大師のみ足のもとに

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『大師のみ足のもとに』

大師のみ足のもとに』(たいしのみあしのもとに、At the Feet of the Master)とはジッドゥ・クリシュナムルティの最初の著作とされる神智学文献である。刊行年は1910年。著者名は「アルシオネ」(Alcyone)となっている。この時クリシュナムルティはまだティーンエイジャーであった。この事についてオショウは本書を素晴らしい内容としたうえでレッドビーターアニー・ベサントが著作上で大きな役割を担ったという見解を示している。

序文によれば、大師(マスター)から教えを授かったものであり、自分の言葉ではない、とある。本文に大師の名前は記されていないが、クートフーミのことだとされている。

参考文献[編集]

  • クリシナムルテ『阿羅漢道』今武平訳、1925年、文党社。
  • 『大師のみ足のもとに』竜王文庫、1998年、ISBN 978-4-89741-301-3

後半部にメイベル・コリンズ英語版の『道の光』(Light on the Path)を併録。こちらはヒラリオンのメッセージとされる。

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