第5独立戦車旅団 (ウクライナ陸軍)
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第5独立戦車旅団 | |
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創設 | 2016年1月10日 |
所属政体 | ウクライナ |
所属組織 | ウクライナ陸軍 |
部隊編制単位 | 旅団 |
兵科 | 戦車兵 |
兵種/任務 | 装甲部隊 |
所在地 | ドニプロペトロウシク州クルィヴィーイ・リーフ |
通称号/略称 | A4594 |
上級単位 | 第10軍団 |
戦歴 | ロシアのウクライナ侵攻 |
指揮官 | アンドリー・シュチューキン大佐 |
第5独立戦車旅団(だい5どくりつせんしゃりょだん、ウクライナ語: 5-та окрема танкова бригада)は、ウクライナ陸軍の旅団。第10軍団隷下。
概要
[編集]ドンバス戦争
[編集]2016年1月10日、ドンバス戦争の影響に伴い、予備軍団の戦車部隊として創設された[1]。
ロシアのウクライナ侵攻
[編集]2022年2月24日、ロシアのウクライナ侵攻でロシア軍の黒海からの上陸を阻止するため南部オデッサ州オデッサに配備された[2]。部隊の戦車や兵員は既存の戦車部隊、機械化部隊の損害の補填に使用されたため、実戦機会はなく事実上解隊された[1]。
2023年3月、ウクライナ軍の戦車保有数が西側諸国の供与品、海外での修復プログラムで充実したことからドニプロペトロウシク州で再編された[1]。
2023年12月、予備軍団から第10軍団隷下に転属した[3]。
南部・ザポリージャ戦線
[編集]2024年7月、南部ザポリージャ州ポロヒー地区に再配置され、オリヒウ方面、ロボティネ方面に展開した[4]。
編制
[編集]- 旅団司令部(クルィヴィーイ・リーフ)
- 第1戦車大隊
- 第2戦車大隊
- 第3戦車大隊
- 機械化大隊
- 小銃大隊
- 旅団砲兵群
- 本部中隊
- 第1自走砲大隊
- 第2自走砲大隊
- ロケット砲大隊
- 防空大隊