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火星日

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
火星では、時間1の後に時間2が続くのは、恒星日の長さ。時間1の後に時間3が続くのは、太陽時またはSolの長さ。

火星日(かせいじつ、Sol、Mars-day、Martian day)とは、火星における一日の時間である。火星の一日は、地球における時間の単位を使用すると、平均24時間39分35.244秒となる[1]

約668 Solで火星の一年となる。地球と同じように春分などの季節があり、日の入りや夏の日照時間なども同様に変化する。Solという単位は、ラテン語の太陽に由来し、1976年に行われたNASAの火星探査計画バイキング計画において用いられ定着した[2][1]

地球での昨日などと区別し、yestersol、tosolとDayと置き換えて使用される。明日に当たる tomorrow では、nextersol、morrowsol、solmorrowなどの使用が認められる[3]

出典

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  1. ^ a b Allison, Michael (30 June 2015). “Technical Notes on Mars Solar Time as Adopted by the Mars24 Sunclock”. ゴダード宇宙科学研究所. アメリカ航空宇宙局(NASA). 13 June 2018閲覧。
  2. ^ Snyder, Conway W. (1979). “The extended mission of Viking”. Journal of Geophysical Research 84 (B14): 7917–7933. doi:10.1029/JB084iB14p07917. 
  3. ^ Martínez-Frías, Jesús (28 September 2002). “Marte: 'yestersol', 'tosol' y 'solmorrow' [Mars: 'yestersol', 'tosol', and 'solmorrow']” (スペイン語). El Mundo (Madrid, Spain: Unidad Editorial S.A.). http://www.elmundo.es/elmundo/2012/09/27/ciencia/1348773912.html 23 April 2014閲覧。 

関連項目

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