「バレンシア市街地コース」の版間の差分
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[[2007年]][[6月1日]]、[[フォーミュラ1・グループ|FOM]]側とバレンシア市側で7年契約で合意した。当初は全長4.1〜4.3kmのコースが予定されていたが、最終発表で図のレイアウトに訂正された。 |
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[[2007]]年の第32回[[アメリカスカップ]]の開催地となったバレンシア港湾部の再開発地域を周回する形で、仮設コースを設営している。この一帯は歴史ある貨物積み出し港で、巨大なクレーンや倉庫群が立ち並んでおり、ピット施設も倉庫の一部を利用している<ref>{{Cite web |author=西山平夫 |date=2008-08-29 |url=http://number.bunshun.jp/articles/-/14097 |title=新ストリート・サーキットへの反応。 |work= F1コラム |publisher=Number web|accessdate=2012-01-01 }}</ref>。 |
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全長は5.440km、コーナーは25。[[2008年ヨーロッパグランプリ|2008年のヨーロッパグランプリ]]では57周(310.080km)で行われる。 |
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コースデザイナーは[[ヘルマン・ティルケ]]。当初は全長4.1〜4.3kmのコースが予定されていたが、最終発表で図のレイアウトに訂正された。全長は5.419km、F1開催サーキットの中では最多の25のコーナーを持つ。ヨーロッパGPは57周(308.883km)で行われる。 |
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== コースレイアウト == |
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1コーナーは右に緩くカーブし、2・3コーナーのシケインではスタート直後に順位争いが行われる。4・5コーナーから加速し、低速の8コーナーを過ぎると、港の出入り口の[[可動橋]]の上を渡る。 |
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10コーナーの先は長い全開区間となり、12〜14コーナーを挟んで、17コーナーのヘアピンまで再加速する。17コーナー以降の連続コーナー区間も直線的なライン取りで通過する。24コーナーで減速し、鋭角の最終25コーナーを回りこむとホームストレートに戻る。 |
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市街地コースながらアベレージスピードは高く、コース幅やセーフティゾーンの広さは常設サーキットに近い。しかし、明確な[[オーバーテイク]]ポイントがなく、レース自体は単調な展開になりがちである。その批判を受けて、コースレイアウトの変更も取り沙汰されている<ref>{{Cite news|url=http://2010.f1.topnews.jp/2010/07/01/news/f1/races/europe-grand-prix/18625.html |title=バレンシア市街地コース、レイアウト変更の可能性 |publisher=F1トップニュース|date=2010-07-01 |accessdate=2012-01-01 }}</ref>。 |
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2012年1月1日 (日) 20:12時点における版
座標: 北緯39度27分32秒 西経0度19分54秒 / 北緯39.45889度 西経0.33167度
コースの特徴の一つ、可動橋 | |
所在地 | スペイン・バレンシア |
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標準時 | GMT +1 |
オープン | 2008 |
主なイベント | F1 ヨーロッパグランプリ GP2 スペインGT |
路面 | アスファルト |
コース長 | 5.419 km (3.367 mi) |
コーナー数 | 25 |
レコードタイム | 1:36.975 ( セバスチャン・ベッテル, レッドブル, 2009年) |
バレンシア市街地コース(バレンシアしがいちコース)は、スペイン・バレンシアの市街地コース。2008年のF1ヨーロッパグランプリで初めて使用された。
解説
フェルナンド・アロンソの活躍によりスペイン国内でF1人気が盛り上がる中、バレンシア市の誘致により、2008年より7年契約でF1ヨーロッパGPを開催している。カタロニア・サーキットで行われている現行のスペイングランプリは2016年までの開催契約を結んでいるため、2014年まではスペインで1国2グランプリ開催ということになる。
2007年の第32回アメリカスカップの開催地となったバレンシア港湾部の再開発地域を周回する形で、仮設コースを設営している。この一帯は歴史ある貨物積み出し港で、巨大なクレーンや倉庫群が立ち並んでおり、ピット施設も倉庫の一部を利用している[1]。
コースデザイナーはヘルマン・ティルケ。当初は全長4.1〜4.3kmのコースが予定されていたが、最終発表で図のレイアウトに訂正された。全長は5.419km、F1開催サーキットの中では最多の25のコーナーを持つ。ヨーロッパGPは57周(308.883km)で行われる。
自転車競技のブエルタ・ア・エスパーニャ2009にて、このコースの一部が第7ステージ・個人タイムトライアルの舞台として使用された。
コースレイアウト
1コーナーは右に緩くカーブし、2・3コーナーのシケインではスタート直後に順位争いが行われる。4・5コーナーから加速し、低速の8コーナーを過ぎると、港の出入り口の可動橋の上を渡る。
10コーナーの先は長い全開区間となり、12〜14コーナーを挟んで、17コーナーのヘアピンまで再加速する。17コーナー以降の連続コーナー区間も直線的なライン取りで通過する。24コーナーで減速し、鋭角の最終25コーナーを回りこむとホームストレートに戻る。
市街地コースながらアベレージスピードは高く、コース幅やセーフティゾーンの広さは常設サーキットに近い。しかし、明確なオーバーテイクポイントがなく、レース自体は単調な展開になりがちである。その批判を受けて、コースレイアウトの変更も取り沙汰されている[2]。
脚注
- ^ 西山平夫 (2008年8月29日). “新ストリート・サーキットへの反応。”. F1コラム. Number web. 2012年1月1日閲覧。
- ^ “バレンシア市街地コース、レイアウト変更の可能性”. F1トップニュース. (2010年7月1日) 2012年1月1日閲覧。