渡島当別トンネル
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概要 | |
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路線 | 北海道新幹線 |
位置 | 北海道(木古内駅-新函館北斗駅間) |
座標 | 北緯41度45分15.1秒 東経140度31分35.3秒 / 北緯41.754194度 東経140.526472度 |
現況 | 供用中 |
起点 | 北海道上磯郡木古内町 |
終点 | 北海道北斗市茂辺地 |
運用 | |
建設開始 | 2005年(平成17年)9月 |
完成 | 2009年(平成21年)8月24日 |
開通 | 2016年(平成28年)3月26日 |
所有 | 鉄道建設・運輸施設整備支援機構 |
管理 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
通行対象 | 鉄道車両(新幹線専用) |
技術情報 | |
全長 | 8,060m |
軌道数 | 2(複線) |
軌間 | 1,435mm(標準軌) |
電化の有無 | 有(交流25,000V・50Hz) |
設計速度 | 260km/h |
勾配 | 13 ‰ |
最小曲線半径 | 6,500m |
渡島当別トンネル(おしまとうべつトンネル)は、北海道北斗市と上磯郡木古内町を結ぶ、北海道新幹線の鉄道トンネルである。木古内駅と新函館北斗駅の間に位置する。全長8,060 mで、北海道新幹線の新青森 - 新函館北斗間では青函トンネル(在来線の海峡線として1988年から供用)に次いで、2番目に長く、すでに建設が決定している札幌までの区間も含めると、10番目に長いトンネルである。
整備新幹線の建設を担当している鉄道建設・運輸施設整備支援機構の発注により、2005年(平成17年)9月に着工した。西工区の3,880 mを鉄建建設・伊藤組土建・岩田地崎建設・松本組の共同企業体が、東工区の4,180 mを大成建設・岩田地崎建設・岩倉建設・加藤組土建の共同企業体が、それぞれ受注した。トンネル外の設備の準備を進めた上で、2006年(平成18年)1月19日に西工区の掘削を開始し、3月には東工区の掘削を開始した。月進掘削距離は約100 mで両側から建設が行われ、2009年(平成21年)7月3日に貫通した。2009年(平成21年)8月24日に貫通式が行われた。その後、コンクリートの吹きつけなどの関連工事が進められた。総工費は約140億円としている。供用は北海道新幹線(新青森駅 - 新函館北斗間)が開業した2016年(平成28年)3月26日からであった。
外部リンク
[編集]- 北海道新幹線の最長トンネルが貫通 日経BP社 ケンプラッツ
- 北海道新幹線渡島当別トンネル貫通式 木古内町
- 「渡島当別トンネル」貫通 開業へ前進 新設区間で最長【木古内、北斗】 函館市・道南地域ポータルサイト e-HAKODATE(提供 函館新聞社 2009/8/25)
- 北海道新幹線渡島当別トンネルの掘削開始のお知らせ 鉄道・運輸機構 平成18年1月19日 (PDF)
- 「渡島当別トンネル」貫通 開業へ前進 新設区間で最長 函新トピック