安否情報

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安否情報(あんぴじょうほう)は、NHK地震台風災害など、甚大な被害が確認される自然災害が発生された場合に、テレビラジオで被災者に対する連絡メッセージを放送する番組(制度)である。デジタル放送のEPGではニュース・報道として分類されている。

ニッポン放送でも、1980年代から同様の趣旨の番組「お勤め先安否情報」・「学校安否情報」を、毎年9月1日(訓練放送)と首都圏で大規模災害が発生した際に放送している。

目次

[編集] 放送される内容

具体的な例としては『(本人の居住地住所)、(受付申し出のあった本人の氏名)さんから(相手氏名の居住地住所)、(相手の氏名)さんへ、(「無事です。連絡ください」、「心配しています。連絡ください」などといったメッセージ)』がアナウンサーにより伝えられる。

[編集] 阪神・淡路大震災での対応

1995年阪神・淡路大震災兵庫県南部地震)が発生した時に、教育テレビFMを使って、視聴者・リスナーから、被災地に在住する家族・親族などに情報伝達をする手段として、1月17日の発生直後から数日間に渡り放送された。特に関西地方向けでは、同日13:30頃より連続136時間(日数にして5日半)に渡って断続的にそれを行った。教育テレビはラジオ第2などと同様、基本的に番組編成の差し替えは行わず定時通りに放送されるのが原則だが、数日間にわたる定時放送の休止・差し替えはこの例が初めてであり、FMもこれと同様だった。

[編集] 新潟県中越大震災での対応

2004年10月23日新潟県を中心とした地震(新潟県中越地震)でも、「阪神」と同様に教育テレビFMで、同日19:20頃から安否情報が放送された。NHKのアナウンサーが約15分おきの交代で(次々と入れ替わる)担当するかたちで、10月25日午前1時までの延べ29時間40分連続放送した後、25日10時からも、通常編成を大幅に変更して再開。教育テレビでは25日20:45まで、FMは26日2:30まで継続して放送し、安否情報放送は終了した。扱った安否情報は、24日午後10時までに計10,675件に達した。

このほか、地上デジタル放送BSデジタル放送データ放送では「個人メール情報」として安否情報を放送した。しかし、24日午後には、寄せられた情報が大量のため処理が追いつかず、最新情報の更新がしばらくできなくなった。

また、一部には、実在する著名人・漫画の登場人物の名前を使った、不謹慎な悪戯と思われる情報も含まれていた。→「2ちゃんねるの歴史」も参照。この影響であるかは明らかにされていないが、その後の新潟県中越沖地震岩手・宮城内陸地震などの大規模災害では安否情報は提供されていない。

[編集] 東日本大震災での対応

2011年3月11日東北地方茨城県を中心とした地震(東日本大震災)でも、「阪神」「新潟中越」と同様に教育テレビ(地上デジタル放送ではデータ放送で安否情報検索サービスも実施)とFMで、安否情報が放送された(放送センター内の会議室に仮設のスタジオを設けて行なわれた)。さらに、同年3月14日5:00以降、18日までは前者2波に加え、BS2でも放送された。放送時間は1回につき40分間で担当のアナウンサーも前半・後半の2人体制となった(担当のアナウンサーはアナウンス室、日本語センター出向、NHKグローバルメディアサービス出向を問わず交代で担当)。その後、避難所にいる避難者名簿の紹介や外国語(NHKワールド・ラジオ日本の外国語ニュース担当のアナウンサー)による安否情報なども放送された。なお、教育テレビとBS2ではBS1専用のニューススタジオから放送される生活関連情報(20分間)を交えて放送されていた。

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