シボレー・トレイルブレイザー

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初代シボレー・トレイルブレイザー後期型

シボレー・トレイルブレイザー (Chevrolet TrailBlazer) はゼネラルモーターズ (GM) がシボレーブランドで製造・販売しているボディオンフレーム型の中型SUVである。初代モデルは主に北米で販売が行われたが、2代目は逆に北米を除く世界各国で販売が行われる予定である。

歴史[編集]

初代(2001年-2008年)[編集]

シボレー・トレイルブレイザー(初代)
GMT360/370
トレイルブレイザーEXT
'03-'04 Chevrolet TrailBlazer EXT.JPG
販売期間 2001-2008年
乗車定員 5人、7人 (EXT)
ボディタイプ 5ドアSUV
変速機 4AT
駆動方式 FR/4WD
全長 4,890mm、5,300mm (EXT)
全幅 1,900mm
全高 1,850mm、1,930mm (EXT)
ホイールベース 2,870mm、3,280mm (EXT)
先代 シボレー・ブレイザー
後継 シボレー・トラバース (EXT)
シボレー・エクイノックス
-自動車のスペック表-
標準モデル(右)とEXT(左)との全高の違い

元々は1999年ブレイザー(S-10ブレイザー)の上級グレードとして登場したが、2001年に製造・販売を開始したブレイザーの後継車種にその名前が引き継がれた。ただし、トレイルブレイザーの登場後もブレイザーの製造・販売は2005年まで行われた。

外寸は標準ボディ車で前身のブレイザーとタホの中間サイズである。近年の日本の海外大型SUV人気の中で一回り小さい存在だが、日本の道路事情などからそのサイズは根強い人気があった。

プラットフォームはGMT360系を採用し、GMC・エンボイオールズモビル・ブラバダビュイック・レイニアいすゞ・アセンダーサーブ・9-7Xとは姉妹車の関係であった。

トレイルブレイザーには3列シート7人乗りのEXTバージョンも用意されており、標準ボディより全長およびホイールベースが410mm拡大され[1]、また3列目にも楽に乗れるようにハイルーフ化されていた。ロングボディ車は姉妹車のGMC・エンボイおよびいすゞ・アセンダーにもまた設定されていた。

トレイルブレイザーなどの製造はGMT360(標準ボディ車)がオハイオ州のモレーン工場、GMT370(ロングボディ車)がオクラホマ州オクラホマシティ組立工場にて行われていたが、後者については2006年2月20日の工場閉鎖により、2006年モデルイヤー限りで廃止された。

エンジン[編集]

  • 2002-2009年 LL8 4.2 L 直6
  • 2003-2004年 LM4 5.3 L V8
  • 2005-2009年 LH6 5.3 L V8
  • 2006-2009年 LS2 6.0 L V8

終焉[編集]

次期トレイルブレイザーはGMT360の改良版となるGMT361プラットフォームを用いて作られ、2007年春に世に出る計画であったが、2006年1月にGMは現行のプラットフォームを刷新することに決めた。しかしながら2006年6月、GMはこのGMT360NG計画を巨額の投資が必要になるという理由でまたしても撤回した。GMはトレイルブレイザーを2009年モデルイヤーまで存続させることにした(メキシコでは2008年)。

GMはオハイオ州モレーン工場を2008年12月23日に閉鎖し、全てのGMT360車種の製造を終了した[2]。工場閉鎖の1週間前の2008年12月16日に最後のトレイルブレイザーがラインオフされた。モレーン工場の閉鎖についてはHBOのドキュメンタリー“The Last Truck: Closing of a G.M. Plant”(2009年)で取り上げられた[3]

日本での販売[編集]

 
日本仕様車

日本での販売グレードは、LT・LTZ、ロングホイールベースで7人乗りのEXT LT・EXT LTZの4車種で構成される。米国でのSSなどのグレードは並行輸入や光岡自動車(BUBU)でしか手に入れることが出来ない。輸入はスズキによって行われていたが、シボレー車の輸入権の移管に伴い、2007年1月1日からゼネラルモーターズ・アジア・パシフィック・ジャパン (GMAPJ) による輸入に切り替えられた。販売店はスズキアリーナ店(2006年まで)、GMシボレー店ヤナセ

米国では2006モデルでフェイスリフトが行われたが、日本の正規輸入はフェイスリフトが行われないまま2008年モデルを最後に輸入が終了した。

2代目(2012年-)[編集]

シボレー・トレイルブレイザー(2代目)
フロント(ホールデン・コロラド7)
2013 Holden Colorado 7 LTZ - First Drive (8246121122).jpg
リア(ホールデン・コロラド7)
2013 Holden Colorado 7 LTZ - First Drive (8246121312).jpg
販売期間 2012年-
乗車定員 7人
ボディタイプ 5ドアSUV
エンジン 直4 2.5L ディーゼル
直4 2.8L ディーゼル
変速機 5MT/6AT
駆動方式 FR/4WD
全長 4,866mm
全幅 1,873mm
全高 1,820mm
ホイールベース 2,845mm
別名 ホールデン・コロラド7
-自動車のスペック表-

2011年11月のドバイ国際モーターショーで先行コンセプトが公開され[4]、市販モデルは2012年3月の第33回バンコク国際モーターショーにて正式発表された[5]。6月7日からGMタイランドのラヨーン工場で生産が開始され[6]、同月からタイ国内で発売を開始した。今後はアジア、中東、南米など世界各国に順次投入される予定である。ただし、アメリカ市場には導入されない[7]

2代目トレイルブレイザーは2代目コロラドピックアップをベースとするボディオンフレーム型のSUVであり、コロラドと並行してGM・ド・ブラジルにて開発された。エクステリアはサンパウロ州サン・カエタノ・ド・スルにあるGMサウスアメリカ・デザインセンターにてデザインされ、フロントノーズなどがコロラドと共通となる。パワートレーンもコロラドと同様である。2WDと4WDがラインナップされ、エンジンは新開発の「デュラマックス」ディーゼル2種類(直列4気筒2.5Lと2.8L)、トランスミッションは5速MTおよび6速ATが設定される。

オセアニア向けのホールデン版は車名が「コロラド7」となり、コロラドピックアップの派生車種であることが強調されている。外観上の相違点はエンブレム程度である。コロラド7は2012年10月18日からシドニーで開催されたオーストラリア国際モーターショーで発表され[8]11月27日から発売が開始された[9]

脚注[編集]

  1. ^ シボレー・トレイルブレイザーEXT LT(4AT)【短評】”. Web CG (2003年3月4日). 2010年4月6日閲覧。
  2. ^ GM to shut Ohio SUV plant 2 years ahead of plan
  3. ^ The Days the Plant Died
  4. ^ Chevrolet’s All-New TrailBlazer SUV Breaks Cover in Dubai”. GM Media Online (2011年11月10日). 2012年3月21日閲覧。
  5. ^ Chevrolet’s All-New Trailblazer SUV Makes World Debut in Thailand”. GM Media Online (2012年3月21日). 2012年3月21日閲覧。
  6. ^ First All-New Chevrolet Trailblazer SUV Built in Thailand”. GM Media Online (2012年6月27日). 2012年8月3日閲覧。
  7. ^ Official: The New 2013 Chevrolet Trailblazer won't be Sold in the States [New Pics]”. Carscoop (2012年3月21日). 2012年3月21日閲覧。
  8. ^ Holden's Colorado 7 Off-Roader Makes Aussie Debut”. GM Media Online (2012年10月18日). 2013年7月7日閲覧。
  9. ^ Holden Heads Off-Road With The New Heavy Duty Colorado 7 SUV”. GM Media Online (2012年11月27日). 2013年7月7日閲覧。

外部リンク[編集]