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==歴史==
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2015年7月24日 (金) 05:02時点における版

海州市

芙蓉堂
位置
各種表記
チョソングル: 해주시
漢字: 海州市
日本語読み仮名: かいしゅうし
片仮名転写: ヘジュシ
ローマ字転写 (MR): Haeju-si
統計(2008年
面積: 206.93 km2
総人口: 273,300 人
行政
国: 朝鮮民主主義人民共和国の旗 朝鮮民主主義人民共和国
下位行政区画: 26洞5里
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海州市(ヘジュし、해주시)は朝鮮民主主義人民共和国の南西部(朝鮮半島中西部)の黄海南道の道都。水産資源、地下資源に恵まれている。ここの海岸の韓国にも輸出される。

地理・気候

首都平壌から100kmほどに位置する。海州湾に面し、港湾都市である。北には首陽山がそびえる。

海州(1981〜2010)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
日平均気温 °C°F −3.4
(25.9)
−1.0
(30.2)
4.2
(39.6)
10.8
(51.4)
16.0
(60.8)
20.7
(69.3)
23.5
(74.3)
24.9
(76.8)
20.4
(68.7)
14.1
(57.4)
 6.6 −0.5
(31.1)
降水量 mm (inch) 10.4
(0.409)
24.1
(0.949)
28.9
(1.138)
57.6
(2.268)
107.4
(4.228)
128.8
(5.071)
327.2
(12.882)
257.3
(10.13)
143.6
(5.654)
51.6
(2.031)
40.1
(1.579)
16.9
(0.665)
1,193.9
(47.004)
出典:気象庁[1]
海州 1961 - 1990年平均の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
日平均気温 °C°F −4.8
(23.4)
−2.6
(27.3)
2.8
(37)
9.9
(49.8)
15.6
(60.1)
20.0
(68)
23.6
(74.5)
24.7
(76.5)
19.7
(67.5)
13.1
(55.6)
5.7
(42.3)
−1.6
(29.1)
10.51
(50.92)
出典:World Climate Haeju, North Korea[2]

歴史

古朝鮮以降帯方郡に属しており、高句麗は内未忽郡・池城・長池と呼び、新羅文武王以降漢州に所属してから、762年景徳王21年)瀑池と改称し、知性を積んで大陸方面の前衛部に重要視されてきた。

高麗太祖は海に臨んだわけで「海州」と命名されて成宗は初めに牧を置き、続いて節度使を置いて顕宗の時に節度使を廃止して4都護府の1つである安西都護府を置いた。睿宗の時に大都護府に昇格し、高宗の時に牧に還元して朝鮮に継承した。

光海君の時に一時県に降格されたが仁祖元年に回復され、1895年高宗32年)二十三府を設置して海州府となり16郡を管下において1896年十三道を設置して黄海道の道庁所在地となった。

経済

化学セメント造船などの工業が発達している。また、水産業が非常に盛んで、果物などの生産も盛ん。

交通

教育

  • 医科大学

海州市出身の人物

脚注

  1. ^ 平年値データ 海州”. 気象庁 (2013年4月). 2013年4月2日閲覧。
  2. ^ Haeju, North Korea Climate Normals 1961-1990”. World Climate Home. 2013年4月1日閲覧。