テポドン (ミサイル)

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テポドン
各種表記
チョソングル 대포동
漢字 大浦洞
片仮名
(現地語読み仮名)
テポドン
ローマ字表記 Taepodong
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テポドンは、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が開発した弾道ミサイルで、準中距離弾道ミサイル (MRBM) と分析されている「テポドン1号」と、大陸間弾道ミサイル(ICBM)と分析されている「テポドン2号」の2種類がある。また「銀河2号」をテポドン2号の一種と捉える場合もある[1]

目次

[編集] 名称

「テポドン」とは、このミサイルが確認された地名の大浦洞からアメリカがつけたコードネームであり、「テポドン1号」は北朝鮮側では”ロケット”として「白頭山1号(ペクトゥサン イルホ)」若しくは「銀河1号(ウンハ イルホ)」と呼称されている。

また、「テポドン2号」の改良型と見られる2009年4月に打ち上げられた”ロケット”は、北朝鮮の公式発表では「銀河2号」と呼称されている。

[編集] 概要

テポドン1号は、2段式の弾道ミサイルで燃料は液体式、1段目にノドンを、2段目にスカッドを使用し、射程は約1500km以上といわれ[2]、準中距離弾道ミサイル](MRBM) に分類される。テポドン2号は1段目に新開発のブースターを、2段目にノドンを使用し、射程は約6000kmといわれている[3]

北朝鮮がテポドンの弾頭に積めるサイズの小型核兵器を開発しているかどうかは不明である。専門家は現在の技術の進歩や核大国北朝鮮の核開発の状況を推察するに、ミサイル用の原爆弾頭を開発した可能性を指摘するが、ノドンには搭載できてもテポドンはもう少し時間がかかるとする専門家もおり見解は分かれている。また最初に核弾頭が搭載されるのはIRBMのムスダンであるとの見方が有力である。(詳しくは北朝鮮核問題を参照)

テポドンシリーズについては、1998年と2006年と2009年の発射実験や、その発射軌道と多段式ロケット(1段目、2段目が液体燃料、衛星を投入する場合3段目が固体燃料)という特性や、ムスダンの配備から考えて、人工衛星打ち上げ用ロケットや弾道ミサイルのテストモデルで、実戦配備用ではないとする見方が有力である。仮に実戦配備するとしても、韓国スカッド日本ノドンで十分狙えるため、特にテポドン2号の場合はアメリカが標的の可能性が高い。ただ韓国や日本を狙った場合、高速でロフテッド軌道をとるため、迎撃をより困難にすることになる。また北朝鮮政府は、2006年7月5日のミサイル発射実験に際してのオーストラリア政府の抗議に対して「テポドン(テポドン2号)はオーストラリアを射程に含めている」と発表しているが、これも実戦配備を意味しての発言ではない。

[編集] 発射実験

発射台の位置は、およそ東経129度40分・北緯40度51分の舞水端里にある。軌道については地球の自転を利用した場合、東向きに発射することが有利であるが、人口密集地を含む他国の上空を通過させることは政治的に極めて異例であり、イスラエルは政治的配慮から西向きの地球下位を打ち上げ区域に設定している。しかし北朝鮮は日本上空を通過する東に向けた軌道で発射実験を行っている。

[編集] その他

[編集] 参考文献

[編集] 脚注

  1. ^ グローバルセキュリティーでは別名として「テポドン2B」を使用している。
  2. ^ 平成22年度防衛白書より
  3. ^ 平成22年度防衛白書より

[編集] 関連項目

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