用客数 20]}
2019年（令和元年）	775	^{[利用客数 21]}
2020年（令和02年）	654	^{[利用客数 22]}
2021年（令和03年）	635	^{[利用客数 23]}
2022年（令和04年）	645	^{[利用客数 1]}

一日平均乗車人員（単位：人/日）

駅周辺[編集]

隣の駅[編集]

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■大糸線

快速（上り1本のみ運転）・普通

梓橋駅 (38) - 一日市場駅 (37) - 中萱駅 (36)

脚注[編集]

[脚注の使い方]

記事本文[編集]

^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g 信濃毎日新聞社出版部『長野県鉄道全駅増補改訂版』信濃毎日新聞社、2011年7月24日、96頁。ISBN 9784784071647。
^ ^a ^b 『大糸線に「駅ナンバー」を導入します』（PDF）（プレスリリース）東日本旅客鉄道長野支社、2016年12月7日。オリジナルの2016年12月8日時点におけるアーカイブ。2016年12月8日閲覧。
^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f 『東筑摩郡松本市塩尻市誌第三巻現代下』東筑摩郡・松本市・塩尻市郷土資料編纂会、1965年。
^ ^a ^b “駅業務委託｜駅ビジネス事業｜事業紹介｜生鮮市場JCなど運営株式会社ステーションビルMIDORI”. ステーションビルMIDORI. 2022年4月1日閲覧。
^ 松本市史編さん室『松本市史第二巻歴史編Ⅲ近代』松本市、1995年11月30日。
^ 大正4年5月4日付官報（第824号）鉄道省彙報
^ 大町市史編纂委員会『大町市史第四巻近代・現代』大町市、1985年9月1日。
^ 大町市史編纂委員会『大町市史第五巻民俗・観光』大町市、1984年7月1日。
^ 石野哲（編）『停車場変遷大事典国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、208頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
^ “CTC化が完成大糸線拠点駅構想も実施へ長鉄局”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1983年3月25日)
^ 曽根悟（監修）（著）、朝日新聞出版分冊百科編集部（編集）（編）「大糸線・飯山線・篠ノ井線・越後線・弥彦線」『週刊歴史でめぐる鉄道全路線国鉄・JR』第9号、朝日新聞出版、2009年9月6日、11頁。
^ ^a ^b “一日市場駅　建て替え進む　県産材使用　山脈イメージ”. 市民タイムス (2017年11月9日). 2018年2月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年2月28日閲覧。
^ 『長野県におけるSuicaご利用駅の拡大について』（PDF）（プレスリリース）東日本旅客鉄道長野支社、2023年6月20日。オリジナルの2023年6月20日時点におけるアーカイブ。2023年6月20日閲覧。
^ ^a ^b 『市民タイムス』2017年11月09日付朝刊、7面、安曇野。
^ ^a ^b “時刻表一日市場”. 東日本旅客鉄道. 2019年8月19日閲覧。

利用状況[編集]

外部リンク[編集]

駅の情報（一日市場駅）：JR東日本

[2] 開業4か月後に明盛駅から改称^[1]。

[nagano-zeneki-1] ^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g 信濃毎日新聞社出版部『長野県鉄道全駅増補改訂版』信濃毎日新聞社、2011年7月24日、96頁。ISBN 9784784071647。

[press/161207-3] 『大糸線に「駅ナンバー」を導入します』（PDF）（プレスリリース）東日本旅客鉄道長野支社、2016年12月7日。オリジナルの2016年12月8日時点におけるアーカイブ。2016年12月8日閲覧。

[chikuma-matsumoto-shiojiri-history-3-2-modern-1965-4] ^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f 『東筑摩郡松本市塩尻市誌第三巻現代下』東筑摩郡・松本市・塩尻市郷土資料編纂会、1965年。

[eki-midori-5] “駅業務委託｜駅ビジネス事業｜事業紹介｜生鮮市場JCなど運営株式会社ステーションビルMIDORI”. ステーションビルMIDORI. 2022年4月1日閲覧。

[matsumoto-city-history-2-3-modern-1995-6] 松本市史編さん室『松本市史第二巻歴史編Ⅲ近代』松本市、1995年11月30日。

[7] 大正4年5月4日付官報（第824号）鉄道省彙報

[omachi-city-history-modern-1985-9-1-8] 大町市史編纂委員会『大町市史第四巻近代・現代』大町市、1985年9月1日。

[omachi-city-history-5-1984-7-1-9] 大町市史編纂委員会『大町市史第五巻民俗・観光』大町市、1984年7月1日。

[10] 石野哲（編）『停車場変遷大事典国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、208頁。ISBN 978-4-533-02980-6。

[11] “CTC化が完成大糸線拠点駅構想も実施へ長鉄局”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1983年3月25日)

[12] 曽根悟（監修）（著）、朝日新聞出版分冊百科編集部（編集）（編）「大糸線・飯山線・篠ノ井線・越後線・弥彦線」『週刊歴史でめぐる鉄道全路線国鉄・JR』第9号、朝日新聞出版、2009年9月6日、11頁。

[shimin-times-ekisya-13] “一日市場駅　建て替え進む　県産材使用　山脈イメージ”. 市民タイムス (2017年11月9日). 2018年2月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年2月28日閲覧。

[14] 『長野県におけるSuicaご利用駅の拡大について』（PDF）（プレスリリース）東日本旅客鉄道長野支社、2023年6月20日。オリジナルの2023年6月20日時点におけるアーカイブ。2023年6月20日閲覧。

[shimi-times-11-9-15] 『市民タイムス』2017年11月09日付朝刊、7面、安曇野。

[timetable/list1326-16] “時刻表一日市場”. 東日本旅客鉄道. 2019年8月19日閲覧。

[passenger/2022_06-17] 各駅の乗車人員（2022年度） - JR東日本

[18] 各駅の乗車人員（2000年度） - JR東日本

[19] 各駅の乗車人員（2001年度） - JR東日本

[20] 各駅の乗車人員（2002年度） - JR東日本

[21] 各駅の乗車人員（2003年度） - JR東日本

[22] 各駅の乗車人員（2004年度） - JR東日本

[23] 各駅の乗車人員（2005年度） - JR東日本

[24] 各駅の乗車人員（2006年度） - JR東日本

[25] 各駅の乗車人員（2007年度） - JR東日本

[26] 各駅の乗車人員（2008年度） - JR東日本

[27] 各駅の乗車人員（2009年度） - JR東日本

[28] 各駅の乗車人員（2010年度） - JR東日本

[29] 各駅の乗車人員（2011年度） - JR東日本

[30] 各駅の乗車人員（2012年度） - JR東日本

[31] 各駅の乗車人員（2013年度） - JR東日本

[32] 各駅の乗車人員（2014年度） - JR東日本

[33] 各駅の乗車人員（2015年度） - JR東日本

[34] 各駅の乗車人員（2016年度） - JR東日本

[35] 各駅の乗車人員（2017年度） - JR東日本

[36] 各駅の乗車人員（2018年度） - JR東日本

[37] 各駅の乗車人員（2019年度） - JR東日本

[passenger/2020_06-38] 各駅の乗車人員（2020年度） - JR東日本

[passenger/2021_06-39] 各駅の乗車人員（2021年度） - JR東日本

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[利用客数 1]

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[利用客数 3]

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[利用客数 5]

[利用客数 6]

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歴史[編集]

駅構造[編集]

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駅周辺[編集]

隣の駅[編集]

脚注[編集]

記事本文[編集]

利用状況[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]