キャデラック・ATS

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キャデラック・ATS
フロント
2013 Cadillac ATS -- 2012 DC.JPG
リア
Cadillac ATS (rear side quarter).JPG
製造国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
販売期間 2012年-
ボディタイプ 4ドアセダン
エンジン 直列4気筒DOHC直噴ターボ
モーター  
最高出力 276PS/5,500rpm
最大トルク 353Nm/1,700rpm~5,500rpm
変速機 6AT
駆動方式 FR
サスペンション 前/マクファーソンストラット
後/マルチリンク
全長 4,680mm
全幅 1,805mm
全高 1,415mm
ホイールベース 2,775mm
車両重量 1,600kg
スペックは日本仕様
-自動車のスペック表-

ATS(エーティーエス)はアメリカの自動車メーカー、ゼネラルモーターズ(GM)で製造し、キャデラックブランドで販売しているセダンである。

概要[編集]

CTSの下に位置する車種として開発され、2012年デトロイトショーで発表。その後、同年8月より北米市場で発売を開始。追って、欧州市場や日本ならびに中国市場でも発売が開始される。

2013年には北米カー・オブ・ザ・イヤーを受賞している。

初代 (2012年-)[編集]

“シグマ・アーキテクチャ”と呼ばれるシグマIIプラットフォームよりもさらに軽量・コンパクトを目指して開発された“アルファ・アーキテクチャ”と呼ばれる新開発のFR専用となるアルファプラットフォームを採用。結果、BMW・3シリーズなみの重量配分50:50を実現している。サスペンションはリヤはCTSと同じマルチリンク式だが、フロントはよりコンパクトな新開発のストラット式を採用している(CTSはダブルウィッシュボーン式)。

エンジンは、「エコテック」と呼ばれる直4・2.0L直噴DOHCターボと直4・2.5L・直噴DOHCの2種、そして「LFX」と呼ばれるV6・3.6L直噴・DOHCが用意され、全エンジンに可変バルブ機構が備わる。トランスミッションについては全て6ATが基本だが、2.0Lのみオプションで6MTも選べる。また、全車にランフラットタイヤを装備するとともに、グレードによりブレンボ製のブレーキシステムも装備される。

ボディには高張力鋼を多用することで大幅な軽量化を実現。Dセグメントにおいて軽量な部類に入る。

インテリアの最大の特徴として、SRXで先行発表されたCUE(Cadillac User Experience)が装わる。これはオーディオやエアコンなどの操作をモニターを介してスマートフォンのように操作できるシステムであり、加えてCUEの場合は決定時に軽微な振動を与えることでよりわかりやすくしている。

後述の様に左ハンドルのみの設定となるために日本以外の左側通行諸国(イギリスオーストラリアなど)には投入されていない。

2012年11月16日 ゼネラルモーターズ・ジャパンによって日本仕様の概要が発表され、2013年3月より発売開始予定とアナウンス、3月2日に発売が開始された。導入されるのは2.0L直噴ターボエンジン+6AT、左ハンドルのみ[1]。グレードは「ラグジュアリー」「プレミアム(改良時に一部装備を変えて「パフォーマンス」に変更)」の2種で、後者はアダプティブクルーズコントロールマグネシウムパドルシフト、パフォーマンスサスペンション、18インチアルミホイール(前者は17インチ)などが追加され、オプションで電動サンルーフも選べる。本皮革シートは両グレードともに標準装備。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ ライバルであり右ハンドルの設定があるBMW3シリーズやメルセデス・ベンツ Cクラスおよびアウディ・A4と比べて販売力で差があると考えられるものの、販売初年度の2013モデルは日本には僅か200台しか輸入されなかったため、一部の人気仕様においては販売直後から入手困難な状況が発生した。

外部リンク[編集]

  • Cadillac ATS ゼネラルモーターズ・ジャパン公式サイト内