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甲東園駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
甲東園駅
駅舎を南望。阪急線に対して高架で交差しているのが山陽新幹線(画像奥)
こうとうえん
Kotoen
HK-25 仁川 (0.9 km)
(1.0 km) 門戸厄神 HK-23
地図
所在地 兵庫県西宮市甲東園一丁目204番地[1]
北緯34度46分1.51秒 東経135度21分35.25秒 / 北緯34.7670861度 東経135.3597917度 / 34.7670861; 135.3597917 (甲東園駅)座標: 北緯34度46分1.51秒 東経135度21分35.25秒 / 北緯34.7670861度 東経135.3597917度 / 34.7670861; 135.3597917 (甲東園駅)
駅番号 HK24
所属事業者 阪急電鉄
所属路線 今津線
キロ程 5.4 km(宝塚起点)
大阪梅田から西宮北口経由で17.9 km
駅構造 地上駅橋上駅[2]
ホーム 2面2線[2]
乗車人員
-統計年度-
(全日)20,685人/日(降車客含まず)
-2019年-
乗降人員
-統計年次-
(通年平均)18,757人/日
-2021年-
開業年月日 1922年大正11年)6月1日[2]
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甲東園駅(こうとうえんえき)は、兵庫県西宮市甲東園一丁目にある、阪急電鉄今津線。駅番号はHK-24

歴史

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駅構造

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相対式ホーム2面2線を持つ地上駅橋上駅舎を有する[2]分岐器絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。駅舎は通路により周囲の建物に直結しており、直接道路には出られない[2]。改札口は2つあるが、うち1つは宝塚方面ホームへのエレベーターのみ使用できる形態である[2]。ホーム有効長は1号線が6両、2号線が8両。

阪神・淡路大震災の際に被災し、その後改修された。周辺施設に合わせて、阪神間モダニズムを意識した駅舎デザインを採用している。

のりば

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号線 路線 方向 行先
1 今津線 下り 宝塚仁川川西能勢口箕面方面
2 上り 西宮北口大阪神戸今津方面

※実際には構内にのりば番号表記はないが、スマートフォン向けアプリ「阪急沿線ナビ TOKKアプリ」の発車案内機能では、宝塚方面が1号線、西宮北口方面が2号線と表示されている。

ダイヤ

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上下とも、毎時6本が発着する。朝限定で、大阪梅田行の準急が運行される。

利用状況

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2021年の通年平均乗降人員18,757人である[7]

近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は下記の通り。

年次別1日平均乗降・乗車人員推移
年次 平日限定
乗降人員
平日限定
乗車人員
通年平均
乗降人員
通年平均
乗車人員
2007年(平成19年) 29,491 15,123
2008年(平成20年) 30,545 15,687
2009年(平成21年) 30,419 15,594
2010年(平成22年) 31,103 15,980
2011年(平成23年) 31,325 16,113
2012年(平成24年) 31,443 16,159
2013年(平成25年) 31,785 16,327
2014年(平成26年) 31,677 16,313
2015年(平成27年) 32,240 16,633
2016年(平成28年) 26,691 13,714
2017年(平成29年) 26,815
2018年(平成30年) 26,193
2019年(令和元年) 26,007
2020年(令和2年) 16,709
2021年(令和3年) 18,757

駅周辺

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駅のある甲東園には財界人や文化人の邸宅も多く、西宮七園の一つとして阪神間高級住宅街の一角を構成する[2]。当駅の南隣を山陽新幹線が通過しており(冒頭の写真参照)、阪神・淡路大震災時には新幹線の高架橋桁が落下して今津線不通の原因となった[2]

教育機関
商業施設
各種施設
  • 西宮カルメル会修道院
  • 日本基督教団甲東教会
  • 山陽新幹線記念公園
  • 門戸天神社
  • アプリ甲東 - 駅西側の合同ビル[2]。駅舎とは陸橋で接続する[1][2]
  • 公益財団法人頴川美術館
  • 西宮市消防局瓦木消防署 甲東分署
  • 西宮甲東園郵便局
  • 西宮段上郵便局
  • 三井住友銀行パセオ甲東出張所
  • 阪神水道企業団甲東事業所
  • 西宮市立甲東公民館 - 敷地内に約200本の梅の木があり、「甲東梅林」として、阪神間の梅の名所となっている。

バス路線

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西口に「甲東園」バス停があり、阪急バスの路線が乗り入れる[8]

  • 1・2番のりば発(西宮市内線
    • 10系統:JR西宮 行(関西学院前上ヶ原六番町・中村経由)
    • 11系統:西宮北口 行(関西学院前・上ヶ原六番町・中村・JR西宮経由)
    • 12系統:西宮北口 行(関西学院前・上ヶ原六番町・広田・能登町経由)
    • 16系統:西宮北口 行(関西学院前・愛宕山・広田・能登町経由)
    • 17系統:JR西宮 行(関西学院前・愛宕山・広田・能登町・西宮北口経由)
    • 19系統:西宮北口 行(関西学院前・愛宕山・中村・JR西宮経由)
    • 24系統:朝凪町 行(関西学院前・神戸女学院西門前・能登町・西宮北口・JR西宮・西宮市役所前(阪神西宮駅東口)・誠成公倫会館経由)
    • 26系統:阪神西宮 行(関西学院前・愛宕山・広田・能登町・西宮北口・JR西宮経由)
    • 関西学院前 行(平日の関西学院大学登校日に限り運行)

2021年4月2日までは、仁川駅を経てJR甲子園口阪急逆瀬川への路線も運行していたが全便が仁川駅発着に変更(路線短縮)。また、西宮市内線各線も系統番号が異なっていた[9]

隣の駅

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阪急電鉄
今津線(今津北線)
準急(大阪梅田行きのみ運転)・普通
仁川駅 (HK-25) - 甲東園駅 (HK-24) - 門戸厄神駅 (HK-23)
  • 定期列車はすべて停車するが、阪神競馬開催時に大阪梅田行のみ運転される臨時急行は停車しない。

脚注

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  1. ^ a b 『阪急ステーション』阪急電鉄株式会社コミュニケーション事業部〈阪急ワールド全集 4〉、2001年、77頁。ISBN 4-89485-051-6 
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 『兵庫の鉄道全駅 私鉄・公営鉄道』神戸新聞総合出版センター、2012年12月10日、68頁。ISBN 9784343006745 
  3. ^ 当時仁川駅は未開業
  4. ^ a b 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』 11号 阪急電鉄 1、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年10月、14-17頁。ISBN 978-4-02-340141-9 
  5. ^ 「西山天王山」駅開業にあわせて、「三宮」「服部」「中山」「松尾」4駅の駅名を変更し、全駅で駅ナンバリングを導入します』(PDFlink)(プレスリリース)阪急電鉄株式会社、2013年4月30日。オリジナルの2013年12月15日時点におけるアーカイブhttps://megalodon.jp/2013-1215-0920-39/holdings.hankyu-hanshin.co.jp/ir/data/ER201304306N1.pdf2016年4月8日閲覧 
  6. ^ “阪急電鉄:21日から駅名変更 宝塚線、中山駅→中山観音駅 神戸線、三宮駅→神戸三宮駅 京都線新駅開業に合わせ”. 毎日新聞(朝刊) (毎日新聞社): p. (地方版/兵庫)p.24. (2013年12月19日) 
  7. ^ 阪急電鉄 鉄道情報ホームページ 駅別乗降人員
  8. ^ 各バス停情報 甲東園(0491)”. 阪急バス. 2021年4月5日閲覧。
  9. ^ 【4月3日(土)より】西宮市域 運行内容の変更について” (PDF). 阪急バス (2021年3月23日). 2021年4月5日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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