タイラー・フリーマン (野球)

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タイラー・フリーマン
Tyler Freeman
クリーブランド・ガーディアンズ #2
AAA級コロンバス時代
(2022年6月24日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 カリフォルニア州サンバーナーディーノ郡ランチョクカモンガ
生年月日 (1999-05-21) 1999年5月21日(24歳)
身長
体重
6' 0" =約182.9 cm
170 lb =約77.1 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 遊撃手三塁手
プロ入り 2017年 MLBドラフト2巡目
初出場 2022年8月3日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

タイラー・アンドリュー・フリーマンTyler Andrew Freeman, 1999年5月21日 - )は、 アメリカ合衆国カリフォルニア州サンバーナーディーノ郡ランチョクカモンガ出身のプロ野球選手内野手)。右投右打。MLBクリーブランド・ガーディアンズ所属。

経歴[編集]

2017年MLBドラフト2巡目(全体71位)でクリーブランド・インディアンスから指名され、プロ入り。なお、契約しない場合はテキサスクリスチャン大学へ進学の予定であった[1]。契約後、傘下のルーキー級アリゾナリーグ・インディアンスでプロデビュー。36試合に出場して打率.297、2本塁打、14打点、5盗塁を記録した。

2018年はA-級マホーニングバレー・スクラッパーズでプレーし、72試合に出場して打率.352、2本塁打、38打点、14盗塁を記録した。

2019年はA級レイクカウンティ・キャプテンズとA+級リンチバーグ・ヒルキャッツでプレーし、2球団合計で123試合に出場して打率.306、3本塁打、44打点、19盗塁を記録した。

2020年新型コロナウイルスの影響でマイナーリーグの試合が開催されなかったため、公式戦の出場は無かった。

2021年はAA級アクロン・ラバーダックスでプレーし、41試合に出場して打率.323、2本塁打、19打点、4盗塁を記録した。オフの11月19日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[2]

2022年8月3日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦にて「7番・三塁手」でメジャー初出場・初先発出場を果たし、この試合の6回裏にケビン・ジンケルからメジャー初安打を放った。

選手としての特徴[編集]

空振りが少なく、投球をうまく捉えて安打を量産するタイプであり、ドラフト時には200安打6度のマイケル・ヤングと比較された。野球IQの評価も高い[3]

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2022 CLE 24 86 77 9 19 3 0 0 22 3 1 0 0 1 4 0 4 11 2 .247 .314 .286 .600
2023 64 168 153 20 37 7 0 4 56 18 5 0 2 1 10 0 2 30 3 .242 .295 .366 .661
MLB:2年 88 254 230 29 56 10 0 4 78 21 6 0 2 2 14 0 6 41 5 .243 .302 .339 .641
  • 2023年度シーズン終了時

年度別守備成績[編集]

内野守備


一塁(1B) 二塁(2B) 三塁(3B) 遊撃(SS)
















































2022 CLE - 4 6 8 1 1 .933 11 6 11 3 3 .850 7 12 13 0 5 1.000
2023 1 1 0 0 0 1.000 17 22 31 1 5 .981 25 14 34 2 4 .960 11 7 18 1 3 .962
MLB 1 1 0 0 0 1.000 21 28 39 2 6 .971 36 20 45 5 7 .929 18 19 31 1 8 .980
左翼守備


左翼(LF)












2023 CLE 1 1 0 0 0 1.000
MLB 1 1 0 0 0 1.000
  • 2023年度シーズン終了時

背番号[編集]

  • 2(2022年 - )

脚注[編集]

  1. ^ Jordan Bastian (2017年6月28日). “Tribe signs six Draft picks, including Freeman” (英語). MLB.com. 2020年6月14日閲覧。
  2. ^ Guardians Announce Series Of 40-man Roster Moves” (英語). MLB.com (2021年11月19日). 2022年2月13日閲覧。
  3. ^ 「2020 プロスペクト・ランキングTOP100」『隔月刊スラッガー』2020年5月号 日本スポーツ企画出版社 32頁

外部リンク[編集]