カバ科
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カバ
Hippopotamus amphibius |
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| 地質時代 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 中新世 - 完新世(現代) | ||||||||||||||||||||||||||||||
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| 属 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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他 絶滅属 |
カバ科(カバか、Hippopotamidae)は、動物界脊索動物門哺乳綱鯨偶蹄目に属する分類群の一つで、分類学上は科の階級が与えられている。
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形態 [編集]
現生群での最大種はカバで体長350-400cm。体重2,000-3,200kg。最小種はコビトカバで体長150-175cm。体重180-275kg。全身は硬い皮膚で覆われるが、表面の角質層が薄いため長時間乾燥させるとひび割れる。
切歯と犬歯は発達し、一生伸び続ける。水中で水が入らないように鼻孔や耳穴は閉じることができる。胃は複数の室に別れるが、反芻は行わない[1][2]。
分類 [編集]
従来このグループはペッカリー科に近縁であるとされ[3]、イノシシ亜目に分類されていたが、DNA分析の結果、カバはブタ・イノシシよりもウシと近縁であると証明された。また、カバの姉妹群はクジラ類である可能性が示唆され、「鯨偶蹄目」という分類群が創設された。しかし、始新世に現れたクジラ類との間には長いギャップがあり、カバの先祖は不明であった。この間を埋める存在とされたのが、アントラコテリウム科である。このグループは、下顎や歯列などカバと類似した形態を持っていたため[4]、カバの祖先であると推定された。アントラコテリウムは始新世の終わりに出現した、小さな頭のカバのような姿をした半水棲の偶蹄類である。カバはこのアントラコテリウムから中新世ごろに分化し、進化してきたとされる。カバ科の動物が現れると、気候の変化などの影響もありアントラコテリウム科の動物は減少した。そして鮮新世の始めにアフリカに出現したメリコポタムスを最後に絶滅した。[5]
現在この系統としてはカバとコビトカバが残っているが、遺伝的にはずいぶん離れている。
- 鯨凹歯類 (ケタンコドンタ)Cetancodonta または hippomorpha
- クジラ類 Cetacea
- カバ下目 Ancodonta
- †カイノテリウム属 Cainotherium(†は絶滅)
- カバ科 Hippopotamidae
- †ケニアポタムス属 Kenyapotamus
- カバ亜科 Hippopotaminae
- †ヘクサプロドン属 Hexaprotodon
- コビトカバ属 Choeropsis
- Choeropsis liberiensis コビトカバ
- カバ属 Hippopotamus
脚注 [編集]
参考文献 [編集]
- 『原色ワイド図鑑3 動物』、学習研究社、1984年、97、199頁。
- 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『レッド・データ・アニマルズ6 アフリカ』、講談社、2000年、50-51、158-159頁。
- 『小学館の図鑑NEO 動物』、小学館、2002年、88頁。
- 遠藤秀紀 『哺乳類の進化』 東京大学出版会、2002年、225頁。ISBN 978-4-13-060182-5。
- 富田幸光 『絶滅哺乳類図鑑』 伊藤丙雄、岡本泰子、丸善、2002年、162頁。ISBN 4-621-04943-7。
- Alen Turner・Mauricio Anton 『アフリカの哺乳類 : その進化と古環境の変遷』 富田幸光訳、丸善、2007年、124頁。ISBN 978-4-621-07834-1。