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* [http://www.enterbrain.co.jp/digifami/products/rpg2003/matuque.html まつむらクエスト完全版] |
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2007年9月3日 (月) 11:16時点における版
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『いい電子』(いいでんし)はゲーム雑誌「ファミ通」にて連載されている、作者であるみずしな孝之自身のゲーム日記。1999年連載開始。単行本は2007年4月現在7巻まで発売されている。
ゲームとは無縁だった作者が、とある出来事からゲーム雑誌で連載する羽目になり、楽しみつつ翻弄されていく日常を描いている。作者周辺の人物をモデルとした個性的な登場人物も人気のひとつ。
2005年より、台湾版ファミ通にも翻訳されて、『良電子』というタイトルで掲載し、すでに単行本も3巻まで刊行されている。(日本語版での4~6巻)
2003年には東京ゲームショウに出展し、その際に本作の登場人物が総登場するRPG『まつむらクエスト』をRPG制作ソフト『RPGツクール』で制作して配布した。2005年現在、ゲームショウで公開されたバージョンを微調整した『まつむらクエスト完全版』がエンターブレインのWebサイトにて公開されている。
登場人物
- みずしな孝之
- 作者。昔はゲーム小僧だったが、今はてんでからっきしな大人。特にロールプレイングゲームやアクションゲームに関してはぬるいが、パズルゲームや音楽ゲームに縁がある。部屋が汚く、時にはソフトが見つからなかったりも。横浜ベイスターズファン。いい電子を逆読みすると「しんでいい」となることに気づくも、早く読むと「シンディー」になるとこじつけて、このタイトルを貫いている。
- 内藤佳代子(旧姓:松村)
- 作者曰く「敏腕美人アシスタント」。ぬるきるはる(つまりベタ・背景・トーン)担当。北海道日本ハムファイターズのファン。作品内では「猫好き」と言う印象が強いが、小動物に関しては全て好き。なかでも犬に関してはとても愛着心を示しており、最近長年の夢だった柴犬を飼っている。日ハムつながりで伊集院光と仲が良い。沖縄県(琉球)出身(なので2月に日ハムのキャンプの見学のついでに帰省する)。ご先祖様は大老・井伊直弼。また、母方の祖父は首里城の赤瓦を作った廉でプロジェクトXに出演したことがあり、血のつながらない親戚に沖縄ローカルタレントの川満しぇんしぇーがいる。2006年6月を持って結婚により姓が変わり「内藤」になった(しかし、その後も数回みずしなに「旧松村」という街道のような表記を用いられる)。しかし2006年秋以降、新アシスタントの登場もあり、さらに2007年6月に長男を出産したために産休・育休をしたため内藤が登場する機会は大きく減少している。新アシの2人から「内藤チーフ」と呼ばれてる所から(名目上の)チーフアシスタントに昇格したと思われる。現在のメインは主婦業であるため、新アシ2人が休んだときのピンチヒッターとして仕事する。曰く「内藤の人気は本人(みずしな)より上」だという。
- マクニール石井
- 初代編集者。みずしなをゲーム界に引き込んだ張本人。本名「石井宏之」。Gジャンがとても似合っており、「Mr.デニム」と呼ばれているとかいないとか。現在スクウェア・エニックス勤務。ゴルフ好きで、浜村弘一と同じく、熱心な阪神タイガースファンである。
- 後藤聡子
- 二代目担当編集者。小さい(公称148cm)。清々しいくらいに暴力的なツッコミ(ドツき)役で、みずしな他各者を一方的に殴ったりしてドツく。みずしなと取材に行くと必ず何かをおこすらしい。愛称は「ゴチさとこ」転じて「ゴチさん」。ファミ通でのペンネームは「サマァズ後藤」。
- 恒川陽子
- 松村結婚に伴いみずしなが新たに雇ったアシスタント(背の小さいほう)。大阪府豊中市出身。愛称は「つねちゃん」。過去にセガ系のゲームセンターで勤務経験あり。興味あるものが出てくると妖気アンテナが作動する。漫画での性格はマイペースタイプ。
- 藤井みどり
- 同じくみずしなが新たに雇ったアシスタント(背の大きいほう)。秋田県大曲市出身。後藤とは初対面時から波長がよく合う。ファミ通内での卓球ゲーム「テーブルテニス」の大会でベスト4。ややツンデレの傾向がある。漫画での性格は後藤と同じトラブルメーカータイプかと思われる。また、TEAM-NACS(特に佐藤重幸)の大ファンでもある。髪は黒髪で、前髪の色も当初黒だったが、頻繁に変えるようになった。そもそも髪を染めた理由は、いい電子作品内における自分の姿に黒が多く、ベタを塗るのが面倒なため。おかげで実家に帰れないらしい(怒られるため)。
- 浜村弘一
- エンターブレイン社長(前ファミ通編集長)。顔が大きい。根は優しくて外見が怖い、阪神タイガースファン。関係者から「パパ」、「浜パパ」とも呼ばれている。一部表記でのペンネームは「浜村通信」(自身のコラムにも使用している)。
- バカタール加藤
- 現ファミ通編集長。鼻にペンをつっこむのがトレードマーク。みずしな漫画共通のおぽんちキャラ設定がされており、登場後期のころはセリフは全てひらがなになっている(本物はバカではない)。とても方向音痴。
- N澤S一
- 白泉社編集者。ゲームどころかアニメ・マンガにまで精通しているオタク。本名「中澤章一」。通称「ショーちゃん」。以前某青年誌でみずしなが連載していたときの担当(初代)だった。同誌連載作品『藍より青し』の担当でもあった。
- うでつ和仁
- バンダイナムコゲームス(旧ナムコ)に勤める、みずしなの友人。苗字の漢字表記は「宇出津」。あの手この手で商品の宣伝をしてくる。初期のころ登場時にはキャッツアイのごとくカード(名刺、ナンジャタウンのパスポートなど)を投げて登場する。みずしなとは元々大学で同じ研究室(美術学科グラフィックデザイン専攻)に所属していた時代からの仲で、在籍時からみずしなのファミ通への連載を予言していた。
- 菊タロー(旧:えべっさん)
- プロレスラー。みずしなと、地味な出会い(素顔)と劇的な再会(えべっさん)をする。ゲームや漫画にかなり造詣が深い。みずしなと数度「しなっさん」「しなタロー」というタッグを結成している。
- 吉田尚記
- ニッポン放送アナウンサー。みずしなとは2004年の東京ゲームショウにて出会った。見た目も声もさわやかだが、オタクがアナウンサーになってしまったように広い範囲について詳しい。しかしゲームに関してはみずしな同様ヌル。
- 同局の番組「着ラジ」にみずしながゲスト出演。開始直前に思いついたnintendogsのすれちがいイベントに強制的にみずしなを参加させ、さらに「ミューコミ」の企画ではみずしなが読者投稿を元に漫画を書いていた。
- 石井正則(アリtoキリギリス)
- 飲み仲間。同じ横浜ファンであるさくまあきらのラジオ番組で初同席。みずしな作品のコアなファン。出演のたびに小さく描かれ、今ではとうとうビールジョッキ以下のサイズにされてしまった。
- ノナカ
- エンターブレイン勤務の「いい電子」初代単行本担当。本名野中智恵。本職は雑誌「コミックビーム」の担当(尚、2002年に寿退社している)。サイン会会場などで、よく松村に間違われた。
- 山下
- ノナカの後任となった「いい電子」2代目単行本担当。4巻からの担当で、担当入社したばかりの新人であった。
- 伊集院光
- タレント。内藤と同じく日本ハムファンである。なので内藤とは仲がよく、試合やキャンプなどで出会うことも多い。(出会いも内藤が先)。伊集院のラジオ番組「日曜日の秘密基地」のクイズコーナーにみずしな、内藤(当時松村)に漫画家仲間の桑木みきと田代哲也と組み参加したことがあり、そこからみずしなと伊集院との確執が生まれている模様。
- 業次郎(ぎょうじろう)
- 知人の飼い猫で、しばらく留守をするたびにみずしなが預かっている。いい電子内で1,2を争うかわいさで、内藤、後藤ともイチコロ。しかし最近は預かる機会が少なく、登場機会も少ない。
- こいずみまり
- みずしなの友人でもある漫画家。ゲームショー関連ネタで出てくることが多い。昔、某ゲーム会社で働いていたことがあり、その会社のブースに近づくと発狂する。
単行本
- 1巻:2000年10月25日発売
- 2巻:2001年11月26日発売
- 3巻:2002年10月25日発売
- 4巻:2003年12月25日発売
- 5巻:2005年04月25日発売
- 6巻:2006年04月24日発売
- 7巻:2007年04月25日発売
出演情報
- 2003年06月08日 「伊集院光 日曜日の秘密基地」内「2時間クイズむずかC」にみずしな孝之、松村佳代子(現:内藤佳代子)が一般人参加者として出演。