アカシジア
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アカシジア(英 akathisia、acathisia 、独 Akathisie)とは、静座不能、着座不能あるいは静止不能とも呼ばれる錐体外路症状の一つで、現在では主にドパミンD2受容体拮抗作用を持つ抗精神病薬等の副作用として発現する。古くは、エコノモ脳炎の後遺症として記載された症状である。
主な症状は、座ったままでいられない、じっとしていられない、下肢のむずむず感や灼熱感等の自覚症状があり、下肢の絶え間ない動き、足踏み、姿勢の頻繁な変更、目的のはっきりしない徘徊(タシキネジア)などが特徴的である。また、不安、いらいら感、不穏感等も見られる。自覚症状の多くは、歩行や運動により軽減される。これはアカシジアの大きな特徴の一つである。 これらの症状は、夜間に増悪する傾向があり、睡眠障害を伴うことが多い。
症状の出現は薬物の投与開始または増量後数週間以内に発現するが、通常これは可逆的なものであり、投与中止や減量により消失または軽減する。
症状の改善には、抗コリン作用を有する抗パーキンソン薬(アキネトン、アーテン等)の投与が有効である。また、最近の研究では、薬剤誘発性のアカシジアにビタミンB6が有効であることが示されている。

