ヴィーナス・アンド・マース (アルバム)

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ヴィーナス・アンド・マース
ウイングススタジオ・アルバム
リリース
録音 1974年11月 (1974-11) - 1975年2月 (1975-2)
ジャンル ロック
時間
レーベル キャピトル・レコード
プロデュース ポール・マッカートニー
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 1位(イギリス)
  • 1位(アメリカ)
  • ウイングス アルバム 年表
    • ヴィーナス・アンド・マース
    • (1975年 (1975)
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    ヴィーナス・アンド・マース』(英語: Venus and Mars)は、1975年に発表されたウイングスアルバム。:ウイングス名義としては、1971年の『ワイルド・ライフ』以来4年ぶりとなった。

    解説[編集]

    ジミー・マカロック(ギター)が加入し、5人体制で制作されたウイングス4枚目のアルバム。レコーディング開始から間もなくジェフ・ブリトン(ドラムス)が脱退し、後任としてジョー・イングリッシュが加入。主にニューオーリンズロサンゼルスでレコーディングが行われ、ライブを強く意識した構成になっている。ニューオーリンズでのレコーディングは、アラン・トゥーサンが所有するシー・セイント・スタジオで行われ、トゥーサンもレコーディングにゲスト参加した。

    「遥か昔のエジプト精神」ではデニー・レインがリード・ヴォーカルを担当。「メディシン・ジャー」は、ジミー・マカロックが以前在籍していたストーン・ザ・クロウズでの同僚だったコリン・アレンと、ウイングスに加入する前に共作した曲で、マカロックがリード・ヴォーカルを担当した。

    前作『バンド・オン・ザ・ラン』のヒットの勢いを受け、本作も全英、全米で1位を記録。アメリカでは予約だけで200万枚を超える大ヒットとなった。アメリカではその後、アルバム・チャートのトップ100圏外にランク・ダウンするが、翌年のUSツアーが始まると再び、トップ100圏内にランキングされている。シングル・カットされた「あの娘におせっかい」も全米1位のヒットを記録した。

    収録曲[編集]

    Side 1[編集]

    1. ヴィーナス・アンド・マース  – Venus and Mars
    2. ロック・ショー  – Rock Show
    3. 歌に愛をこめて  – Love in Song
    4. 幸せのアンサー  – You Gave Me the Answer
    5. 磁石屋とチタン男  – Magneto and Titanium Man
    6. ワインカラーの少女  – Letting Go

    Side 2[編集]

    1. ヴィーナス・アンド・マース(リプライズ)  – Venus and Mars (Reprise)
    2. 遥か昔のエジプト精神  – Spirits of Ancient Egypt
    3. メディシン・ジャー  – Medicine Jar
    4. コール・ミー・バック・アゲイン  – Call Me Back Again
    5. あの娘におせっかい  – Listen to What the Man Said
    6. トリート・ハー・ジェントリー〜ロンリー・オールド・ピープル  – Treat Her Gently/Lonely Old People
    7. クロスロードのテーマ  – Crossroads

    1993年ポール・マッカートニー・コレクション盤のボーナス・トラック[編集]

    1. ズー・ギャング  – Zoo Gang
    2. ランチ・ボックス〜オッド・ソックス  – Lunch Box/Odd Sox
    3. マイ・カーニヴァル  – My Carnival

    2007年iTunes Store販売版のボーナス・トラック[編集]

    1. My Carnival (12" Party Mix)

    演奏者[編集]

    ウイングス[編集]

    ゲスト[編集]

    脚注[編集]

    出典[編集]

    注釈[編集]


    外部リンク[編集]