新しいエルサレム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

新しいエルサレム(あたらしいエルサレム、New Jerusalem、the tabernacle of God、holy city, city of God、celestial city、heavenly Jerusalem)とは、聖書の語句。ヨハネの黙示録3:12、21:2に、イエス・キリストからヨハネが受けた啓示として語られる。

新しいエルサレムは、現在のイスラエル共和国の首都のエルサレムではなく、キリストの体である教会を象徴している。黙示録の記述を字義通り解釈する前千年王国説によれば、千年王国ゴクとマゴクの戦い最後の審判新天新地の次に登場する

聖書[編集]

「われ勝を得る者を我が神の聖所の柱とせん、彼は再び外に出でざるべし、又かれの上に、わが神の名および我が神の都、すなはち天より我が神より降る新しきエルサレムの名と、我が新しき名とを書き記さん。」

ヨハネの黙示録3:12、文語訳聖書

「我また聖なる都、新しきエルサレムの、夫のために飾りたる新婦のごとく準備して、神の許をいで、天より降るを見たり。」

ヨハネの黙示録21:2、文語訳聖書

「都は神の栄光に輝いていた。その輝きは最高の宝石のようであり、透き通った碧玉のようであった。都には、高い大きな城壁と十二の門があり、それらの門には十二人の天使がいて、名が刻みつけてあった。イスラエルの子らの十二部族の名であった。東に三つの門、北に三つの門、南に三つの門、西に三つの門があった。都の城壁には十二の土台があって、それには子羊の十二使徒の十二の名が刻みつけてあった。」

ヨハネの黙示録21:11~14、新共同訳聖書

「この都は四角い形で、長さと幅が同じであった。天使が物差しで都を測ると、一万二千スタディオンであった。長さも幅も高さも同じである。また城壁を測ると、百四十四ペキスであった。これは人間の物差しで測ったもので、天使が用いたものもこれである。都の城壁は碧玉で築かれ、都は透き通ったガラスのような純金であった。都の城壁の土台石は、あらゆる宝石で飾られていた。第一の土台石は碧玉、第二はサファイア、第三はめのう、第四はエメラルド、第五は赤縞めのう、第六は赤めのう、第七はかんらん石、第八は緑柱石、第九は黄玉、第十はひすい、第十一は青玉、第十には紫水晶であった。また、十二の門は十二の真珠であって、どの門もそれぞれ一個の真珠でできていた。都の大通りは、透き通ったガラスのような純金であった。」

ヨハネの黙示録21:16~21、文語訳聖書


讃美歌[編集]

まもなくかなたのは、ヨハネの黙示録で預言された神の都である、新しいエルサレムでの再開を期待する讃美歌であり、葬儀で歌われることがある。

参考[編集]