菅谷昭
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
菅谷 昭(すげのや あきら、1943年11月22日 - )は、現松本市長(13代)、NPO法人チェルノブイリ医療基金の元理事長、医師。千曲市出身。有賀正前市長とは対照的にソフト事業に積極的。市議会での与党は日本共産党[1]。
チェルノブイリ原子力発電所事故の際に、放射能汚染により甲状腺癌患者が急増していたベラルーシで医療活動をした過去があり、NHKのプロジェクトXでも紹介された。当初はロシア語も上手くなかったが、患者には常に笑顔を絶やさなかったと言う。現地の放射能汚染のため、その後、胃がんになっていると話す。また、ベラルーシの隣国であるポーランドが小児の甲状腺癌の増加を防いだのは初期の素早い対策にあったと指摘している[2]。
目次 |
[編集] 経歴
- 1943年11月22日 現在の長野県千曲市に生まれる。
- 1968年 信州大学医学部を卒業。
- 1996年 25年勤めた信州大学を辞めベラルーシに渡り、現地で甲状腺癌患者の治療を行う。
- 2001年 ベラルーシより帰国。吉川英治文化賞受賞。
- 2002年 長野県衛生部長就任。
- 2004年3月14日 前職の有賀正、元市議会議長の田口敏子らを破り松本市長選に初当選(共産党支援[3])。
- 2004年3月28日 松本市長に就任。
- 2008年3月16日 元松本市収入役の市川博美を破り松本市長選に再選(共産党支援)。2期目を迎える。
[編集] 政策
3Kプラン(健康づくり・危機管理・子育て支援)を軸に市民主体のまちづくりを掲げる。
[編集] 著書
[編集] 脚注
- ^ 日本共産党 (2011年10月31日), 日本共産党が与党の自治体 - 党紹介 2011年12月16日閲覧。
- ^ 菅谷 昭 (1999年8月1日), 講演録「チェルノブイリで子供たちに何が起きたのか!」小児甲状腺がんの現状, “資料庫(特集・通信・要望書など)”, プルサーマルを考える医師歯科医師の会 プルサーマルを考える柏崎刈羽市民ネットワーク 2011年6月14日閲覧, "5月の15日までは、乳牛に新鮮な牧草を与えることを全国的に禁止するっていうことで、結局この牧草の中に放射性のヨードが舞い降りてますからそれを食べた乳牛のお乳の中に放射性ヨードが含まれるから、そういう意味でもって牧草を与えることを禁止したってことですね。それから1000ベクレル/リットル以上の汚染ミルクを子供や妊娠授乳中の女性が飲むことを禁止。…(中略)…4歳以下の子供には乳牛のお乳がなくて粉ミルクを飲ませると、まずいですけどもねでも粉ミルクを飲ませて、これも良かったですね、子供や妊娠授乳中新鮮な葉菜類、葉物の野菜を採らないように。こういうことを初期に対策したもんですから、もちろん4日目ですけども、遅れてるんですけれども、結果としては現在ポーランドでは小児の甲状腺ガンが増えてないということで、初期にきちんと対策すれば…(中略)…この場合はあくまでも、子供の甲状腺のガンの発生に関してはこういう対策をしたら防げるということであります。"
- ^ “第2会場まで三千人超す聴衆/比例でも選挙区でも 愛知での勝利必ず/愛知演説会で志位委員長が訴え”. しんぶん赤旗. (2004年3月17日) 2011年12月16日閲覧。
[編集] 外部リンク
- すげのや昭 公式ホームページ
- 菅谷 昭 (1999年8月1日), 講演録「チェルノブイリで子供たちに何が起きたのか!」小児甲状腺がんの現状, “資料庫(特集・通信・要望書など)”, プルサーマルを考える医師歯科医師の会 プルサーマルを考える柏崎刈羽市民ネットワーク 2011年6月14日閲覧。
|
|
|
|||||||||||