ヤンシー郡 (ノースカロライナ州)

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ノースカロライナ州ヤンシー郡
ヤンシー郡の位置を示したノースカロライナ州の地図
郡のノースカロライナ州内の位置
ノースカロライナ州の位置を示したアメリカ合衆国の地図
州のアメリカ合衆国内の位置
設立 1833年
郡名の由来 バートレット・ヤンシー
郡庁所在地 バーンズビル
面積
 - 総面積
 - 陸
 - 水

811 km2 (313 mi2)
808 km2 (312 mi2)
3 km2 (1 mi2), 0.21%
人口
 - (2010年)
 - 密度

17,818人
22人/km2 (57人/mi2)
標準時 東部: UTC-5/-4
ウェブサイト www.yanceycountync.gov

ヤンシー郡: Yancey County)は、アメリカ合衆国ノースカロライナ州の西部に位置するである。2010年国勢調査での人口は17,818人であり、2000年の17,774人から0.2%増加した[1]郡庁所在地バーンズビル町(人口1,693人[2])であり、同郡で人口最大の町でもある。ヨーロッパ人が入ってくる前の領域にはチェロキーインディアンが住んでいた。アパラチア山脈地域がチェロキー族に属していた。

歴史[編集]

18世紀の半ばまでに、カロライナのフロンティアから、スコットランドイングランドアイルランドから移ってきた独り立ちし頑健な開拓者が、ブルーリッジ山脈を越えてトー川渓谷に入ってきた。1796年、最初期の土地投機家ジョン・グレイ・ブラウントが326,640 エーカー (1,322 km²) の土地を購入し、これが後にヤンシー郡領域の一部となった。

1833年12月、ノースカロライナ州議会がバーク郡バンコム郡の一部を合わせて、新しい西部の郡を作り、ヤンシー郡と名付けた。郡名は当時の州内で傑出した政治家、キャスウェル郡出身のバートレット・ヤンシーに因んで名付けられた。ヤンシーはアメリカ合衆国下院議員(1813年-1817年)とノースカロライナ州上院議員(1817年-1827年)を務め、州公共教育制度の始まりとなった教育資金の創設など、州の利益となる多くの制度つくりを推進した。ヤンシーは州議会における代議員数の不平等を是正するために、西部に新郡を創設しようと動いていたが、ヤンシー郡が創設される5年以上前の1828年8月30日に死亡した。

1834年3月6日、"イエロージャケット"・ジョン・ベイリーが、郡庁舎のために100 エーカー (0.4 km²) の土地を寄付した。その町は州議会でヤンシー郡創設に賛成したオットウェイ・バーンズ大尉(1777年-1850年)に因んでバーンズビルと名付けられた。バーンズは米英戦争で海軍の英雄だった。町の公共広場の中心にはエアリー山から切り出した40トンの花崗岩台座に、バーンズの彫像が建っており、その広場は1930年9月1日にヤンシー郡郡政委員会が「ベイリー広場」と名付けた。バーンズの彫像は、孫のウォルター・フランシス・バーンズから1909年7月5日に郡に寄贈されていた。

郡政府[編集]

ヤンシー郡は地域自治体の委員会であるハイカントリー自治体委員会のメンバーである。

地理[編集]

アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、郡域全面積は313平方マイル (811 km2)であり、このうち陸地312平方マイル (809 km2)、水域は1平方マイル (2 km2)で水域率は0.21%である[3]。ヤンシー郡内には、標高6,684 フィート (2,037 m) で、アメリカ合衆国東部では最高峰であるミッチェル山があり、ミッチェル山州立公園に入っている[4]

郡区[編集]

ヤンシー郡は11の郡区に分割されている。ブラッシュクリーク、バーンズビル、ケーンリバー、クラブツリー、イージプト、グリーンマウンテン、ジャックスクリーク、ペンサコーラ、プライシーズクリーク、ラムゼータウン、サウストーの各郡区である。

主要高規格道路[編集]

  • US 19.svg アメリカ国道19号線
  • US 19E.svg アメリカ国道19E号線
  • US 19W.svg アメリカ国道19W号線
  • NC 80.svg ノースカロライナ州道80号線
  • NC 128.svg ノースカロライナ州道128号線
  • NC 197.svg ノースカロライナ州道197号線

隣接する郡[編集]

国立保護地域[編集]

  • ブルーリッジ・パークウェイ(部分)
  • ピスガー国立の森(部分)

人口動態[編集]

以下は2000年国勢調査による人口統計データである。

基礎データ

  • 人口: 17,774人
  • 世帯数: 7,472 世帯
  • 家族数: 5,372 家族
  • 人口密度: 22人/km2(57人/mi2
  • 住居数: 9,729軒
  • 住居密度: 12軒/km2(31軒/mi2

人種別人口構成

年齢別人口構成

  • 18歳未満: 21.2%
  • 18-24歳: 7.0%
  • 25-44歳: 26.4%
  • 45-64歳: 27.1%
  • 65歳以上: 18.2%
  • 年齢の中央値: 42歳
  • 性比(女性100人あたり男性の人口)
    • 総人口: 95.7
    • 18歳以上: 93.3

世帯と家族(対世帯数)

  • 18歳未満の子供がいる: 27.3%
  • 結婚・同居している夫婦: 61.2%
  • 未婚・離婚・死別女性が世帯主: 7.8%
  • 非家族世帯: 28.1%
  • 単身世帯: 25.4%
  • 65歳以上の老人1人暮らし: 12.5%
  • 平均構成人数
    • 世帯: 2.36人
    • 家族: 2.81人

収入[編集]

収入と家計

  • 収入の中央値
    • 世帯: 29,674米ドル
    • 家族: 35,879米ドル
    • 性別
      • 男性: 26,800米ドル
      • 女性: 20,885米ドル
  • 人口1人あたり収入: 16,335米ドル
  • 貧困線以下
    • 対人口: 15.8%
    • 対家族数: 10.9%
    • 18歳未満: 22.1%
    • 65歳以上: 16.3%

都市と町[編集]

ヤンシー郡の自治体と郡区

セロ・コミュニティは郡内の共同入植地であり土地信託地である[5][6]

脚注[編集]

  1. ^ Quickfacts.census.gov - Yancey County - accessed 2011-12-06.
  2. ^ American FactFinder - Burnsville, North Carolina - accessed 2011-12-06.
  3. ^ Census 2010 U.S. Gazetteer Files: Counties”. United States Census. 2013年4月13日閲覧。
  4. ^ Mount Mitchell State Park”. North Carolina State Parks. 2009年2月20日閲覧。
  5. ^ Hicks, George L. Experimental Americans: Celo and Utopian Community in the Twentieth Century. University of Illinois Press: 2001.
  6. ^ Website of Intentional Communities, A Project of the FIC. http://directory.ic.org/186/Celo_Community.

外部リンク[編集]

座標: 北緯35度54分 西経82度19分 / 北緯35.90度 西経82.31度 / 35.90; -82.31