猪谷 (富山市)
表示
猪谷 | |
---|---|
北緯36度28分25.05秒 東経137度14分16.12秒 / 北緯36.4736250度 東経137.2378111度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 富山県 |
市町村 | 富山市 |
地域 | 旧細入村 |
人口 | |
• 合計 | 199人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
939-2187 |
市外局番 | 076 (富山MA)[2] |
ナンバープレート | 富山 |
猪谷(いのたに)は、富山県富山市の町名である。飛越国境にほど近く、越中西街道と越中東街道の交点にある交通の要衝であり、かつては西猪谷関所が設置され籠渡しが行われていた。
現在でも鉄道はJR高山本線が走り、道路は高山へ向かう国道360号と神岡へ向かう国道41号の分岐・合流点であるなど、富山県・岐阜県間の交通の要衝である。
地理
[編集]神通川の谷にある山村で、山からの小川の堆積物によるわずかな平地に集落が立地している。
気候
[編集]アメダスの観測地点があり、降水量・降雪量を観測している。
猪谷(旧細入村、標高:215m)の気候 | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
降水量 mm (inch) | 224.6 (8.843) |
141.8 (5.583) |
173.4 (6.827) |
143.9 (5.665) |
135.9 (5.35) |
157.7 (6.209) |
263.2 (10.362) |
210.1 (8.272) |
225.9 (8.894) |
202.3 (7.965) |
213.3 (8.398) |
251.6 (9.906) |
2,331.1 (91.776) |
降雪量 cm (inch) | 262 (103.1) |
213 (83.9) |
83 (32.7) |
3 (1.2) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
1 (0.4) |
127 (50) |
695 (273.6) |
出典:気象庁 (降水量平均値:1996年-2020年、降雪量平均値:1991年-2020年)[3] |
歴史
[編集]- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い婦負郡庵谷村、笹津村、岩稲村、割山村、楡原村、片掛村、猪谷村、蟹寺村、加賀沢村が合併し、細入村が発足。
- 2005年(平成17年)4月1日 - (旧)富山市、上新川郡大沢野町・大山町、婦負郡婦中町・八尾町・山田村と合併し、富山市に編入。
施設
[編集]- 公共施設
- 富山市細入総合行政センター南部地区センター
- 細入郵便局
- 細入村大沢野町学校組合立猪谷小学校(2003年廃校、楡原小と統合し富山市立神通碧小学校〈当時:細入村立〉へ)
- 観光施設
- 猪谷関所館
観光
[編集]- 史跡
- 景勝地
交通
[編集]本数は多くないが、鉄道とバスの両方が走る。猪谷駅は西日本旅客鉄道(JR西日本)と東海旅客鉄道(JR東海)の境界駅であり、2006年までは神岡鉄道神岡線の起点でもあった。
鉄道路線
[編集]バス路線
[編集]道路
[編集]参考出典
[編集]- 『富山県の地名』平凡社
脚注
[編集]- ^ “富山県の町丁別人口・世帯集計表”. 富山市 (2018年3月31日). 2018年4月15日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2018年3月25日閲覧。
- ^ “平年値(年・月ごとの値)”. 気象庁. 2023年3月27日閲覧。