速星駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
速星駅
駅舎
駅舎
はやほし
Hayahoshi
千里 (4.3km)
(1.7km) 婦中鵜坂
所在地 富山県富山市婦中町速星628
所属事業者 JR logo (west).svg西日本旅客鉄道(JR西日本)
JR logo (freight).svg日本貨物鉄道(JR貨物)
所属路線 高山本線
キロ程 217.9km(岐阜起点)
猪谷から28.7km
電報略号 ハホ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
1,049人/日(降車客含まず)
-2015年-
開業年月日 1927年昭和2年)9月1日
備考 業務委託駅
みどりの窓口
テンプレートを表示

速星駅(はやほしえき)は、富山県富山市婦中町速星にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)高山本線である。

特急(ワイドビュー)ひだ」の一部が停車する[1][2][3]

歴史[編集]

1933年(昭和8年)当時の当駅駅舎
1933年(昭和8年)当時の当駅ホーム
  • 1927年昭和2年)9月1日 - 鉄道省(国有鉄道、のち日本国有鉄道に改組)飛越線として富山駅と越中八尾駅間の開業時に設置され、旅客および貨物の取扱を開始する[4]
  • 1928年(昭和3年)5月15日 - 大日本人造肥料速星工場が操業を開始する[5]
  • 1934年(昭和9年)10月25日 - 線路名称が改定され、飛越線が高山本線に編入されたことに伴い当駅も同線の所属となる[6][7]
  • 1953年(昭和28年)12月28日 - 富山地方鉄道が新富山停留場より速星駅前に至る軌道を敷設するための特許を取得する(富山地方鉄道速星線[8]
  • 1968年(昭和43年)6月29日 - 富山地方鉄道が富山地方鉄道速星線に係る特許を返納する[8]
  • 1974年(昭和49年)10月1日 - 営業範囲を改正し、旅客、荷物及び車扱貨物を取扱う駅となる[9]
  • 1981年(昭和56年)11月20日 - 営業範囲を改正し、旅客、荷物及び専用線発着車扱貨物を取扱う駅となる[10]
  • 1984年(昭和59年)2月1日 - 営業範囲を改正し、旅客及び専用線発着車扱貨物を取扱う駅となる[11]
  • 1987年(昭和62年)
    • 3月31日 - 営業範囲を改正し、旅客、荷物(但し新聞紙に限る)及び専用線発着コンテナ及び車扱貨物を取扱う駅となる[12]
    • 4月1日 - 国鉄分割民営化に伴い、JR西日本およびJR貨物の駅となる[13]
  • 2011年平成23年)4月 - 業務委託駅となる[1]

駅構造[編集]

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線(計2面3線)のホームを持つ地上駅である[1][14]。但し3番線は貨物用であって、3番線より富山方面へ貨物用の側線がある[14]。開業以来の木造駅舎が残っているが、駅前広場の改修工事によってアーケードが整備された[1]。また駅前には高山本線開通50周年紀念たる9600形蒸気機関車の車輪が設置されている[1]

当駅は北陸広域鉄道部の管理下にある[15]。2011年(平成23年)4月よりジェイアール西日本金沢メンテックが駅業務を受託する業務委託駅となった[1][16]。また、みどりの窓口が設置されている[1]

のりば[編集]

のりば 路線 方向 行先
1 高山本線 上り 越中八尾高山方面
2 高山本線 下り 富山方面
3 (貨物列車専用、旅客列車は入線しない)

貨物取扱[編集]

開業以来一般駅であり[13]、1981年(昭和56年)11月20日より専用線発着車扱貨物を取扱う駅となったが[10]、1987年(昭和62年)3月31日よりコンテナ貨物の取扱が開始され[12]、1987年(昭和62年)4月1日の日本貨物鉄道への経営移管後もその営業範囲が維持されている[13]

駅構内から日産化学工業富山工場へ専用線が接続されており、タンクコンテナタンク車による化学薬品の受発送が行われている[14]。富山駅より当駅までは国鉄DE10形ディーゼル機関車が列車を牽引するが、専用線内においては25噸の小型ディーゼル機関車がその入換及び牽引を行う[14]

1953年(昭和28年)10月10日付『鉄道公報』第1254号通報専用線一覧別表掲載中、当駅接続の専用線は次の通りであった[17]

  • 日産化学工業線(第三者使用:大正運送、動力:私有機関車、作業粁程:0.6粁(製品線)・1.0粁(ガス線)・1.2粁(ボイラー線))

1970年(昭和45年)10月1日現在における当駅接続の専用線は以下の通りであった[18]

  • 日産化学工業線(真荷主:日産建材及び日産ケメトロン触媒、通運事業者:大正運送、動力:私有機関車、作業粁程:0.8粁(製品線)・1.2粁(ガス線)・1.4粁(ボイラー線)・0.3粁(製品6番線)、総延長粁程:9.3粁)

1983年(昭和58年)4月1日現在における当駅接続の専用線は以下の通りであった[19]

  • 日産化学工業線(真荷主:日産建材・日産ガートラー触媒、通運事業者等:日産輸送、動力:私有機関車、作業粁程:0.8粁(製品線)・1.2粁(ガス線)・1.4粁(ボイラー線)・0.3粁(製品6番線)、総延長粁程:8.8粁)

利用状況[編集]

「富山県統計年鑑」及び「富山市統計書」によると、近年の1日平均乗車人員は以下の通り[20][21]

年度 1日平均
乗車人員
1995年 1,148
1996年 1,165
1997年 1,097
1998年 1,119
1999年 1,071
2000年 1,090
2001年 1,024
2002年 965
2003年 930
2004年 903
2005年 914
2006年 929
2007年 981
2008年 979
2009年 954
2010年 984
2011年 948
2012年 971
2013年 989
2014年 990
2015年 1,049

駅周辺[編集]

旧婦負郡婦中町の中心駅であった[14]。婦中総合行政センターへは当駅より徒歩3分、フューチャーシティ・ファボーレへは当駅より徒歩15分にて着く[14]

隣の駅[編集]

※特急「ひだ」(当駅には一部のみ停車)の隣の停車駅は列車記事を参照。

西日本旅客鉄道
高山本線
千里駅 - 速星駅 - 婦中鵜坂駅

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g 郡司武編、『週刊朝日百科 JR全駅・全車両基地』48号、2013年(平成25年)7月、朝日新聞出版
  2. ^ 速星駅 高山本線 富山方面(時刻表) - 西日本旅客鉄道
  3. ^ 速星駅 高山本線 越中八尾・高山方面(時刻表) - 西日本旅客鉄道
  4. ^ 昭和2年鉄道省告示第183号(『官報』、1927年(昭和2年)8月25日、内閣印刷局)
  5. ^ 富山県編、『富山県史 年表』(304頁)、1987年(昭和62年)3月、富山県
  6. ^ 石野哲編、『停車場変遷大事典 国鉄・JR編Ⅰ』、1998年(平成10年)9月、JTB
  7. ^ 昭和9年鉄道省告示第498号(『官報』、1934年(昭和9年)10月19日、内閣印刷局)
  8. ^ a b 富山地方鉄道株式会社編、『富山地方鉄道五十年史』、1983年(昭和58年)3月、富山地方鉄道
  9. ^ 昭和49年日本国有鉄道公示第208号(『官報』、1974年(昭和49年)9月12日、大蔵省印刷局)
  10. ^ a b 昭和56年日本国有鉄道公示第102号(『官報』、1981年(昭和56年)11月19日、大蔵省印刷局)
  11. ^ 昭和59年日本国有鉄道公示第174号(『官報』、1984年(昭和59年)1月30日、大蔵省印刷局)
  12. ^ a b 昭和62年日本国有鉄道公示第210号(『官報』、1987年(昭和62年)2月5日、大蔵省印刷局)
  13. ^ a b c 石野哲、『停車場変遷大事典 国鉄・JR編Ⅱ』、1998年(平成10年)10月、JTB
  14. ^ a b c d e f 川島令三編、『中部ライン 全線・全駅・全配線第6巻 加賀温泉駅―富山エリア』、2010年(平成22年)9月、講談社
  15. ^ データで見るJR西日本2016:鉄道部・地域鉄道部 - 西日本旅客鉄道
  16. ^ 営業エリア - ジェイアール西日本金沢メンテック(2015年3月1日閲覧)
  17. ^ 名取紀之・瀧澤隆久編、『RM POCKET 11 トワイライトゾ~ン・マニュアルⅣ』、1995年(平成7年)10月、ネコ・パブリッシング
  18. ^ 日本国有鉄道貨物局編、『専用線一覧表 昭和45年10月1日』、1970年(昭和45年)、日本国有鉄道貨物局
  19. ^ 名取紀之編、『トワイライトゾ~ン・マニュアル6』(『Rail Magazine』別巻)第14巻第17号(316頁)、1997年(平成9年)10月、ネコ・パブリッシング
  20. ^ 統計年鑑 - 富山県
  21. ^ 富山市統計書 - 富山市

関連項目[編集]

外部リンク[編集]