マムフォード・アンド・サンズ

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Mumford & Sons
2010年}
2010年
基本情報
出身地 イングランドの旗 イングランドロンドン
ジャンル インディーフォーク
フォークロック
ブルーグラス
活動期間 2007年-現在
レーベル アイランド
グラスノート・レコード
公式サイト mumfordandsons.com
メンバー
マーカス・マムフォード
カントリー・ウィンストン・マーシャル
ベン・ラヴェット
テッド・ドウェイン

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マムフォード・アンド・サンズ (Mumford & Sons) は、イギリスロンドン出身の4人組フォークロックバンドである。2007年結成。

デビューアルバムである『サイ・ノー・モア』は全世界で800万枚以上という驚異的な売り上げを記録し[1]、グラミー賞やNMEアワードの最優秀新人賞にノミネートされるなど、今最も注目されている新人バンドの一つである。

メンバー[編集]

来歴[編集]

結成初期[編集]

2007年12月、マーカス・マムフォードを中心に、彼を含めたカントリー・ウィンストン・マーシャル、ベン・ラヴェット、テッド・ドウェインの四人で結成される。翌年2月にUKツアー、6月にグラストンベリー・フェスティバルなど着々と経験を積んでいき、年末にはチェスクラブ・レコードからEP『Love Your Ground』をリリース。収録曲『リトル・ライオン・マン 』はファーストアルバム、『サイ・ノー・モア』にも収録されることとなる。

サイ・ノー・モア[編集]

2009年、プロデューサーにアーケード・ファイアコールドプレイなどを手がけたマーカス・ドラヴスを起用し、アルバム『サイ・ノー・モア』の制作に取り掛かり始める。8月にはアイランド・レコードと契約した。 そして10月2日、ファーストアルバム、『サイ・ノー・モア』を本国イギリスでリリース。アメリカでは翌年2月にリリースされた。同アルバムは全英、全米アルバムチャート共に最高2位を記録し、どちらにも合計130週以上に渡りチャートにランクインするというロングセラーアルバムとなる。[3][4]この『サイ・ノー・モア』の成功によりバンドは多数の賞を受賞、ノミネートされることとなり、第53回グラミー賞で2部門、翌第54回グラミー賞では4部門にノミネートされた。更に2011年ブリット・アワードでは年間最優秀アルバム賞を受賞。最終的に『サイ・ノー・モア』の売り上げは全世界で800万枚以上に上り、米英両国は勿論、世界的な人気を不動のものとした。

バベル[編集]

2011年3月、ベン・ラヴェットが今年の後半にセカンドアルバムをレコーディングするつもりだと明かす。[5] 同月には2010年に続きグラストンベリー・フェスティバルに出演。 2012年には、6月22日に公開されたピクサーのアニメーション映画、『メリダとおそろしの森』に楽曲、『ラーン・ミー・ライト』を提供。 そして7月、正式にセカンドアルバムの詳細が明らかにされ、8月には同アルバムから『アイ・ウィル・ウェイト』がリードシングルとしてリリースされた。 9月21日、ドイツ、オーストラリアを始めとする8カ国でセカンドアルバム、『バベル』をリリース。同月24日にはイギリス、翌25日にはアメリカでもリリースされた。 全英ではリリース初週で約15万9000枚を売り上げ、ラナ・デル・レイの『ボーン・トゥ・ダイ』(約11万7000枚)が持っていた2012年の発売週セールス記録を塗り替えて初登場1位を記録。[6]全米では約60万枚を売り上げ、ジャスティン・ビーバーの『ビリーヴ』(約37万4000枚)が持っていた2012年の発売週セールス記録を塗り替えて同じく初登場1位を記録した。[7]更に全米シングルチャートには『アイ・ウィル・ウェイト』、『バベル』、『ラヴァーズ・アイズ』、『ウィスパーズ・イン・ザ・ダーク』、『ホランド・ロード』、『ゴースツ・ザット・ウィ・ニュー』の6曲がランクインし、ザ・ビートルズが1964年9月に達成した記録に48年ぶりに並んだ。[8]2013年、第55回グラミー賞で、最優秀アルバム賞を受賞した。

歌詞[編集]

マムフォード&サンズの歌詞の世界の多くは、文学の世界に強く影響を受けている。デビューアルバムのタイトル「サイ・ノー・モア」、また同名の収録曲の歌詞は、シェイクスピアの戯曲「空騒ぎ(Much Ado About Nothing)」から引用されている[9]。また、その中に収録されている「Roll Away Your Stone」の歌詞には同じくシェイクスピアの戯曲である「マクベス」からの引用がある[10]。同アルバム収録曲「The Cave」に関しては、プラトン国家 (対話篇)の「洞窟の比喩(Allegory of the Cave)」からの引用であり、ホメロスオデュッセイアからの引用も含んでいる。(詳しく言えば、ギルバート・ケイス・チェスタートンの『アッシジの聖フランチェスコ』からの引用である。聖フランチェスコが神の観点からどのように世界を見るかを説明する方法として、チェスタートンはプラトンの「洞穴の比喩」を使用している)。「Timshel」 と「Dust Bowl Dance」の2つの楽曲に関しては、ジョン・スタインベックの「二十日鼠と人間」、「エデンの東」および「怒りの葡萄」からの引用を見つけることが出来る[11]

エピソード[編集]

シンガーソングライターのジェイク・バグは、マムフォード&サンズのメンバーがパブリックスクール出身のアッパーミドル階級であることから「バンジョーを持った金持ち野郎にしか見えない」とコメントした。 一方ノエル・ギャラガーは、「レディオヘッドはクソだけど、マムフォード&サンズは好きだ。あんな曲を書いてみたい。」と賛辞を送っている。

ディスコグラフィー[編集]

スタジオ・アルバム[編集]

2009年

サイ・ノー・モア(Sigh No More) - 全英2位、全米2位

2012年

バベル(Babel) - 全英1位、全米1位

外部リンク[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ マムフォード&サンズ、待望の2ndアルバム『Babel』の発売が決定!” (2012年7月17日). 2012年9月29日閲覧。
  2. ^ Lavinthal, Andrea (2012年4月21日). “Exclusive: Carey Mulligan Marries Marcus Mumford!”. Us Weekly (Wenner Media LLC). http://www.usmagazine.com/celebrity-news/news/carey-mulligan-marries-marcus-mumford-2012214 2012年4月21日閲覧。 
  3. ^ MUMFORD & SONS(Officialcharts.com)”. 2012年10月9日閲覧。
  4. ^ Sigh No More - Mumford & Sons(Billboard.com)”. 2012年10月9日閲覧。
  5. ^ Mumford and Sons Plan to Record New Album Later this Year” (2011年3月14日). 2013年4月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年10月9日閲覧。
  6. ^ マムフォード&サンズ、PSYが首位獲得~最新全英チャート” (2012年10月2日). 2012年10月5日閲覧。
  7. ^ マムフォード&サンズ、全米アルバム・チャートでビーバーの記録を超える” (2012年10月4日). 2012年10月5日閲覧。
  8. ^ ザ・ビートルズの記録に48年ぶりにマムフォード・アンド・サンズが並ぶ” (2012年10月7日). 2012年10月8日閲覧。
  9. ^ "The bookshop band Mumford & Sons". London Evening Standard. Retrieved 9 February 2011.
  10. ^ MACBETH, Act 1 Scene 4”. Shakespeare-navigators.com. 2012年9月24日閲覧。
  11. ^ Mumford & Sons set up 'Richard & Judy'-style book club NME Retrieved 23 December 2010