ボノボ
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| ?ボノボ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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![]() ボノボ Pan paniscus |
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| 保全状態評価 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ENDANGERED (IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
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| 分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Pan paniscus Schwartz, 1929 |
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| 和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ボノボ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 英名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Bonobo Dwarf chimpanzee Gracile chimpanzee Pygmy chimpanzee |
ボノボ(Pan paniscus)は、動物界脊索動物門哺乳綱霊長目ヒト科チンパンジー属に分類されるサル。別名を、ピグミーチンパンジーともいう。ボノボは、人間とチンパンジーが共通祖先から分かれた後、およそ200万年ほど前にチンパンジーと分岐した類人猿である。頭胴長約60cmで、小型で手足の長いのが特徴。
目次 |
[編集] 分布
[編集] 生態
本種の行動学上の大きな特徴は多様な性行動である。両性間の交尾、ホカホカと呼ばれる雌同士の性器のこすりつけ行為、雄同士の尻つけ行為など、性的な行動のほとんどが挨拶や社会的な緊張緩和の行為として行われている。人間だけが行うと考えられていた正常位での性行動をボノボも行うことが発見されている。チンパンジーよりも直立二足歩行が得意で、食物を運ぶときなどに数十メートル二足で歩くことがある[1]。チンパンジーとは異なりボノボ同士の闘争はほとんど観察されていないため平和的な動物であると考えられることが多いが、雑食性で小動物や他種のサルを狩ることもある。
野生のボノボ研究は、保護を目的とした生態学的な研究が行われている。しかし加納隆至が調査をはじめたコンゴ民主共和国(旧ザイール)の赤道州ワンバでは、直接観察による多様な研究が行われている。内戦の影響で調査が中断することもあったが、現在でも黒田末寿、古市剛史、伊谷原一らによって、20年以上にわたる長期研究が続けられている。
ボノボは動物園での飼育も行われているが、野生に比べると毛の抜け落ちたボノボが多い。原因は健康状態やストレスによるものと考えられている。
[編集] 知性
本種の知性はチンパンジーよりも高いと考えられているが、野生での道具使用は報告されていない。2000年2月13日に放送された、『カンジとパンバニーシャ 天才ザルが見せた驚異の記録』(NHK総合)ではボノボに言葉を教えるプロジェクトが米ジョージア州立大学言語研究所のスー・サベージ・ランボー博士らにより行われており、カンジと、その妹のパンバニーシャという2頭のボノボは英語を文法もふくめ理解することが確認された。 プロジェクトで飼育したボノボは以下の事を自ら、若しくは人間に声のみによる指示を受け行う。
- 薪を集め、百円ライターで火をつけ、たき火をする。
- そのたき火でハンバーグを焼く。
- 水道から鍋に水を入れ、インスタントラーメンを作る。
- 折り紙の鶴が折れる。
- 特殊なキーボードを使い、人間と会話する。
- ルールを正確に理解し、パックマン(ビデオゲーム)で遊ぶ。など。[2]
「パックマン」のルール上では、普段はパックマンが敵に触れるとアウトになってしまうのに対し、「パワーエサ」と呼ばれるアイテムを取ってから一定時間の間は敵に触れることでボーナス点を取ることができる。つまり条件によって自分と敵との強弱の立場が逆転する。ボノボはこの複雑なルールを理解し、普段は敵から逃げ、パワーエサを取ってから一定時間敵を追いかけることができる。
[編集] 人間との関係
本種は1928年に初めて発見された。興味深いことに発見地は生息地であるアフリカではなく、ヨーロッパであった。ドイツ人の動物学者エルンスト・シュヴァルツが、ブリュッセルにあるテルヴール博物館のチンパンジー標本を比較していた際に、これが従来のチンパンジーとは異なる新種であることを発見した。
現在、個体数は1万頭を切ったと見られている。減少の主な原因は森林伐採と人間による密猟である。換金目的で密猟されるほか、食用とされる事もある。
[編集] 脚注
[編集] 関連項目
[編集] 参考文献
[編集] 外部リンク
- 2007 IUCN Red List of Threatened Species
- Fruth, B., Benishay, J.M., Bila-Isia, I., Coxe, S., Dupain, J., Furuichi, T., Hart, J., Hart, T., Hashimoto, C., Hohmann, G., Hurley, M., Ilambu, O., Mulavwa, M., Ndunda, M., Omasombo, V., Reinartz, G., Scherlis, J., Steel, L. & Thompson, J. 2007. Pan paniscus. In: IUCN 2007. 2007 IUCN Red List of Threatened Species.
- CITES homepage
- 環境省
- 林原類人猿研究センター
- ボノボに関する書籍
- 大型類人猿保全計画日本委員会 GRASP-Japan


