総曲輪

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総曲輪
—  町丁  —
総曲輪通り商店街
総曲輪の位置(富山県内)
総曲輪
総曲輪
総曲輪の位置
座標: 北緯36度41分26.85秒 東経137度12分45.75秒 / 北緯36.6907917度 東経137.2127083度 / 36.6907917; 137.2127083
日本の旗 日本
都道府県 Flag of Toyama Prefecture.svg 富山県
市町村 Flag of Toyama, Toyama.svg 富山市
地域 富山地域
地区 総曲輪地区
人口 (2018年(平成30年)3月31日現在)[1]
 - 計 517人
等時帯 日本標準時 (UTC+9)
郵便番号 930-0083[2]
市外局番 076 (富山MA)[3]
ナンバープレート 富山

総曲輪(そうがわ)は、富山県富山市の中心部にある町名である。郵便番号は930-0083。町名の由来は富山城の外堀が「曲輪(くるわ)」と呼ばれていたことから。現在は総曲輪通り商店街と隣接する中央通り商店街(さんぽ〜ろ)、西町(にしちょう)商店街を含め、富山市内で最大の繁華街である。

特徴[編集]

1丁目から4丁目まであり、それぞれで街の様相、特徴が異なる。

  • 総曲輪1丁目
夜に賑わう歓楽街スナックバークラブキャバクラホストクラブなどが入る雑居ビルが立ち並ぶ。国道41号以北の、いわゆる「桜木町」内に位置し、一般的には県下最大の歓楽街である桜木町と同一に見なされる。
  • 総曲輪2丁目
国道41号線と総曲輪通り商店街より1本北側に並行する総栄通りの間に位置する。本願寺富山別院を中心とし、裏通りの雰囲気を持ち、雑居ビルが立ち並ぶ。近年は飲食店の立地が目立つようになり、特に金曜土曜の週末夕方以降に賑わいを見せる。
  • 総曲輪3丁目
県下最大の商店街である総曲輪通り商店街を中心とした、総栄通りと平和通りに挟まれた地区。中心商業地区の核店舗の総曲輪フェリオ大和富山店)を始め、グランドプラザ、総曲輪ウィズなどがあり、繁華街としての賑わいを見せる。商店街東端には2006年に閉店した旧西武富山店があったが、2019年内に23階建て複合商業ビルが建設される。その南側の西町北・総曲輪地区(西町交差点北西角)でも、高層複合ビルの建設に向け、再開発準備組合が2015年8月に発足した。対する西端は、シネマコンプレックスホテルを核とした複合商業施設ユウタウン総曲輪2016年5月に完成。
  • 総曲輪4丁目
3丁目の西側に位置する、旧総曲輪小学校を中心とした地区。敷地面積12,000㎡ほどの旧総曲輪小学校跡地付近では、地域包括ケア施設や専門学校、商業施設等による総曲輪レガートスクエアが2017年3月に竣工

歴史[編集]

1931年(昭和6年)の『新富山県』に収められている、総曲輪本通りの写真。

前述の通り、元々は富山城の外堀であった。明治時代の初めに外堀が埋め立てられ、浄土真宗の別院を参詣する人々で賑わうようになる。やがて様々な店舗や芝居小屋、寄席などが建ち並び、現在のような繁華街へと発展する事になる。大正時代には全国初の商店街団体「商盛会」も誕生している。

繁華街[編集]

総曲輪フェリオ
ユウタウン総曲輪

街の中心部には総曲輪通り商店街、グランドプラザ、総曲輪フェリオなどがあり、賑わいを見せる。3施設はそれぞれ接続している。

  • 総曲輪通り商店街
大手モール(大手町)から桜橋電車通りを結ぶ商店街1953年に全国では5番目のアーケードが取り付けられた。また、電車通りを挟んで東側には中央通り商店街(さんぽ~ろ)が隣接しており、こちらは1956年にアーケードが設置された。
2007年9月21日に開業した複合商業施設。キーテナントの大和富山店のほか、多くの専門店で構成される。※詳細は当該記事を参照。
街中の賑わい広場として総曲輪フェリオ横に2007年9月17日にオープン。長さ65m、幅21m、高さ19mの吹き抜けの全天候対応広場で、総ガラス張りの天井と277インチの大型モニター、昇降式のステージが特徴。建物が非常に大きいため、様々なイベントに使われている。※詳細は当該記事を参照。
2016年6月に開業した複合商業施設。キーテナントの8スクリーン、1,200席を有するシネマコンプレックスに加え、ホテル、マンション、立体駐車場の四棟で構成される。施設1階部分には、飲食店やコンビニ、衣料品店などが入居する。

過去に存在した主な施設・店舗[編集]

  • かつては商店街の東端に西武富山店が所在していたが、2006年3月末に閉店[4]した。
  • ロッテリア – 西武富山店1階に入居していた。
  • 現在総曲輪ウィズがある場所には、かつて帝国館という映画館が存在した。
  • 大手町4丁目には、映画館「富山東映」が所在していたが2001年に閉館し、跡地はビジネスホテル「ドーミーイン」となっているほか、グランドプラザより平和通りをはさみ斜め向いの西町(旧大和百貨店横)には、映画館「富山東宝」が所在していたが閉館し、跡地はチューゲキ西町パーキングとなっている。

現在の状況と再開発[編集]

前述の通り、西武富山店が閉店するなど、繁華街としての地位の低下が見受けられる。

再開発の続く総曲輪3丁目(2016年6月現在)

西武跡地(総曲輪3丁目地区)は、大和小田急建設が取得し、商業施設・マンションなどの複合商業ビルの建設を目指し、2013年夏に都市計画決定された。2015年2月23日には、マンションと商業施設が入居する複合ビルの建設が正式に発表された。約3900㎡の再開発エリアに地上23階建て、約80mの高層ビルとなる。1階から4階はファッション、物販、飲食等のテナントとオフィス、5階から23階は約200戸のマンションとなり、2018年度内の完成を目指している[5]

また、総曲輪西地区においては約5680㎡の敷地に、シネマコンプレックス(8スクリーン)、ホテルドーミーイン、店舗、駐車場などが入居する複合商業ビルとなるユウタウン総曲輪が建設され、2016年6月に開業した。

更に、西町交差点北西角(西町北・総曲輪地区)でも再開発計画が表面化し、2015年8月に、高層複合ビルの建設に向け再開発準備組合が設立された。

その他、前述の総曲輪西地区の西側ではタカラレーベンによる高層マンションが完成しており、同じく西側の総曲輪小学校跡地では、地域包括ケア施設、専門学校商業施設などによる総曲輪レガートスクエアが2017年3月に完成。南側では北陸銀行朝日印刷による共同オフィスビルが15年4月に、隣接する千石町では、リードケミカルによる全国的にも珍しい刀剣美術館の森記念秋水美術館が2016年6月に完成しており、周辺一帯では開発計画が多数進行している。

総曲輪・西町・中央通りの各商店街とその周辺(大手モール・千石町商店街・太田口通り商店街・上本町商店街・堤町通り商店街・中教院モールなど)が、広義的な意味での「中心商店街」となり、このエリアでは定住人口の増加に向け、2000年代後半からマンションの建設が相次いでいる。

2007年には西町交差点北東角にシティハウス富山西町(約90戸)、2008年には中央通りにサーパスシティ中央通り(約120戸)、2009年には白銀町にレーベンハイム白銀町(約70戸)、2010年には総曲輪4丁目にプレミスト総曲輪(約50戸)、2012年には中央通りにルシーダタワー(中央通りF地区再開発・約120戸)、西町交差点南東角にプレミスト西町(西町東南地区再開発・約90戸)、2014年に白銀町にレーベン富山・ザ・プラチナム(約65戸)、2016年に総曲輪4丁目でレーベン富山総曲輪レジデンス(約45戸)、2018年に室町通りにレーベン富山グランアクシス(約50戸)が建設、いずれも販売後短期間の内に完売している。 現在は、約200戸の大型物件の総曲輪3丁目地区再開発と総曲輪4丁目にタカラレーベンによる高層マンションが工事中で、西町北・総曲輪地区、中央通りD北街区の各再開発地区でも、再開発ビル内にマンションが設けられる予定となっている。

周辺の主な施設・店舗[編集]

前述した総曲輪フェリオ、ユウタウン総曲輪などを除く。特記がないものはすべて総曲輪に所在。

商店街(総曲輪通り商店街に隣接)
公共施設、商業施設など
神社仏閣
企業
金融機関
ホテル

世帯数と人口[編集]

2018年(平成30年)3月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

丁目 世帯数 人口
総曲輪一丁目 39世帯 57人
総曲輪二丁目 38世帯 78人
総曲輪三丁目 27世帯 38人
総曲輪四丁目 163世帯 344人
267世帯 517人

小・中学校の学区[編集]

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[6]

丁目 小学校 中学校
総曲輪一丁目 全域 富山市立芝園小学校 富山市立芝園中学校
総曲輪二丁目 全域
総曲輪三丁目 全域
総曲輪四丁目 全域

交通[編集]

鉄道[編集]

路線バス[編集]

道路[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 統計データ”. 富山市 (2018年3月31日). 2018年4月15日閲覧。
  2. ^ 郵便番号”. 日本郵便. 2018年3月25日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2018年3月25日閲覧。
  4. ^ 北國新聞社富山新聞社"北陸の経済ニュース/西武撤退が背中押す 富山の真ん中、相次ぐ再開発構想"2006年7月2日更新.(2010年12月14日閲覧。)
  5. ^ 「高さ市街地トップ級 西武富山店跡複合ビル 来月本組合移行へ」北日本新聞 2015年2月24日26面
  6. ^ 小中学校通学区域表”. 富山市 (2013年1月26日). 2018年4月15日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]