ポルトガルの大統領

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現大統領アニーバル・カヴァコ・シルヴァ

ポルトガルの大統領の一覧。

ポルトガル1910年10月5日の革命で、王政から共和政に移行し、以後現在まで大統領制が敷かれている。現大統領アニーバル・カヴァコ・シルヴァ(2007年 - )。

概要[編集]

ポルトガル共和国の元首として国を代表する立場にある。第3共和政以降の大統領は国民の直接選挙で選出され、任期は5年である。再選は1回のみ認められ、3選は禁止されている。また立候補要件としては、35歳以上のポルトガル国民で、7,500人~15,000人のポルトガル国民の推薦を必要とする。

首相の任命権と罷免権、議会及び内閣の解散権、議会で採択された法案に対する拒否権、陸海空3軍の最高指揮官を兼任するなど非常に強い権限を有している。

  • 憲法に明記されている主な権限(憲法第133条~140条)
    • 法令の署名及び公布
    • 厳戒令又は非常事態の宣言
    • 憲法裁判所に対し、条約、法令の合憲性に関する諮問
    • 大統領選挙、共和国議会選挙及び地方議会選挙の投票日の決定
    • 共和国議会及び内閣の解散
    • 首相の任命及び罷免
    • 大臣の任命及び罷免
    • 軍の最高司令官
    • 軍の統合参謀長等の任命
    • 宣戦布告

歴代のポルトガル共和国大統領[編集]

共和国臨時政府(1910年 - 1911年)
1910年 - 1911年 テオフィロ・ブラガ 共和党
第一共和政(1911年 - 1926年)
1911年 - 1915年 マヌエル・デ・アリアガ 共和党(のち民主党
1915年 テオフィロ・ブラガ 民主党
1915年 - 1917年 ベルナルディノ・マシャド 民主党
1918年 - 1918年 シドニオ・パイス シドニオ派
1918年 - 1919年 ジョアン・ド・カント・エ・カストロ シドニオ派
1919年 - 1923年 アントニオ・ジョゼ・デ・アルメイダ 急進共和派
1923年 - 1925年 マヌエル・テイシェイラ・ゴメス 民主党
1925年 - 1926年 ベルナルディノ・マシャド 民主党
軍部独裁政(1926年 - 1932年)
1926年 ジョゼ・メンデス・カベサダス 軍部出身
1926年 マヌエル・ゴメス・ダ・コスタ 軍部出身
新国家体制(エスタド・ノヴォ第二共和政とも呼ばれる)(1932年 - 1974年)
1926年 - 1951年 アントニオ・オスカル・カルモナ 軍部出身(のち国家連合党
1951年 アントニオ・サラザール 国家連合党
1951年 - 1958年 フランシスコ・クラヴェイロ・ロペス 国家連合党
1958年 - 1974年 アメリコ・トマス 国家連合党
第三共和政(1974年 - )
1974年 アントニオ・デ・スピノラ 軍部出身
1974年 - 1976年 フランシスコ・ダ・コスタ・ゴメス 軍部出身
1976年 - 1986年 アントニオ・ロマーリョ・エアネス 軍部出身(のち民主革新党
1986年 - 1996年 マリオ・ソアレス 社会党
1996年 - 2006年 ジョルジェ・サンパイオ 社会党
2006年 - アニーバル・カヴァコ・シルヴァ 社会民主党

外部リンク[編集]

関連項目[編集]