婦中町速星

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
婦中町速星
ふちゅうまちはやほし
日章旗 日本
地方 中部地方北陸地方
都道府県 富山県
自治体 富山市
総人口
2,893[1]
推定人口、2018年)
テンプレートを表示

婦中町速星(ふちゅうまちはやほし)は、富山県富山市町名である。旧婦中町の中心地であり、婦中町行政サービスセンター(旧 婦中町役場)が所在している。

概要[編集]

富山市街近郊という立地から、化学工業が盛ん。

ファボーレを中心とするフューチャー商業集積地区の一部に含まれており、速星集落東南部で公園や老人ホームなどの福祉施設の建設が進んでいる[2]

地理[編集]

東西に国道359号、南北に富山県道200号井栗谷婦中線が走り、交差点付近が地区の中心となる[3]。西端に井田川が流れる。

歴史[編集]

1889年明治22年)4月1日、婦負郡速星村発足。村名は、旧御門村の速星神社から採られた[4]1928年昭和3年)、地元の誘致により大日本人造肥料(現在の日産化学)進出[3]1942年(昭和17年)に速星村と鵜坂村が合併し婦中町となり、町内の御門・麦島・速星が「婦中町速星地区」となった[4]2005年平成17年)には婦中町と富山市および周辺町村と合併し、富山市の一部となった。

施設[編集]

交通[編集]

脚注[編集]

参考文献[編集]

  • 平凡社地方資料センター 編『日本歴史地名大系』 第16巻(富山県の地名)、平凡社、1994年7月。ISBN 4-582-49016-6 
  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典』 16(富山県)、角川書店、1979年10月。全国書誌番号:79032053