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荒谷前駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
荒谷前駅
駅全景(2023年10月)
あらやまえ
Arayamae
鱒沢 (2.8 km)
(2.9 km) 岩手二日町
地図
所在地 岩手県遠野市宮守町上鱒沢[1]
北緯39度18分35.51秒 東経141度25分41.82秒 / 北緯39.3098639度 東経141.4282833度 / 39.3098639; 141.4282833座標: 北緯39度18分35.51秒 東経141度25分41.82秒 / 北緯39.3098639度 東経141.4282833度 / 39.3098639; 141.4282833
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 釜石線
キロ程 36.4 km(花巻起点)
電報略号 ラヤ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1924年大正13年)12月16日[1][2]
備考 無人駅[1]
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荒谷前駅(あらやまええき)は、岩手県遠野市宮守町上鱒沢[1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)釜石線である。

歴史

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花巻 - 仙人峠間の762ミリメートル特殊狭軌の軽便鉄道を運営していた岩手軽便鉄道により、1924年(大正13年)12月16日に開業した[2]。1936年(昭和11年)8月1日に国有化されて国鉄の駅となり、その後は国鉄標準の1,067ミリメートル軌間への改軌工事が進められた[2]。しかし、第二次世界大戦の戦局悪化に伴い労働力や資材が不足して改軌工事は一旦中止となった[3]。1948年(昭和23年)9月にアイオン台風によって山田線が大きな被害を受けると、三陸海岸方面への鉄道連絡を早期に回復させるために釜石線の工事が再開されることになり、12月に再着工して1949年(昭和24年)12月10日に遠野までの1,067ミリメートルへの改軌工事が完成した[3]

年表

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駅構造

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単式ホーム1面1線の地上駅で、北上駅管理の無人駅である。ホームは曲がっている。

駅周辺

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その他

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  • エスペラントによる、「Akvorado(アクヴォラード:水車)」という愛称がついている。

隣の駅

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東日本旅客鉄道(JR東日本)
釜石線
快速「はまゆり
通過
普通
鱒沢駅 - 荒谷前駅 - 岩手二日町駅

脚注

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参考文献

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  • 白土 貞夫「岩手軽便鉄道 歴史拾遺」『鉄道ピクトリアル』No.813(2009年1月) pp.130 - 137 電気車研究会
  • 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 21号 釜石線・山田線・岩泉線・北上線・八戸線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年12月6日、5-11頁。 

関連項目

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外部リンク

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