聖福寺 (福岡市)

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聖福寺
Shoufukuji01.jpg
所在地 福岡市博多区御供所町6-1
位置 北緯33度35分49.3秒
東経130度24分50.8秒
座標: 北緯33度35分49.3秒 東経130度24分50.8秒
山号 安国山
宗派 臨済宗妙心寺派
創建年 建久6年(1195年
開基 栄西
別称 扶桑最初禅窟
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聖福寺(しょうふくじ)は、福岡県福岡市博多区にある臨済宗妙心寺派寺院である。栄西創建で、日本最初の禅寺として有名である。境内は国の史跡に指定されており、山門や仏殿などがある。山号安国山(通称は安山)

歴史[編集]

建久6年(1195年)に日本臨済宗開祖の栄西南宋より帰国後に、宋の人が建立した博多の百堂の跡に寺院を創建した。これが日本最初の禅寺であり、禅道場である。山門には元久元年(1204年)後鳥羽天皇により贈られた「扶桑最初禅窟」の額がある。

室町時代末期に兵火を受けたが永禄11年(1568年)、耳峰が入山して再興する。天正15年(1587年)には領主小早川隆景が寺領300石を寄進、仏殿、総門などの諸堂宇を修営した。他文禄4年(1595年)に豊臣秀吉より200石、慶長5年(1600年)に黒田長政より200石など、寺領の寄進が伝えられている。当初は臨済宗単独寺院であったが、建仁寺派となり、現在は妙心寺派となっている。

江戸時代文化文政期には、禅画で名高い仙厓義梵がこの寺の住職を務め、文人の間に当寺の知名度を上げた。

伽藍[編集]

禅堂

禅寺の典型的な伽藍形式。日本最初の禅道場として、塔頭も含め全域が国の史跡指定。 通常は一般公開を行っていない。行事等がある時に公開される場所がある。

  • 勅使門
  • 山門
  • 仏殿 近年改築されたが不格好な建築であり批判の対象になっている。
  • 方丈
  • 庫裏
  • 禅堂
  • 開山堂
  • 総門
  • 経蔵

他、広田弘毅緒方竹虎玄洋社初代社長の平岡浩太郎の墓もある。

塔頭[編集]

塔頭寺院には、円覚寺、広福庵、節信院、瑞応庵、護聖院、幻住庵、西光寺などがある。

文化財[編集]

銅鐘

史跡[編集]

  • 聖福寺境内

重要文化財[編集]

  • 絹本著色大鑑禅師像 慶元戊午華蔵宗演の題記あり
  • 絹本著色高峰断崖中峰和尚像 比丘文康の賛あり
  • 銅鐘 - 朝鮮鐘、高麗時代  
  • 有柄細型銅剣1口・内行花文鏡1面 糸島郡怡土村大字三雲(前原市三雲)出土

その他[編集]

  • 梵鐘 福岡県指定有形文化財
  • 銅製雲版 福岡県指定有形文化財
  • 仙厓関係資料15点 福岡県指定有形文化財
  • 輪蔵附経蔵 福岡県指定有形民俗文化財
  • 木造十六羅漢像附石膏型 福岡市指定有形文化財
  • 聖福寺古図 福岡市指定有形文化財
  • 安山借屋牒 福岡市指定有形文化財

所在地[編集]

福岡県福岡市博多区御供所町6-1

交通アクセス[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]