タルシス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
タルシス
Tharsis
地形性の雲が火山の山頂付近に見られるタルシス地域
地形性の雲が火山の山頂付近に見られるタルシス地域のカラー画像。左上部はオリンポス山、中央はタルシス三山である。三山のうち、上はアスクレウス山、中央はパヴォニス山、下はアルシア山である。
種類 台地
天体 火星 火星
座標 北緯0度 東経260度 / 北緯0度 東経260度 / 0; 260座標: 北緯0度 東経260度 / 北緯0度 東経260度 / 0; 260
由来 聖書タルシシュ

タルシス (Tharsis) 地域は、火星赤道の巨大な火山平原である。マリネリス峡谷の西端にある。その名は聖書に記された、世界の西の果てにある土地の名タルシシュによる[1]

概要[編集]

タルシス地域とその周辺の標高図

この地域は、太陽系で最大規模の火山の幾つかがあるタルシス台地を含む。その中のオリンポス山は、35~38億年前のノアキス紀のうちの1億年間にマントルプルームの上昇によってできた[要出典]

タルシス台地の巨大さは、火星地質学に大きな影響を及ぼした。タルシス地域は、タルシスの谷 (trough) と呼ばれる、環状の低地に囲まれている。そして、火星の反対側にはタルシス台地より小さなアラビア大陸英語版があるが、これはタルシスの重みの結果形成された可能性がある。これらの特徴は、ノアキス紀後期の火星の渓谷の形成における主要な影響であった。タルシスのマグマから噴出した大量の二酸化炭素水蒸気は、火星が湿潤だった時代に重要な働きをしたと考えられる。ロジャー J. フィリップスの2001年の計算では、火星表面が1500ヘクトパスカルの二酸化炭素の大気と、平均120mの深さの液体の水で覆われたことを示している。

火山[編集]

タルシス台地の主要な火山を以下に示す。

画像[編集]

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]