ハイド郡 (ノースカロライナ州)

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ノースカロライナ州ハイド郡
ハイド郡の位置を示したノースカロライナ州の地図
郡のノースカロライナ州内の位置
ノースカロライナ州の位置を示したアメリカ合衆国の地図
州のアメリカ合衆国内の位置
設立 1705年
郡名の由来 エドワード・ハイド
郡庁所在地 スワンクォーター
面積
 - 総面積
 - 陸
 - 水

3,688 km2 (1,424 mi2)
1,588 km2 (613 mi2)
2,100 km2 (811 mi2), 56.97%
人口
 - (2010年)
 - 密度

5,810人
3.3人/km2 (9人/mi2)
標準時 東部: UTC-5/-4
ウェブサイト www.hydecounty.org/government/default.htm

ハイド郡: Hyde County)は、アメリカ合衆国ノースカロライナ州の東部、大西洋岸に位置するである。2010年国勢調査での人口は5,810人であり、2000年の5,826人から0.3%減少した[1]郡庁所在地国勢調査指定地域であるスワンクォーター(人口324人[2])であり、郡内に法人化された自治体は無い。

歴史[編集]

ハイド郡は1705年12月3日に、バス郡(現在は廃郡)の3地区の1つ、「ウィッカム地区」として設立された。ウィッカムという名前はイギリスバッキンガムシャーにあるワイコーム寺院の荘園から採られた。そこは1695年から1696年まで南北カロライナ植民地総督を務めたジョン・アークデールの住居だった。1712年、ノースカロライナ植民地総督を1711年から1712年まで務めたエドワード・ハイドに因み、「ハイド地区」と改名された。1739年、バス郡が廃止され、ハイド地区がハイド郡となった。

その後は何度も郡域の調整が行われた。1745年、マッタマスキート湖とその隣接地域がカリタック郡からハイド郡に移管された。1819年、パンゴー川から西のハイド郡領域がボーフォート郡に付設された。1823年、カリタック郡のニュー入り江から南がハイド郡に譲渡された。この地域には現在のハッテラス島が含まれている。1845年、カータレット郡からオクラコーク島がハイド郡に移管された。1870年、ハイド郡北部と、カリタック郡、ティレル郡の一部を合わせて、デア郡が設立され、ハイド郡は現在の領域になった。その設立以来、郡域が修正された回数では州内のどの郡よりも多い。

オラクル近くの湖の夕陽

郡政府[編集]

ハイド郡は、地域自治体の組織であるアルべマール自治体委員会のメンバーである。

ハイド郡はには5つの消防団がある。その位置はエンゲルハード、フェアフィールド、オラコーク、スクラントン、スワンクォーターである。

政治[編集]

ハイド郡はアメリカ合衆国下院のノースカロライナ州第3選挙区に入っている。2008年アメリカ合衆国大統領選挙では、ノースカロライナ州の他地域と同様接戦になり、バラク・オバマが1,241票、ジョン・マケインが1,212票、その他の候補者が16票という結果になった[3]

地理[編集]

アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、郡域全面積は1,424平方マイル (3,688.1 km2)であり、このうち陸地613平方マイル (1,587.7 km2)、水域は811平方マイル (2,100.5 km2)で水域率は56.97%である[4]。ハイド郡はインナーバンクスに位置している。アウターバンクスにはオラコーク島がある。

郡区[編集]

ハイド郡は5つの郡区に分割されている。カリタック、フェアフィールド、レイクランディング、オラコーク、スワンクォーターの各郡区である。6番目の郡区だったマッタマスキートは現在、連邦政府が管理するマッタマスキート国立野生生物保護区となり、未編入領域となっている。

主要高規格道路[編集]

  • US 264.svg アメリカ国道264号線
  • NC 12.svg ノースカロライナ州道12号線
  • NC 45.svg ノースカロライナ州道45号線
  • NC 94.svg ノースカロライナ州道94号線

隣接する郡[編集]

隣接する海域[編集]

国立保護地域[編集]

  • アリゲーター川国立野生生物保護区(部分)
  • ケープハッテラス国立海岸(部分)
  • マッタマスキート国立野生生物保護区
  • ポコシン湖群国立野生生物保護区(部分)
  • スワンクォーター国立野生生物保護区

人口動態[編集]

以下は2000年国勢調査による人口統計データである。

基礎データ

  • 人口: 5,826人
  • 世帯数: 2,185 世帯
  • 家族数: 1,433 家族
  • 人口密度: 4人/km2(10人/mi2
  • 住居数: 3,302軒
  • 住居密度: 2軒/km2(5軒/mi2

人種別人口構成

年齢別人口構成

  • 18歳未満: 20.4%
  • 18-24歳: 7.9%
  • 25-44歳: 30.7%
  • 45-64歳: 24.6%
  • 65歳以上: 16.4%
  • 年齢の中央値: 40歳
  • 性比(女性100人あたり男性の人口)
    • 総人口: 112.2
    • 18歳以上: 115.6

世帯と家族(対世帯数)

  • 18歳未満の子供がいる: 26.4%
  • 結婚・同居している夫婦: 48.7%
  • 未婚・離婚・死別女性が世帯主: 13.1%
  • 非家族世帯: 34.4%
  • 単身世帯: 30.6%
  • 65歳以上の老人1人暮らし: 13.9%
  • 平均構成人数
    • 世帯: 2.36人
    • 家族: 2.94人

収入[編集]

収入と家計

  • 収入の中央値
    • 世帯: 28,444米ドル
    • 家族: 35,558米ドル
    • 性別
      • 男性: 25,216米ドル
      • 女性: 20,482米ドル
  • 人口1人あたり収入: 13,164米ドル
  • 貧困線以下
    • 対人口: 15.4%
    • 対家族数: 10.3%
    • 18歳未満: 19.5%
    • 65歳以上: 23.0%

都市と町[編集]

ハイド郡の自治体と郡区

(all unincorporated)

  • エンゲルハード
  • フェアフィールド
  • ジャーマンタウン
  • ラストチャンス
  • ネブラスカ
  • オラコーク

教育[編集]

ハイド郡の公共教育学区は州内最小である。次の2つの学校があるだけである。

  • マッタマスキート学校、幼稚園から12年生まで、本土の児童生徒を受け入れ
  • オラコーク学校、幼稚園から12年生まで、オラコーク島の児童生徒を受け入れ

郡内唯一の私立学校として、郡北西部に小さなメノナイトの学校がある。メノナイト信徒の指定を受け入れている。

メディア[編集]

郡内にはFMラジオの放送局が2局ある。これらはハッテラスで免許を得ているがエンゲルハード郊外で送信施設を維持している。

オラコーク島にもFMラジオ局が建設中であり、低出力の非営業局である。

スワンクォーターのマッタマスキート学校にもFMラジオ局がある。州内では2つしか無い高校が運営するラジオ局の1つである。

脚注[編集]

  1. ^ Quickfacts.census.gov - Hyde County - accessed 2011-12-06.
  2. ^ American FactFinder - Swan Quarter, North Carolina - accessed 2011-12-06.
  3. ^ "Presidential General Election Results - Hyde County, NC." Atlas of U.S. Presidential Elections. Retrieved 2010-04-10.
  4. ^ Census 2010 U.S. Gazetteer Files: Counties”. United States Census. 2013年4月13日閲覧。

外部リンク[編集]

座標: 北緯35度25分 西経76度09分 / 北緯35.41度 西経76.15度 / 35.41; -76.15