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== 経歴 ==
== 経歴 ==
[[1999年]][[11月]]に1級審判登録され、[[2003年]]から[[日本プロサッカーリーグ|Jリーグ]]Division 1でも主審を務めている。[[2014年]]までは、国際審判員として活躍した。
[[1999年]][[11月]]に1級審判登録され、[[2003年]]から[[J1リーグ]]でも主審を務めている。[[2014年]]までは、国際審判員として活躍した。


[[2006年]]に[[カタール]]・[[ドーハ]]で行われた[[アジア競技大会|アジア大会]]の男子決勝[[サッカーカタール代表|カタール]]対[[サッカーイラク代表|イラク]]の主審を務めた。
[[2006年]]に[[カタール]]・[[ドーハ]]で行われた[[アジア競技大会|アジア大会]]の男子決勝[[サッカーカタール代表|カタール]]対[[サッカーイラク代表|イラク]]の主審を務めた。


同じくサッカー審判員である[[吉田寿光]]と共に、[[栃木県立石橋高等学校]]にて同時期に教員を務めていたことがある。
== 評価 ==
カードを頻繁に出す傾向があり、[[2004年]][[5月9日]]の[[清水エスパルス]]対[[セレッソ大阪]]戦ではJリーグ最多記録となる一試合13枚のイエローカードを提示した。([[レッドカード]]2枚)


== エピソード ==
== エピソード ==
カードを頻繁に出す傾向があり、[[2004年]][[5月9日]]の[[清水エスパルス]]対[[セレッソ大阪]]戦ではJリーグ最多記録となる一試合13枚のイエローカードを提示した。([[レッドカード]]2枚)

[[2009年]]6月28日、[[セレッソ大阪]]対[[水戸ホーリーホック]]戦において、スローインを他の選手に代わろうとした[[香川真司]]に対して[[イエローカード]]を出すそぶりで威嚇した。<ref>{{cite news|url=http://www.sponichi.co.jp/osaka/socc/200906/29/socc221657.html|title=J2C大阪・香川2発!7節ぶりの首位奪取に笑顔 主審の判定に激怒、指揮官は会見キャンセル|newspaper=スポニチアネックス|date=2009-06-29}}</ref><ref> [https://data.j-league.or.jp/SFMS02/?match_card_id=12137 J.League Data Site 2009Jリーグ ディビジョン2 第24節第2日 水戸-C大阪]</ref>
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[[2009年]]8月22日、[[柏レイソル]]対[[横浜F・マリノス]]戦において、横浜[[山瀬功治]]が相手DFに両手で抱え込まれて倒れたが、主審の高山は故意の転倒と判断し、山瀬に対しこの試合2枚目のイエローカードを提示、退場処分とした。この判定に対してマリノスはJリーグへ意見書を提出。Jリーグは高山に2試合割り当てを外す処分を行った。その後、高山は誤審を認めた<ref>{{citenews|url=http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp0-20090824-535006.html|title=Jで誤審、該当主審に割り当て外す処分|newspaper=nikkansports.com|date=2009-8-24}}</ref><ref>{{cite news|url=http://web.gekisaka.jp/news/detail/?58534-41476-fl|title=山瀬退場の高山主審が誤審で割り当て停止に|work=[[ゲキサカ]]|publisher=[[講談社]]|date=2009-8-24|accessdate=2015-6-10}}</ref>。
[[2009年]]8月22日、[[柏レイソル]]対[[横浜F・マリノス]]戦において、横浜[[山瀬功治]]が相手DFに両手で抱え込まれて倒れたが、主審の高山は故意の転倒と判断し、山瀬に対しこの試合2枚目のイエローカードを提示、退場処分とした。この判定に対してマリノスはJリーグへ意見書を提出。Jリーグは高山に2試合割り当てを外す処分を行った。その後、高山は誤審を認めた<ref>{{citenews|url=http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp0-20090824-535006.html|title=Jで誤審、該当主審に割り当て外す処分|newspaper=nikkansports.com|date=2009-8-24}}</ref><ref>{{cite news|url=http://web.gekisaka.jp/news/detail/?58534-41476-fl|title=山瀬退場の高山主審が誤審で割り当て停止に|work=[[ゲキサカ]]|publisher=[[講談社]]|date=2009-8-24|accessdate=2015-6-10}}</ref>。


[[2015年]]6月6日、[[アビスパ福岡]]対[[徳島ヴォルティス]]戦において、プレー中に倒れ込んだ福岡の[[酒井宣福]](父親が日本人、母親がドイツ人のハーフ)に「Are you OK?」と英語で問いかけ、これに酒井が「大丈夫です」と日本語で返すと「なんだ、お前、日本語を話せるんだ」と笑いながら応じたと報じられた。酒井の所属する福岡は、これを「差別的発言とも取れる」として問題視し、Jリーグに意見書を提出。高山はマッチコミッショナーの聴取に対し発言否定した<ref>{{citenews|url=http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/06/10/kiji/K20150610010513970.html|title=日独ハーフのMF酒井に主審が差別的発言 J2福岡が意見書提出へ|newspaper=スポニチアネックス|date=2015-6-10}}</ref>
同じくサッカー審判員である[[吉田寿光]]と共に、[[栃木県立石橋高等学校]]にて同時期に教員を務めていたことがある。

[[2015年]]6月6日、[[アビスパ福岡]]対[[徳島ヴォルティス]]戦において、プレー中に倒れ込んだ福岡の[[酒井宣福]](父親が日本人、母親がドイツ人のハーフ)に「Are you OK?」と英語で問いかけ、これに酒井が「大丈夫です」と日本語で返すと「なんだ、お前、日本語を話せるんだ」と笑いながら応じたと報じられた。高山はマッチコミッショナーの聴取に対し発言を否定。酒井の所属する福岡は、これを「差別的発言とも取れる」として問題視し、リーグに意見書を提出する方針固め<ref>{{citenews|url=http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/06/10/kiji/K20150610010513970.html|title=日独ハーフのMF酒井に主審が差別的発言 J2福岡が意見書提出へ|newspaper=スポニチアネックス|date=2015-6-10}}</ref>


[[2016年]]3月5日、[[川崎フロンターレ]]対[[湘南ベルマーレ]]戦において、 湘南の[[高山薫]]がクロスを上げ[[チアゴ・キリーノ・ダ・シウヴァ|キリノ]]にボールを渡すが川崎のGK[[鄭成龍|チョン・ソンリョン]]がキャッチ。だが、キリノがそのまま突っ込み、チョンが取りこぼす。そのままボールはゴールに吸い込まれてしまいゴールと認められてしまう。川崎の選手達は猛烈に抗議するもののゴールと認められた。
[[2016年]]3月5日、[[川崎フロンターレ]]対[[湘南ベルマーレ]]戦において、 湘南の[[高山薫]]がクロスを上げ[[チアゴ・キリーノ・ダ・シウヴァ|キリノ]]にボールを渡すが川崎のGK[[鄭成龍|チョン・ソンリョン]]がキャッチ。だが、キリノがそのまま突っ込み、チョンが取りこぼす。そのままボールはゴールに吸い込まれたが、高山はこれをゴールと認め川崎の選手達は猛烈に抗議た。


== 脚注 ==
== 脚注 ==

2017年11月11日 (土) 08:23時点における版

高山 啓義(たかやま ひろよし、1974年3月18日 - )は、栃木県出身のサッカー審判員宇都宮北高校国士舘大学卒業。

2004年から、2014年まで国際審判員として活躍した。現在は1級審判員としてJ1リーグなどで活躍している。

経歴

1999年11月に1級審判登録され、2003年からJ1リーグでも主審を務めている。2014年までは、国際審判員として活躍した。

2006年カタールドーハで行われたアジア大会の男子決勝カタールイラクの主審を務めた。

同じくサッカー審判員である吉田寿光と共に、栃木県立石橋高等学校にて同時期に教員を務めていたことがある。

エピソード

カードを頻繁に出す傾向があり、2004年5月9日清水エスパルスセレッソ大阪戦ではJリーグ最多記録となる一試合13枚のイエローカードを提示した。(レッドカード2枚)

2009年6月28日、セレッソ大阪水戸ホーリーホック戦において、スローインを他の選手に代わろうとした香川真司に対してイエローカードを出すそぶりで威嚇した。[1][2]

2009年8月22日、柏レイソル横浜F・マリノス戦において、横浜山瀬功治が相手DFに両手で抱え込まれて倒れたが、主審の高山は故意の転倒と判断し、山瀬に対しこの試合2枚目のイエローカードを提示、退場処分とした。この判定に対してマリノスはJリーグへ意見書を提出。Jリーグは高山に2試合割り当てを外す処分を行った。その後、高山は誤審を認めた[3][4]

2015年6月6日、アビスパ福岡徳島ヴォルティス戦において、プレー中に倒れ込んだ福岡の酒井宣福(父親が日本人、母親がドイツ人のハーフ)に「Are you OK?」と英語で問いかけ、これに酒井が「大丈夫です」と日本語で返すと「なんだ、お前、日本語を話せるんだ」と笑いながら応じたと報じられた。酒井の所属する福岡は、これを「差別的発言とも取れる」として問題視し、Jリーグに意見書を提出。高山はマッチコミッショナーの聴取に対し発言を否定した[5]

2016年3月5日、川崎フロンターレ湘南ベルマーレ戦において、 湘南の高山薫がクロスを上げキリノにボールを渡すが川崎のGKチョン・ソンリョンがキャッチ。だが、キリノがそのまま突っ込み、チョンが取りこぼす。そのままボールはゴールに吸い込まれたが、高山はこれをゴールと認め、川崎の選手達は猛烈に抗議した。

脚注

  1. ^ “J2C大阪・香川2発!7節ぶりの首位奪取に笑顔 主審の判定に激怒、指揮官は会見キャンセル”. スポニチアネックス. (2009年6月29日). http://www.sponichi.co.jp/osaka/socc/200906/29/socc221657.html 
  2. ^ J.League Data Site 2009Jリーグ ディビジョン2 第24節第2日 水戸-C大阪
  3. ^ “Jで誤審、該当主審に割り当て外す処分”. nikkansports.com. (2009年8月24日). http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp0-20090824-535006.html 
  4. ^ “山瀬退場の高山主審が誤審で割り当て停止に”. ゲキサカ (講談社). (2009年8月24日). http://web.gekisaka.jp/news/detail/?58534-41476-fl 2015年6月10日閲覧。 
  5. ^ “日独ハーフのMF酒井に主審が差別的発言 J2福岡が意見書提出へ”. スポニチアネックス. (2015年6月10日). http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/06/10/kiji/K20150610010513970.html