マーティン・マレー

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マーティン・マレー
基本情報
本名 マーティン・マレー
階級 ミドル級
身長 183cm
リーチ 185cm
国籍 イギリスの旗 イギリス
誕生日 1982年9月27日(32歳)
出身地 マージーサイド州セントヘレンズ
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 27
勝ち 25
KO勝ち 11
敗け 1
引き分け 1
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マーティン・マレーMartin Murray、男性、1982年9月27日 - )は、イギリスプロボクサーマージーサイドセントヘレンズ出身。元WBA世界ミドル級暫定王者。過去の犯罪歴からアメリカ入国ビザが取得できないためアメリカで試合が行えない[1]

来歴[編集]

2007年9月22日、プロデビュー。

2008年11月22日、ヨークホールにて、プライズファイター 4: ミドル級1に出場、マレーにとって大舞台を初めて経験した。この試合は3回戦で行われるミドル級トーナメントが行われ優勝者には金一封が贈られる賞金ファイトだった。まずブロック予選を免除したマレーはいきなり予選決勝に登場。予選1位だったセッロ・レンダと対戦し試合は交互にラウンドを取り合う展開だった。結果2-1(2者が29-28、28-29)の判定勝ちを収め準決勝にコマを進めた。その準決勝は13戦全勝のダニー・バトラーと対戦した。バトラーはイギリスマスターズミドル級王者とイギリスマスターズスーパーミドル級王者を獲得した選手で今大会の第1シードで登場した。ランカー候補で優勝したらランカー入りが確実だったバトラーを終始技巧でさばき切り2-1(29-28、30-27、28-29)の判定勝ちを収め決勝にコマを進めた。結果決勝戦の相手は8戦無敗のジョー・レアと対戦し、判定勝ちはフルマーク完封と防御の高さが光るレアと好戦的技巧派マレーの技巧派決戦になり、結果3-0(2者が30-27、29-28)の判定勝ちを収めレアの十八番を奪う活躍を見せ、3戦全勝でミドル級トーナメントを優勝で飾り金一封獲得とランカー入りを果たした。

2010年7月16日、グレーター・マンチェスターボルトンのボルトン・アリーナで行われたコモンウェルスイギリス連邦ミドル級王座決定戦でピーター・ミトレブスキー・ジュニアと対戦し、3-0(120-109、120-108、120-109)の完勝とも言える判定勝ちを収め、王座を獲得した。

2010年11月26日、ボルトンのリーボック・スタジアムで行われたWBAインターコンチネンタルミドル級王座決定戦でカルロス・ナスシメントと対戦し、3回1分40秒TKO勝ちを収め、王座を獲得した。

2011年4月16日、マンチェスターにあるマンチェスター・アリーナでジョン・アンダーソン・カーバルホとWBAインターコンチネンタルミドル級王座の初防衛戦を行い、4回2分20秒TKO勝ちを収め、初防衛に成功した。

2011年6月18日、ウィガンのロビンパークセンターでニック・ブラックウェルと対戦し、ブラックウェルの5回終了時棄権により、コモンウェルスイギリス連邦ミドル級王座の初防衛に成功、WBAインターコンチネンタルミドル級王座の2度目の防衛にも成功し、BBBofC英国ミドル級王座の獲得にも成功した。

2011年12月2日、WBA世界ミドル級スーパー王者フェリックス・シュトルムドイツマンハイムにあるSAPアレーナで対戦し、1-1(112-116、114-114、115-113)の判定で引き分けた為、王座獲得に失敗した[2]

2012年11月24日、マンチェスターにあるマンチェスター・アリーナにて、リッキー・ハットンの前座でホルヘ・ナバーロとWBA世界ミドル級暫定王座決定戦を行い、6回1分40秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した。

2013年4月23日、アルゼンチンブエノスアイレスにあるエスタディオ・ホセ・アマルフィターニにてWBC世界ミドル級王者セルヒオ・マルチネスと対戦し、プロ初黒星となる0-3(112-115、112-115、112-115)の判定負けを喫しWBCでの正規王座獲得に失敗した[3]

12月11日にオーストラリアWBA世界ミドル級12位のガース・ウッドと初防衛戦を行う予定であったが中止となり、代わりに11月23日にカール・フローチVSジョージ・グローブスの前座で試合予定だったがマレーがウィルスに罹りこちらも試合中止となった[1][4]

2013年12月14日、ロンドンエクセル展覧会センターでノンタイトル8回戦を行い、8回判定勝ちを収めた。

2013年12月29日、WBA世界ミドル級正規王者ゲンナジー・ゴロフキンスーパー王座認定の申請がWBAによって拒否され[5][6]、ゴロフキンは正規王座に据え置かれることになった。これによりマレーも暫定王座に留まることになり[5]、翌年の2月21日にWBA世界ミドル級正規王座決定戦として予定されていたジャロッド・フレッチャーとの一戦もWBA世界ミドル級暫定王座の初防衛戦として行われることに変更になった[6][7]。同月21日にWBA世界ミドル級暫定王座決定戦を制して暫定王座を獲得していたディミトリー・チュディノフも、WBA世界ミドル級暫定王者ではなくWBA世界ミドル級挑戦者決定戦の勝者という扱いとなり指名挑戦者に変更されるなど、様々な混乱が生じた[5][8][9][10]

2014年2月1日、モナコモンテカルロのサル・デ・エトワールにて、WBA世界ミドル級3位のジャロッド・フレッチャーとWBA世界ミドル級暫定王座の初防衛戦を行う予定だったのだが、マレーがトレーニング中に拳を骨折したことにより試合は中止となった[11][12][13]

2014年2月22日、交渉を重ねていたフェリックス・シュトルム及びゲンナジー・ゴロフキンとの対戦を受け入れなかったとして、所属していたハットン・プロモーションがマレーを契約解除したことを公表した[14]

2014年3月7日、マレーが2012年11月にWBA世界ミドル級暫定王座を獲得して以来1度も防衛戦を行わなかったとしてWBAが王座を剥奪した[15]

獲得タイトル[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b Golovkin vs. Murray Deal Reached For February 1”. BoxinScene.com (2013年11月9日). 2013年11月9日閲覧。
  2. ^ ボクシング・マガジン』2012年1月号、ベースボール・マガジン社、2011年、雑誌08033-1、58頁。
  3. ^ マルティネス意外な苦戦 地元で王座死守 ボクシングニュース「Box-on!」 2013年4月28日
  4. ^ Martin Murray says sorry to fans after virus forces him out of fight”. SthelensStar.co.uk (2013年11月20日). 2013年11月26日閲覧。
  5. ^ a b c Golovkin keeps status”. WBA公式サイト (2013年12月29日). 2014年2月10日閲覧。
  6. ^ a b WBA will NOT recognize Chudinov as interim champion, Murray-Fletcher for interim (not regular) belt, Golovkin denied “super” status”. FightNews (2013年12月28日). 2014年2月10日閲覧。
  7. ^ Martin Murray’s fight against Fletcher won’t have WBA 160 lb. title on the line”. BoxingNews24 (2013年12月29日). 2014年2月10日閲覧。
  8. ^ Golovkin to get WBA “super” title, Murray-Fletcher meet for WBA “regular” title, both to fight on same card in Monte Carlo Fightnews.com(英語) 2013年12月18日
  9. ^ ゴロフキンがスーパー王者に、暫定王者チュディノフ Boxing News(ボクシングニュース) 2013年12月23日
  10. ^ ゴロフキンは正規王者のまま、迷走のWBAミドル級 Boxing News(ボクシングニュース) 2013年12月29日
  11. ^ Martin Murray talks about hand injury, Felix Sturm and 2014 ambition”. SthelensStar.co.uk (2014年1月16日). 2014年2月10日閲覧。
  12. ^ M. Murray Reportedly Injured, Pulls Out Of Fletcher Bout”. BoxingScene.com (2014年1月8日). 2014年2月10日閲覧。
  13. ^ ラウンドアップ(海外版) Boxing News(ボクシングニュース) 2014年1月14日
  14. ^ Hatton Promotions issues statement on Martin Murray departure”. BoxRec News (2014年2月22日). 2014年3月1日閲覧。
  15. ^ Martin Murray stripped of WBA interim belt”. Fightnews.com (2014年3月7日). 2014年3月11日閲覧。

外部リンク[編集]

暫定王座決定戦 対戦者
ホルヘ・ナバーロ
WBA世界ミドル級暫定王者

2012年11月24日 - 2014年3月7日(剥奪)

次暫定王者
剥奪により消滅