姥堂駅

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姥堂駅
駅全景(2022年9月)
うばどう
Ubadō
塩川 (2.4 km)
(2.0 km) 会津豊川
地図
福島県喜多方市塩川町新井田谷地新井田谷地618[1]
北緯37度36分56.96秒 東経139度52分51.62秒 / 北緯37.6158222度 東経139.8810056度 / 37.6158222; 139.8810056座標: 北緯37度36分56.96秒 東経139度52分51.62秒 / 北緯37.6158222度 東経139.8810056度 / 37.6158222; 139.8810056
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 磐越西線
キロ程 77.5 km(郡山起点)
電報略号 ウハ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線[2]
乗車人員
-統計年度-
5人/日(降車客含まず)
-2004年-
開業年月日 1934年昭和9年)11月1日[1][3]
備考 無人駅[2]
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姥堂駅(うばどうえき)は、福島県喜多方市塩川町新井田谷地にいだやぢ新井田谷地にいだやぢにある、東日本旅客鉄道(JR東日本)磐越西線である[1]

朝夕の一部と日中1本を除き普通列車も通過し、利用可能な列車は上下5往復のみである[2][注 1]

歴史[編集]

開設当時、所在地姥堂村であったことが駅名の由来となっている[2]。その後の合併により姥堂の地名は消滅、駅名にその名残を残すこととなった[2]

1934年昭和9年)、気動車会津地方に投入されて短区間で運行されるようになり、これに伴ってバスへの対抗を兼ねて駅を増設することとなり、新設された駅である。この関係で長距離運行列車は通過し、区間列車のみ停車する駅である[注 1]。同様の駅は、戦時中の石油消費規制に伴い、気動車が一度廃止された際に一緒に廃止となったり、存続したものでも戦後の運行形態変化に伴い、全列車が停車する通常の駅へ変化したりしたが、会津若松駅 - 喜多方駅間には当初の運行形態のまま、一部列車のみ停車する駅が残存している[注 1][4]

年表[編集]

駅構造[編集]

単式ホーム1面1線[2]を有する地上駅駅舎トイレは無い[2]

あいづ統括センター(会津若松駅)管理の無人駅[2]

利用状況[編集]

2004年度の1日平均乗車人員5人であった[6]

乗車人員推移
年度 1日平均乗車人員
2000 11
2001 8
2002 8
2003 8
2004 5

駅周辺[編集]

隣の駅[編集]

東日本旅客鉄道(JR東日本)
磐越西線(一部列車のみ停車
塩川駅 - 姥堂駅 - 会津豊川駅

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ a b c 当駅の他に会津若松駅 - 塩川駅間にある堂島駅・笈川駅と当駅 - 喜多方駅間にある会津豊川駅の3駅も一部普通列車が通過となっている。

出典[編集]

  1. ^ a b c d JR東日本:各駅情報(姥堂駅)”. 東日本旅客鉄道. 2014年10月23日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h 『週刊JR全駅・全車両基地』第50号、朝日新聞出版、2013年8月4日、24頁、2014年10月23日閲覧 
  3. ^ a b c d 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 6号、15頁
  4. ^ 岩成政和「みどりの中 キハ40系が行く 磐越西線各駅停車」『鉄道ジャーナル』第636号、2019年10月、20 - 35頁。 
  5. ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 6号、17頁
  6. ^ 第120回福島県統計年鑑

参考文献[編集]

  • 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「磐越東線・只見線・磐越東線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第6号、朝日新聞出版、2009年8月16日。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]