柳田ヒロ
| 柳田ヒロ | |
|---|---|
| 基本情報 | |
| 出生名 | 柳田博義 |
| 出生 | 1949年5月7日(62歳) |
| 出身地 | |
| ジャンル | グループ・サウンズ ロック |
| 職業 | キーボーディスト |
| 担当楽器 | キーボード ギター |
| 活動期間 | 1966年 - |
| 共同作業者 | ザ・フローラル エイプリル・フール エディ藩グループ フード・ブレイン LOVE LIVE LIFE 柳田ヒログループ |
柳田ヒロ(やなぎだ ひろ、本名・柳田博義、1949年5月7日 - )は、日本のキーボード奏者。 成毛滋、水谷公生と並んで日本のロック黎明期を支えた。
目次 |
[編集] 来歴
- 1966年 - モンキーズ・ファン・クラブ日本支部が公募したオーディションにより、小坂忠らとザ・フローラルを結成。当初はリズム・ギター担当だったが、ドアーズのレイ・マンザレクの影響でオルガンを弾き始める。
- 1968年 - ザ・フローラルとしてシングル2枚発表。
- 1969年 - ザ・フローラルに細野晴臣、松本零(松本隆)が加入。バンド名をエイプリル・フールとする。「Apryl Fool」発表後に解散。エディ藩グループに参加。
- 1970年 - つのだひろ、陳信輝らとフード・ブレインを結成。若松孝二監督の映画「新宿マッド」のサウンドトラックを録音(ベース:石川恵樹)。「晩餐」(ベース:ルイズルイス加部)発表後に解散。1st「MILK TIME」を発表。
- 1971年 - 市原宏祐(サックス)を中心にLOVE LIVE LIFEを結成、布施明を迎えて(LLL+ONEとなり)「LOVE WILL MAKE A BETTER YOU」を発表。2nd「HIRO YANAGIDA」を発表。はっぴいえんどに代わって柳田ヒログループが岡林信康のバックバンドを務める。
- 1972年 - サンズ・オブ・サン名義で「海賊キッドの冒険」を発表。3rd「HIRO」を発表。柳田ヒログループが吉田拓郎のバックバンドを務める。
- 1973年 - 柳田ヒログループが吉田拓郎、ガロ、ビリー・バンバン、杉田二郎のバックバンドを務める。4th「HIROCOSMOS」を発表。小室等、吉田拓郎らと新六文銭を結成。
- 2003年 - 水谷公生とのデュオ・ユニットMA-YAを結成、「浮遊」を発表。
- その後、CMオリジナル曲の作・編曲も数多く手がける。
- 2010年 - 川村ゆうこ のライブサポートを前田達也と共に始める。
- 2011年 - 川村ゆうこ「愛は君に姿を変えて」をプロデュース。全曲、編曲を担当している。
[編集] 音楽性
エイプリル・フール解散後から様々なニュー・ロック系のセッションに参加、そんな中で録音されたフード・ブレイン、1st、2ndはオルガン・ロックの名盤となっている。さらに市原宏祐を中心に結成されたLOVE LIVE LIFE+ONEではアイランド期のキング・クリムゾンやスライ&ザ・ファミリー・ストーンの様なフリー・ジャズ、ブラス・ロック的サウンドとなっている。
1971年位以降からフォーク・ロック系のセッションが多くなる。この時期に録音されたサンズ・オブ・サンや3rdはフォーク・ロック、ソフト・ロック色が強くなっている。さらに3rdの一部にはフュージョンを先取りした様な曲もある。
4thは、3rdの一部で見られたフュージョン路線を更に推し進めた硬質なジャズ・ロック、フュージョンサウンドになっている。この頃の柳田はエレクトリック・ピアノやシンセサイザーを多用している。1970年代中頃からは編曲・プロデュースが多くなり、表舞台からは退いていたが、2003年に久しぶりに水谷公生とのデュオ・ユニットMA-YAを結成。1970年代初期を彷彿させるオルガン・ロックとなっている。
[編集] メンバーと担当楽器
[編集] ソロ
MILK TIME 1970年
- 柳田ヒロ:オルガン/ハープシコード
+
HIRO YANAGIDA(七才の老人天国) 1971年
- 柳田ヒロ:オルガン/ピアノ/ハープシコード/ボーカル
+
- 水谷公生:ギター
- 石川恵樹:ベース
- 田中清司:ドラム
- 戸叶京助:ドラム
- 中谷望:フルート
- 籐舎推峰:篠笛
- 河村洋人:チェロ
- 三森一郎:サックス
- ジョーイ・スミス:ボーカル
HIRO 1972年
- 柳田ヒロ:エレクトリック・ピアノ/ピアノ/オルガン/ボーカル/ストリング、ブラス・アレンジ
+
- 寺川正興:ベース
- 竹部秀明:ベース
- 石川晶:ドラム
- 高中正義:ギター
- 矢島賢:ギター
- 松本恒彦:ギター
- 杉本喜代志:ギター
- 川原直美:パーカッション
- ラリー寿永:パーカッション
- 戸叶京助:パーカッション
- 宮下明:トランペット
- 鈴木武久:トランペット
- 伏見哲夫:トランペット
- 野村毅:トランペット
- 宮沢昭:フルート
- 村岡健:サックス
- 市原宏祐:サックス
- 中沢忠考:トロンボーン
- 山下晴生:トロンボーン
HIROCOSMOS 1973年
- 柳田ヒロ:エレクトリック・ピアノ/ピアノ/シンセサイザー/メロトロン
+
- 後藤次利:ベース
- ロバート・ローゼンスタイン:ドラム
- 村岡健:サックス
- 高中正義:ギター
- 川原正美:パーカッション
[編集] バンド・グループ
[編集] ザ・フローラル 1966年~1968年
- 小坂忠:ボーカル
- 菊池英二:ギター
- 柳田博義(柳田ヒロ):オルガン/ピアノ/ギター
- 杉山喜市:ベース
- 義村康市:ドラム
[編集] エイプリル・フール 1968年~1969年
[編集] エディ藩グループ 1969年
- 単独作品は残さなかった。
1969年春 - 秋
- エディ藩:ギター
- ケネス伊東:ベース
- 柳田博義(柳田ヒロ):オルガン/ピアノ
- エディ・フォルトゥノ:ドラム
1969年9月の「第一回日本ロックフェスティバル」に出演。
1969年秋 - 末
- エディ藩:ギター
- ケネス伊東:ベース
- 柳田博義(柳田ヒロ):オルガン/ピアノ
- アイ高野:ドラム
[編集] フード・ブレイン 1970年
1970年
- 陳信輝:ギター
- 柳田ヒロ:ピアノ
- 石川恵樹:ベース
- つのだひろ:ドラム
若松孝二監督の映画「新宿マッド」のサウンドトラックを録音。
1970年5月 - 8月
- 陳信輝:ギター
- 柳田ヒロ:オルガン/ピアノ
- ルイズルイス加部:ベース
- つのだひろ:ドラム
+
- 木村道弘:バス・クラリネット(ゲスト/「晩餐」)
[編集] LOVE LIVE LIFE 1971年
1971年(LOVE LIVE LIFE + ONE)
- 市原宏祐:サックス/フルート/ストリング、ブラス・アレンジ
- 横田年昭:フルート/サックス
- 水谷公生:ギター
- 直居隆雄:ギター
- 柳田ヒロ:オルガン/ピアノ
- 寺川正興:ベース
- チト河内:ドラム
- 川原直美:パーカッション
- 布施明:ボーカル
1971年
- 市原宏祐:サックス/フルート/アレンジ
- 横田年昭:フルート/サックス
- 水谷公生:ギター
- 直居隆雄:ギター
- 柳田ヒロ:オルガン/ピアノ
- 寺川正興:ベース
- チト河内:ドラム
- 神谷重徳:アレンジ
[編集] 柳田ヒログループ 1971年~1973年
- 単独作品は残さなかったが、バックバンドとして作品を残している。
- 1971年
- 柳田ヒロ:ピアノ/オルガン
- 高中正義:ベース/ギター
- 戸叶京助:ドラム
岡林信康の「俺らいちぬけた」、「狂い咲き」でバックバンドを務める。
- 1972年
- 1973年
- 柳田ヒロ:ピアノ/オルガン
- 矢島賢:ギター
- 後藤次利:ベース
- チト河内:ドラム
吉田拓郎の「伽草子」、ガロの「GARO LIVE 」、ビリーバンバンの「ビリー・バンバン・リサイタル」、杉田二郎のツアーでバックバンドを務める。
[編集] サンズ・オブ・サン 1972年
- 柳田ヒロ:ピアノ/エレクトリック・ピアノ/オルガン/ストリング、ブラス・アレンジ
- 長岡和幸:ギター
- 竹部秀明:ベース
- 田中清司:ドラム
- マオ:ボーカル
[編集] 新六文銭 1973年
- 1973年に結成、吉田の逮捕(金沢事件、不起訴)により作品を残さないまま消滅。
- 小室等:ボーカル/ギター
- 吉田拓郎:ボーカル/ギター
- 柳田ヒロ:ピアノ/オルガン
- 後藤次利:ベース
- チト河内:ドラム
[編集] MA-YA 2003年
- 水谷公生:ギター/リズム・プログラミング
- 柳田ヒロ:オルガン/ピアノ/シンセサイザー
+
- 八尋洋一:ベース(ゲスト/「浮遊」)
- 木村万作:ドラム(ゲスト/「浮遊」)
- 長岡敬二郎:パーカッション(ゲスト/「浮遊」)
- 浜田省吾:ボーカル(ゲスト/「浮遊」)
- XBS:ラップ(ゲスト/「浮遊」)
- テリー伊藤:ヴォイス(ゲスト/「浮遊」)
[編集] ディスコグラフィ ー
[編集] ソロ
- MILK TIME (1970年)
- HIRO YANAGIDA (七才の老人天国) (1971年)
- HIRO (1972年)
- HIROCOSMOS (1973年)
[編集] バンド・グループ
- ザ・フローラル / 「涙は花びら / 水平線のバラ 」 (1968年)
- ザ・フローラル / 「さまよう船 / 愛のメモリー」 (1968年)
- エイプリル・フール / Apryl Fool (1969年)
- フード・ブレイン / 晩餐 (1970年)
- LOVE LIVE LIFE + ONE / LOVE WILL MAKE A BETTER YOU (1971年)
- LOVE LIVE LIFE / 殺人十章 (1971年)
- サンズ・オブ・サン / 海賊キッドの冒険 (1972年)
- MA-YA / 浮遊 (2003年)
[編集] 主なセッション参加作品
- オリジナル・サウンドトラック / 「エロス+虐殺/ジャズ・ロック」 (1970年(録音は1969年春〜夏))
(B面の「ジャズ・ロック]をエイプリル・フールとして参加) - 東京キッドブラザース / LOVE & BANANA (1969年)
(ロック・ミュージカル「東京キッド」の劇伴:をエイプリル・フールとして参加) - オリジナル・サウンドトラック / 「ヘアー」〜日本オリジナル・キャスト (1969年) (小坂忠、水谷公生らと参加)
- オリジナル・サウンドトラック / 「新宿マッド」 (2008年(録音は1970年)) (フード・ブレインとして参加)
- 下田逸郎 / 遺言歌 誰にも知られずに消えるしかないさ (1971年) (水谷公生らと参加)
- Shinki Chen & His Friends / SHINKI CHEN (1971年) (柳ジョージ、ルイズルイス加部らと参加)
- 田畑貞一とグルーヴィ6 / SMASH IN THE ROCK (1971年) (成毛滋らと参加)
- 布施明 / 日生劇場の布施明 (1971年) (ライブ盤:LOVE LIVE LIFEとして参加)
- オリジナル・サウンドトラック / サントラ盤!!書を捨てよ町へ出よう (1971年) (つのだひろらと参加)
- 岡林信康 / 俺らいちぬけた (1971年) (柳田ヒログループとして参加)
- 水谷公生 / A PATH THROUGH HAZE (1971年)
- 岡林信康 / 狂い咲き (1971年) (ライブ盤:柳田ヒログループとして参加)
- 佐藤允彦&サウンド・ブレイカーズ / 恍惚の昭和元禄 (1971年) (水谷公生らと参加)
- 杉田二郎 / アパートメント 1109 (1972年)
- 森山良子 / 旅立ち/森山良子 1972〜RYOKO NOW (1972年)
- 寺田十三夫 / 信天翁 (1972年)
- 吉田拓郎 / 伽草子 (1973年) (柳田ヒログループとして参加)
- ガロ / GARO LIVE (1973年) (ライブ盤:柳田ヒログループとして参加)
- ビリー・バンバン / ビリー・バンバン・リサイタル (1973年) (ライブ盤:柳田ヒログループとして参加)
- 寺田十三夫 / 雨上がりの街 (1973年) (後藤次利、チト河内らと参加)
- 寺田十三夫 / 寺田十三夫と信天翁 (1974年)
- アイ高野とロックンロールフレンズ / コミュニケイション (1977年)
- 企画盤 / UFOとの遭遇 (1978年)
- GEARS / I love you so(1994年)
[編集] その他
- 柳田ヒロ / HIRO+1(1989年) 1989年の3rdソロ復刻CDに未発表曲:“エマージェンシー”を収録している。