シュードモナス属
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| シュードモナス属 | ||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 分類 | ||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||
| 学名 | ||||||||||||||||||
| Pseudomonas Migula 1894 |
シュードモナス属(-ぞく、Pseudomonas)はグラム陰性桿菌で、好気性真正細菌の一属。本来のラテン語読みであるプセウドモナスと呼ばれることもある(シュードモナスは英語発音に近い)。
目次 |
特徴 [編集]
100種ほどが知られており、その生息域は幅広い (土壌、淡水、海水など。中には高濃度トルエン中においても生存できるものもある (P. putida IH - 2000株))。自然界における重要な分解者で、様々な有機化合物を分解する能力があるため、地球上の炭素循環に大きく貢献していると考えられる。中には難分解性物質 (炭化水素、芳香族化合物など)を酸化的に分解し資化するものも確認されている。
一方で緑膿菌(P. aeruginosa)など、ヒトの病原菌となるものも存在し、これらは院内感染を引き起こすことがある。
またP. syringaeなど、植物の病原菌となるものも存在する。
代表的な菌種 [編集]
緑膿菌 (P. aeruginosa)
ムギ類黒節病菌 (P. syringae pv. japonica)
センダンこぶ病菌 (P. meliae)
参考文献 [編集]
- 『生化学辞典 第4版』東京化学同人、2007年 ISBN 9784807906703
- 『ベーシックマスター 微生物学』掘越弘毅監修・井上明編、オーム社、2006年 ISBN 4274203212
関連項目 [編集]
- シュードモナス病 - Pseudomonas angullisepticaを原因とする魚類の感染症。ウナギでは赤点病と呼ばれ、25℃以下で発生し、点状出血を呈する。