紐差教会

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紐差教会
教会堂内部

紐差教会(ひもさしきょうかい)は、長崎県平戸市にあるカトリック教会である。長崎県長崎市の旧浦上天主堂原爆で倒壊して新たに建てられるまでの間、日本で最も大きい教会堂であったとされている[要出典]

平戸島のほぼ中央に位置し、島の中南部を管轄する教会で所属信徒は多い。

教会の保護者[編集]

十字架称賛

沿革[編集]

紐差地区の信者は潜伏キリシタンではなく、仏教徒で明治初期に洗礼を受けたという人々が多い[1]明治11(1878年)年に紐差教会の前身として、隣接する田崎に仮聖堂ができ、明治13(1880年)年に紐差小教区が設立されると、教会を紐差に移した。明治18(1885年)年に当時着任していたマタラ神父が設計し、平戸の信者の協力やフランスの信者の寄付などにより初代の聖堂[2]が建設される[1]

現在の天主堂はマタラ神父が計画し、鉄川与作の設計施工[3]により昭和2(1927年)年に起工し、昭和4(1929年)年に竣工、同年12月3日に献堂式が行われた。

建物の概要[編集]

  • 鉄筋コンクリート造り、2階建て
  • 設計・施工:鉄川与助

所在地[編集]

〒859-5361 長崎県平戸市紐差町1039

アクセス[編集]

周辺情報[編集]

  • 国道383号
  • 紐差郵便局
  • 平戸市立紐差小学校
  • 平戸市立中部中学校

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 井出道雄 2006, p. 167.
  2. ^ 初代聖堂の建物は、解体して佐賀県唐津市馬渡島に移築され、現在の馬渡島教会となっている
  3. ^ 鉄川与助による2つ目の鉄筋コンクリート造の教会。鉄川与助による最初の鉄筋コンクリート造の教会は、熊本県熊本市上通町にある手取教会

外部リンク[編集]

参考文献[編集]

  • 三沢博昭『大いなる遺産 長崎の教会』(智書房、2000年)
  • 『長崎遊学2 長崎・天草の教会と巡礼地完全ガイド』(長崎文献社、2005年)
  • 井出道雄 『西海の天主堂路』 新風舎2006年ISBN 4289003370 

座標: 北緯33度17分20秒 東経129度28分31.7秒